ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2013-295

2013年10月25日 06時37分43秒 | マリーンズ2011~15


ロッテ1位石川に伊東監督2桁勝利指令
 ロッテ伊東勤監督(51)が東京ガスの150キロ右腕、石川歩投手(25=中部大)の交渉権を引き当てた。巨人原監督との一騎打ちで、先に右手でくじを引いた。力をためるため、朝から洗顔も歯磨きも左手でしたという。西武監督時代は06年にくじを外しており「このために右手を取っておいた。巨人はリーグ優勝して、日本シリーズもある。全部いいとこ持ってかれてもね。少しくらいツキを分けてくれていい」とにんまり。交渉権獲得に右拳を突き上げた。
 先発完投型の即戦力として評価している。今季は先発不足に泣かされ完投は3試合のみ。指揮官は石川を西武岸に似たタイプとし「バランスが良い。クイックもけん制もバント処理も優れている」と絶賛。一方、徹底した実力主義を掲げており「自分の目で確認して、良ければ使う。プロの世界は厳しいですから。ポジションを空けて待つということはない。ぜひ2ケタ勝てる投手になってほしい」と話し、実力で先発枠を勝ち取るよう期待した。【鎌田良美】
(日刊)


「右手を取っておいた」/伊東監督
 ロッテ伊東勤監督が東京ガス・石川の交渉権を引き当てた。巨人原監督との一騎打ちで、先に右手でくじを引いた。力をためるため、朝から洗顔も歯磨きも左手でした。
 「このために右手を取っておいた。巨人はリーグ優勝して、日本シリーズもある。全部いいとこ持ってかれてもね。少しくらいツキを分けてくれていい」。
 石川を西武岸に似たタイプとした。
 「バランスが良い。クイックもけん制もバント処理も優れている。自分の目で確認して、良ければ使う。プロの世界は厳しいですから。ポジションを空けて待つということはない。ぜひ2ケタ勝てる投手になってほしい」。
(日刊)


伊東監督勝った一騎打ち 原巨人から石川“強奪”
 【ロッテ1位 石川歩 投手・東京ガス】ドラフト会議開始から3時間半後の午後8時半。「一緒に優勝目指して頑張ろう!」という伊東監督の直筆メッセージが記された当たりクジを、林信平球団本部長から受け取った石川は初めて浴びる無数のフラッシュに照れ笑いを浮かべた。
 「少しは実感が湧いてきた。(伊東監督の)ガッツポーズを見たときは鳥肌が立った。1年目からしっかり活躍したい」
 2年越しの夢をかなえた。社会人2年目の昨年はドラフト候補に名前が挙がりながら指名漏れし「だいぶ落ち込みました」。しかし、菊池壮光監督から「東京ガスを背負う投手になれ」と活を入れられ「今年は勝負をかけた」という。悔しさをバネにランニングやウエートトレーニングで追い込み、球速は150キロに到達。「去年の自分とは全然違う」と自信を持って臨んだ都市対抗では2勝を挙げて8強入りに貢献した。また、今月上旬の東アジア大会(中国)では守護神としてチームを優勝に導き、先発、抑えの両方の適性があることを示してみせた。
 楽天・田中、広島・前田健らと同じ88年生まれ。滑川(富山)では甲子園出場経験はないが、中部大を経て東京ガスに入社。1メートル86の長身から繰り出すスピンの利いた直球に加え、落差のあるカーブ、シンカーが武器だ。巨人との一騎打ちの抽選の末、交渉権を引き当てた伊東監督は右拳を握り「2桁以上勝てる投手になってほしい」と待望の先発投手の指名に成功し、早くも高い期待を寄せた。
 同じ富山出身の西野がいるロッテについて「雰囲気の良いチーム。活躍して地元を盛り上げていきたい」と石川。色紙には「全力」と記し「気持ちの隙が出ないように常に全力でいきたい」と力を込めた。これまで無名の存在だった遅咲きの黄金世代右腕が、ようやくプロの世界で歩み出す。
(スポ二チ)




【ロッテ】ドラ1東京ガス・石川、昨年の指名漏れから一転「鳥肌たった」
 「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われた。巨人、ロッテが1位競合した東京ガス・石川歩投手(25)は、ロッテが交渉権を獲得。指名漏れの屈辱を味わった昨年から一転、今年は主役の一人となり「2球団も1位で指名していただき、鳥肌が立ちました」と興奮気味に振り返った。
 ドラフト後はさっそく東京・大田区のクラブハウスで林球団本部長らから指名あいさつを受けた。伊東監督のサイン色紙と、「一緒に優勝目指して頑張ろう!」という直筆メッセージ付きの交渉権獲得の紙を手渡され「実感が湧いてきました」と笑みがこぼれた。
 ドラフト会場では、巨人との抽選を制した指揮官が喜びを爆発させた。「クジ運には自信がない」と言いながらも「朝からできるだけ右手を使わないようにした」と験担ぎし、その右手で当たりをゲット。「見事に生きましたね」と胸を張った。
 石川は先発も抑えもこなせる万能タイプ。ロッテは今季3位ながら、2ケタ勝利投手不在、完投数3に終わっただけに、伊東監督は先発ローテーション入りに期待を寄せ、「ウチの中でも1年間やってくれる力はある。2ケタ勝てる投手になってほしい」と熱いエールを送った。
(報知)




