2歳の息子が手足口病にかかって、
恐らく飛沫感染か何かで、自分もかかった。
エゲツないほど辛かったので、
後々忘れないように記録しておこうと思う。
5月27日(月)
会社。夕方から急に体調が悪くなる。
熱あるなー、と思いつつ、21:00まで耐える。
仕事を終えて、自宅に帰り熱をはかる。
37.8℃ 平熱が36.8℃ぐらいなので、
まあしんどいのも頷ける。
熱いお風呂に長く浸かって、めちゃ厚着して、
薬と栄養ドリンクを飲んで寝た。
夜中に何度も目が覚めて、寒気が止まらない。
5月28日(火)
早朝、熱が下がらない。解熱剤を飲んで、
もう一度寝る。正午に起きたらフラフラした。
けれどこの日は、会社の上司のお母様が
亡くなったので、岐阜県までお通夜に出席を
する為に、自家用車で出なければいけない。
8年以上お世話になっている方。どんなに
しんどくても、絶対行くって決めてた。
熱は37.0℃、よし、いける。
17:00前に岐阜県に着いた。途中、何度も
休憩しながら、水分補給と薬で急場を凌いだ。
精力のつくものを食べようと鰻屋に入る。
ちょっと豪華な夕食も、この時点がピーク。
熱を計ると38.5℃ 死ぬど、マジで...
19:00からお通夜に参列し、20:00には終わり。
上司に気を遣わさないように、平静を装い、
車に乗った途端に意識が飛びかけた。
21:00-23:00ぐらいまでコンビニ駐車場で寝て、
いよいよ真夜中の一人ドライブ。
頭がボーッとする中、休憩しながら帰る。
夜中2時に自宅に着いた頃はまだ38.5℃あった。
とりあえず明日も休めないから無理に寝た。
このあたりから、手の指が痒くなってきた。
けれどこれは、ただの痒みだと思っていた。
5月29日(水)
朝起きて熱を計る。36.5℃!よしいける!
指が痒いなー。と思いつつ、家を出る準備。
出る直前の玄関で奥さんに、それって...
手足口病なんじゃないか?って言われた。
昼頃、手のひらにポツポツ発疹が出始める。
足の裏も痒くなってきた。ネットで
手足口病を調べたら、症状がまるっきり同じ。
怖い...このあとどうなってしまうんやろ。
夕方、痒みと発疹が恐ろしいほど増加。
口内炎というか、喉の奥に激痛が走る。
唾を飲み込むだけで痛い。夜ご飯に味噌汁
を飲んだだけで、針の塊を飲み込んだような、
激痛にさいなまれる。地獄だったのは、夜。
めちゃくちゃ眠たいのに、寝れない。
手足の発疹が30個、40個、50個....
痒すぎて何度も水を浴びに風呂へ。
痒くて寝れないし、歩くのも痛い。
スマホの電源ボタンすら痛くて押したくない。
結局、ほとんど寝ないまま、朝を迎えた。
5月30日(木)
すっかり手足の発疹がくっきり真っ赤に見える。
足の裏にも無数の水疱。歩くたびに、剣山の上を
歩いているようなズキズキした痛み。
喉もやばい。お茶すら痛い。飲むヨーグルトは
なんとか飲めたけど、何も食べる気がしない。
この日は面接官をしてから、奈良へ出張。
手足は見るも無残な状態だけど、顔にはまだ
発疹は少なく、面接官の時はマスクを外して、
なんとか乗り切った。奈良ではキツかった。
鹿を見たくて部下と結構歩いて、楽しかったが、
めちゃくちゃ足が痛くて、足の裏がどうなって
しまっているのか、もう考えたくもなかった。
家に帰って足の裏を見た。グロい....