【ロッテ】ドラ1・石川、夢実現に興奮「鳥肌立った」
 プロ野球ドラフト会議が24日に都内ホテルで行われた。石川歩投手(25)=富山・滑川高出=は巨人、ロッテとの1位競合の末、ロッテが交渉権を獲得した。富山県出身者初の1位入札、1位競合となった石川は「鳥肌が立ちました」と夢の実現に興奮気味。伊東勤監督(51)から早くも「2ケタ勝てる投手になってほしい」と託された150キロ右腕には、同郷で今年9勝と大ブレークした西野勇士投手(22)との共闘にも期待がかかる。
 無数のフラッシュが石川の硬い表情を照らし出した。東京・大田区の東京ガスのクラブハウス内に設置された会見場へ、緊張気味に登場した右腕は「非常に高く評価していただき、うれしく思ってます」と声を張り上げた。巨人、ロッテの1位競合の末、ロッテが交渉権を獲得。野球を始めた小学3年から抱いていた「プロ野球選手」の夢を最高の形でかなえた。
 1年前も同じ東京ガス選手寮の食堂でドラフトの様子をテレビで見ていた。最後まで名前が呼ばれず、酒で悔しさを紛らわした。その直後に、入社時から能力を高く評価していた菊池壮光監督(45)から「持ってるものを1年かけて出していこう。腕を振って投げよう」とゲキを受けたのが再出発の転機だった。
 結果として、巨人をはじめとする複数の球団が1位候補にリストアップするまでに成長した。石川は自身の名前が次々と躍り出た最近の新聞報道を目にしながら「(胸を)刺されました」と独特の言い回しで驚きを表現。そして、実際に巨人、ロッテの2球団が1位競合し「2球団も指名していただき、鳥肌が立ちました」と振り返った。
 ロッテには同郷で今季9勝、オールスター初出場と大ブレークした西野=新湊高出=がいる。2学年下の右腕と面識はないが、今年の奮闘ぶりは印象深く「同じ富山出身ですごいなと思いました」。来季以降は先発ローテ投手同士として、チームを支えていきたいところだ。
 ドラフト後は、さっそくクラブハウスでロッテから指名あいさつを受けた。担当の諸積スカウトは「(石川の1位は)早い段階で決めていた。今年のドラフトでこれ以上の投手はいなかった」と説明。高い期待がかかる石川は「強気に攻めて、1年目から活躍したい」と息巻いた。富山県出身初の1位入札、1位競合にふさわしい活躍を必ず見せる。

 ◆石川 歩(いしかわ・あゆむ)1988年4月11日、富山・魚津市生まれ。25歳。小学3年から本江スポーツ少年団で野球を始める。滑川高では1年秋からエース。3年夏は3回戦敗退。中部大では1年秋からベンチ入りし、2年時に全日本大学選手権に出場。同年11月に大学日本代表候補に選出。186センチ、75キロ。右投右打。血液型A。家族は両親と姉、弟。
(報知)




ロッテ・伊東監督、渾身ガッツ!即戦力の石川ゲット/ドラフト
 プロ野球ドラフト会議(24日、都内ホテル)優勝するために足りなかった、先発完投型の即戦力投手を、ロッテ・伊東監督が引き当てた。
 巨人・原監督との競合を制した伊東監督は、石川のくじを引いた右手で大きくガッツポーズ。石川は「高く評価していただいて、素直にうれしいです。ガッツポーズを見たら鳥肌が立ちました」と笑みを浮かべた。
 昨年はプロ志望届を提出も指名漏れ。「落ち込んだ」というが練習量を増やして、153キロまで球速を伸ばした。
 伊東監督も満面の笑みだ。今季、ロッテの完投数はリーグ最少の3。「ナンバーワン評価の投手だった。今年は完投能力のある投手が少なかった。ウチに入れば、1年間やってくれると思う。岸(西武)に似ている」と期待。2位では「捕手では彼が一番よかった」と評価していた吉田(立正大)も指名し、満点ドラフトとなった。(塚沢健太郎)
(サンスポ)


ロッテ1位石川、指名に「鳥肌立った」
 巨人との競合の末にロッテの1位で引き当てられた東京ガス・石川歩投手(25)は、伊東監督のガッツポーズに「鳥肌が立った」と笑みを見せた。昨年指名漏れした悔しさをばねに成長した。最速150キロ直球とカーブ、シンカーが武器で、東アジア大会では日本の抑えとして優勝に貢献した。「自信のある球種はストレート。強気で攻めていくところを見てもらいたい」と力を込めた。
(デイリー)




ロッテ・伊東監督は笑顔「かなり高得点」/ドラフト
 プロ野球のドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。ロッテは1位指名で巨人と競合したが、くじ引きで石川の交渉権を獲得した。見事に引き当てた伊東監督は「右手を使わないようにしていた。汚れないようにね」と笑みを浮かべた。
 即戦力右腕の石川に加え、2位で大型捕手の吉田の指名に成功。今季は里崎が故障で離脱した時期もあったために2番手捕手の育成が課題だった。補強ポイントに合致したドラフト会議となり指揮官は「予定通りいけました。かなり高得点。九十点はいけたんじゃないかと思う」と表情が緩んだ。
(共同)


「運命的な出会いに期待」/伊東監督
 ロッテ伊東勤監督が23日、運命の出会いを願った。1位指名が競合ならくじを引く。西武監督時代は06年にヤクルト増渕を外したが、引いた時点で当たりくじは残っていなかった。「運は強くないんだけど運命的な出会いに期待したい」。QVCマリンで行ったスカウト会議では、「補強ポイントを考えれば投手か、あるいは捕手かでかなり議論した。いずれにしても即戦力」と話し、東京ガスの即戦力右腕、石川が1位候補に浮上した。
(日刊)


ロッテドラ1・石川、伊東監督ガッツポーズに鳥肌/ドラフト
 プロ野球のドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。ロッテが、巨人との競合の末に交渉権を獲得した東京ガスの石川は、伊東監督のガッツポーズに「鳥肌が立った」と笑みを見せた。
 昨年指名漏れした悔しさをばねに成長した。最速150キロの速球とカーブ、シンカーが武器で、東アジア大会では日本の抑えとして優勝に貢献。伊東監督からは先発として2桁勝利を期待されている。
 プロ入りに不安もあると漏らしながらも「自信のある球種はストレート。強気で攻めていくところを見てもらいたい」と力を込めた。
(共同)


ロッテ1位石川「指名瞬間は鳥肌立った」
 ロッテ1位の東京ガス・石川歩投手(25)がストレート勝負を誓った。巨人と競合したが「どちらがいいとかはなかった。プロであれば。指名の瞬間は鳥肌が立った」と喜んだ。
 昨季は指名漏れしたが、心機一転、トレーニングに励み、最速を147キロから150キロに伸ばした。富山県出身で子供のころは中日ファン。速球を武器にしていた中里篤史(現巨人スコアラー)があこがれで「ストレートで押せる投手。自分の武器もストレートだと思っています」とプロの舞台でも力強く挑むことを宣言した。
(日刊)


ロッテ伊東監督 石川当てた「2桁以上勝てる投手」先発の期待大
 ロッテ伊東監督は、1位指名で石川(東京ガス)を巨人との競合の末、引き当てた。「くじ運は良くない方だが。きょうは朝から右手を使わないで、この時のためにと思っていた」。
 当初は松井(桐光学園)をトップ指名する予定だったが、直前になって方針変更、不足する先発陣の駒を補う路線を取った。「今年は先発で頭を悩ませた。(石川は)先発完投の力を持っている。2桁以上勝てる投手に育ってほしい」と期待をかけた。
 最後に石川に向けて「若くのびのびしたチーム。一緒にやりましょう」と、力強く呼びかけた。
(スポ二チ)


【ロッテ1位】巨人と競合も…石川歩 試合作れる150キロ本格派右腕
 ロッテは巨人との競合で東京ガスの石川歩投手の交渉権を獲得した。

 【石川歩(いしかわ・あゆむ)投手 25歳 東京ガス 右投右打 1メートル85、70キロ】
 社会人でみるみるうちに力をつけ、3年目でプロに挑む力をつけた。しなやかな腕の振りから150キロに達する直球を投げ込む。
 大学4年時や社会人2年目の昨年もプロから評価されていたが、今年一気に1位候補に急浮上。1メートル85、70キロのひょろりとした体型ながら、フォームの安定感には定評があり、制球もまとまっている。
 エース格となった今年の都市対抗は2試合に先発し15イニングを投げて1失点。大崩れせずに試合を作れるタイプで、プロでも先発としての活躍が期待されそうだ。
(スポ二チ)