真っ赤、足の指間まで真っ赤な発疹、
中には白いものもあって、これ全部潰れたら、
二度と地面を踏めなくなるんじゃないかと、
恐怖に心が支配されそうになった。
風呂はシャワー。熱いお湯は不可。激痛。
ほぼ水で全身を洗い、とにかく冷やす。
就寝時、昨日の痒みの反省を生かし、
アイスノンや保冷剤をたくさん用意。
足に敷いて、痒みを抑え、
保冷剤を握りしめて、痒みを鎮め、
その好きに一気に寝る。結構、いけた。
5月31日(金)
朝、ベッドから降りるのもキツい。
普段できることが全て痛い。
手足口病ってすごいウィルスやな。
人間の掴む、歩く、食べる、飲む、といった、
すごく大事な部分だけを抑止してくる。
人間を殺すためのウィルスなんじゃないか。
夕方ぐらいまで痒いし痛い。箸を持つ手も痛い。
ただ20:00ぐらいから痛みも痒みも鎮化。
あれ?って思うぐらい突然。歩いても普通。
手は直接触れるからちょっとピリッとする。
けど、急に大丈夫っぽくなってきた。
家に帰って見たら、やっぱりグロいけど、
それでも痛み痒みはほとんどない。
アレグラやロキソニンが効いたんか?
今夜は冷やすまでもなく、眠れそう。
ただ、昨日より顔の発疹が出てきた。
赤い。これ増えそうな気がする。
あと、唇の上の方に切れ目みたいな、
口角炎みたいなのができた。口舌炎もある。
手足から口への大移動なのか?
それとも油断させておいての、明日なのか?
発症3日目で治りはじめていいのか?
まだ半信半疑ながら、これを書く気力だけは、
蘇った。今のところ、大丈夫っぽいが...
天津飯とレバニラも食べれたし。
月末最終日、今月は、ディズニーでの2日連続
思いっきり歩くデイを経て、この病気。
運転もたくさんしたし、本当に色々大変な月
だったと思う。
自分がゾンビになっていくような感覚。
そして母親は癌のとき、どんな思いだったのか、
こんな痒いだけのしょうもない病気でも、
こんだけ辛いし怖いのに、「死が確定している」
そんな病気のなか、どんな気持ちで日々を
過ごしていたんだろう。そんなことを思った。
辛かったけれど、これも経験。
前向きにいこう。
明日はどうなってることやら...
恐らく飛沫感染か何かで、自分もかかった。
エゲツないほど辛かったので、
後々忘れないように記録しておこうと思う。
5月27日(月)
会社。夕方から急に体調が悪くなる。
熱あるなー、と思いつつ、21:00まで耐える。
仕事を終えて、自宅に帰り熱をはかる。
37.8℃ 平熱が36.8℃ぐらいなので、
まあしんどいのも頷ける。
熱いお風呂に長く浸かって、めちゃ厚着して、
薬と栄養ドリンクを飲んで寝た。
夜中に何度も目が覚めて、寒気が止まらない。
5月28日(火)
早朝、熱が下がらない。解熱剤を飲んで、
もう一度寝る。正午に起きたらフラフラした。
けれどこの日は、会社の上司のお母様が
亡くなったので、岐阜県までお通夜に出席を
する為に、自家用車で出なければいけない。
8年以上お世話になっている方。どんなに
しんどくても、絶対行くって決めてた。
熱は37.0℃、よし、いける。
17:00前に岐阜県に着いた。途中、何度も
休憩しながら、水分補給と薬で急場を凌いだ。
精力のつくものを食べようと鰻屋に入る。
ちょっと豪華な夕食も、この時点がピーク。
熱を計ると38.5℃ 死ぬど、マジで...
19:00からお通夜に参列し、20:00には終わり。
上司に気を遣わさないように、平静を装い、
車に乗った途端に意識が飛びかけた。
21:00-23:00ぐらいまでコンビニ駐車場で寝て、
いよいよ真夜中の一人ドライブ。
頭がボーッとする中、休憩しながら帰る。
夜中2時に自宅に着いた頃はまだ38.5℃あった。
とりあえず明日も休めないから無理に寝た。
このあたりから、手の指が痒くなってきた。
けれどこれは、ただの痒みだと思っていた。
5月29日(水)
朝起きて熱を計る。36.5℃!よしいける!
指が痒いなー。と思いつつ、家を出る準備。
出る直前の玄関で奥さんに、それって...
手足口病なんじゃないか?って言われた。
昼頃、手のひらにポツポツ発疹が出始める。
足の裏も痒くなってきた。ネットで
手足口病を調べたら、症状がまるっきり同じ。
怖い...このあとどうなってしまうんやろ。
夕方、痒みと発疹が恐ろしいほど増加。
口内炎というか、喉の奥に激痛が走る。
唾を飲み込むだけで痛い。夜ご飯に味噌汁
を飲んだだけで、針の塊を飲み込んだような、
激痛にさいなまれる。地獄だったのは、夜。
めちゃくちゃ眠たいのに、寝れない。
手足の発疹が30個、40個、50個....
痒すぎて何度も水を浴びに風呂へ。
痒くて寝れないし、歩くのも痛い。
スマホの電源ボタンすら痛くて押したくない。
結局、ほとんど寝ないまま、朝を迎えた。
5月30日(木)
すっかり手足の発疹がくっきり真っ赤に見える。
足の裏にも無数の水疱。歩くたびに、剣山の上を
歩いているようなズキズキした痛み。
喉もやばい。お茶すら痛い。飲むヨーグルトは
なんとか飲めたけど、何も食べる気がしない。
この日は面接官をしてから、奈良へ出張。
手足は見るも無残な状態だけど、顔にはまだ
発疹は少なく、面接官の時はマスクを外して、
なんとか乗り切った。奈良ではキツかった。
鹿を見たくて部下と結構歩いて、楽しかったが、
めちゃくちゃ足が痛くて、足の裏がどうなって
しまっているのか、もう考えたくもなかった。
家に帰って足の裏を見た。グロい....
真っ赤、足の指間まで真っ赤な発疹、
中には白いものもあって、これ全部潰れたら、
二度と地面を踏めなくなるんじゃないかと、
恐怖に心が支配されそうになった。
風呂はシャワー。熱いお湯は不可。激痛。
ほぼ水で全身を洗い、とにかく冷やす。
就寝時、昨日の痒みの反省を生かし、
アイスノンや保冷剤をたくさん用意。
足に敷いて、痒みを抑え、
保冷剤を握りしめて、痒みを鎮め、
その好きに一気に寝る。結構、いけた。
5月31日(金)
朝、ベッドから降りるのもキツい。
普段できることが全て痛い。
手足口病ってすごいウィルスやな。
人間の掴む、歩く、食べる、飲む、といった、
すごく大事な部分だけを抑止してくる。
人間を殺すためのウィルスなんじゃないか。
夕方ぐらいまで痒いし痛い。箸を持つ手も痛い。
ただ20:00ぐらいから痛みも痒みも鎮化。
あれ?って思うぐらい突然。歩いても普通。
手は直接触れるからちょっとピリッとする。
けど、急に大丈夫っぽくなってきた。
家に帰って見たら、やっぱりグロいけど、
それでも痛み痒みはほとんどない。
アレグラやロキソニンが効いたんか?
今夜は冷やすまでもなく、眠れそう。
ただ、昨日より顔の発疹が出てきた。
赤い。これ増えそうな気がする。
あと、唇の上の方に切れ目みたいな、
口角炎みたいなのができた。口舌炎もある。
手足から口への大移動なのか?
それとも油断させておいての、明日なのか?
発症3日目で治りはじめていいのか?
まだ半信半疑ながら、これを書く気力だけは、
蘇った。今のところ、大丈夫っぽいが...
天津飯とレバニラも食べれたし。
月末最終日、今月は、ディズニーでの2日連続
思いっきり歩くデイを経て、この病気。
運転もたくさんしたし、本当に色々大変な月
だったと思う。
自分がゾンビになっていくような感覚。
そして母親は癌のとき、どんな思いだったのか、
こんな痒いだけのしょうもない病気でも、
こんだけ辛いし怖いのに、「死が確定している」
そんな病気のなか、どんな気持ちで日々を
過ごしていたんだろう。そんなことを思った。
辛かったけれど、これも経験。
前向きにいこう。
明日はどうなってることやら...