【ロッテ】ドラ1東京ガス・石川、引き当てた!
 プロ野球ドラフト会議は、24日午後5時から東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。ロッテは1位で最速150キロ右腕。石川歩=東京ガス=を巨人との2球団競合の末、伊東監督が右手で引き当てた。

 1位・石川歩投手(東京ガス)「うれしいし、鳥肌が立った。強気で攻めていくところを見てもらいたい。まずは両親に感謝したい」

 伊東監督「1年間ローテーションを守れる先発完投型の投手が少なかった。彼(石川)の力からすれば、先発完投を望める。若い選手としのぎを削ってくれたら」

 ◆石川歩(いしかわ・あゆむ)投手=東京ガス=球威があり、シンカーやスライダーなど変化球も多彩。186センチ、75キロ。右投右打の25歳。
(報知)


伊東監督当てた!東京ガス・石川はロッテが交渉権/ドラフト
 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。ロッテは本格派右腕の石川歩投手(東京ガス)を1位指名。巨人との競合となり、抽選の末に交渉権を獲得した。
 伊東監督は「2桁以上勝てる投手になってほしい」と喜びいっぱいに語った。
 2位は吉田裕太捕手(立正大)を指名した。3位は三木亮内野手(上武大)、4位は吉原正平投手(日本生命)、5位は井上晴哉内野手(日本生命)、6位は二木康太投手(鹿児島情報)を指名した。

ロッテ・伊東監督「1年間ローテーションを守れる先発完投型の投手が少なかった。彼(石川)の力からすれば、先発完投を望める。若い選手としのぎを削ってくれたら」
(サンスポ)




ロッテ3位・三木「守備力でアピール」/ドラフト
 プロ野球のドラフト会議が24日、都内のホテルで行われた。上武大の三木はロッテの3位指名に「高く評価してくれてうれしい。守備力でアピールしたい」と意気込みを語った。
 石川・遊学館高時代もプロ志望届を出したが、指名漏れ。ことし6月の全日本大学選手権で日本一に貢献し「高校の時とは違う手応えがあった。精神面で一番成長できた」と感慨深げに話した。目標とする選手に中日の井端やロッテの鈴木を挙げ「ロッテは活気があり、全員で戦うイメージ。球界を代表する選手になりたい」と意気込んだ。
(共同)




顔はマエケン似の吉原「実力も似せられるように」
 【ロッテ4位 吉原正平 投手・日本生命】7月に右肘を故障し、今秋の日本選手権での復帰を目指してきた中で指名を受けた。
「やっと投げられる状態になってきたところで指名していただいた。期待してもらってうれしい。(同じロッテから5位指名の)井上と一緒で心強い」。周囲からは広島・前田健に顔が似ていると言われるという。「前田投手は緩急を使って制球もいい。実力でも似せられるように頑張りたい」と目標に掲げた。
(スポ二チ)


ロッテ4位吉原、同僚5位井上に心強さ
 ロッテから4位指名された日本生命・吉原正平投手(24=東農大)が大阪・吹田市の日本生命コーポレート寮で喜びを語った。
 今夏の都市対抗で右肘を痛め、9月から投球を再開したばかり。「それなのに指名をいただけたのは、それだけ期待してもらっているということ」と笑顔を見せた。
 日本生命からは吉原を含め、4人がドラフト指名を受けた。ロッテ5位指名の井上の名前を出した吉原は「チームの4番打者といっしょに同じ球団に行けるのはうれしいですね」と心強さを感じている様子だった。
(日刊)




井上 中大の先輩・沢村との対戦熱望「ストレート打てれば」
【ロッテ5位 井上晴哉 内野手・日本生命】中大の先輩である巨人・沢村との対戦を熱望した。「あの勢いのあるストレートを打てれば、と思っています」。
 1メートル80、109キロの恵まれた体格からは想像できない柔らかさも持ち合わせており、日本生命・花野監督も「アマチュア球界ではNo・1のバッターですね」と太鼓判を押す。「持っているものを全て出して、体を生かしたプレーをしたい」とプロでの抱負を語っていた。
(スポ二チ)




日本生命から4人も指名 1位指名は小林、柿田の2人
 日本生命からは投打2人ずつ4選手がドラフト指名された。小林と柿田がそれぞれ巨人とDeNAの外れ1位、吉原と井上はロッテの4、5位。社会人では5人指名を受けた05年のNTT西日本に及ばないものの、大量輩出となった。
 特に同じ年に複数の1位指名選手が出るのは同社でも初めて。花野監督は「入社してからプロを目標にやってきた選手たちの頑張りの結果です。大変、光栄なことです」と喜んだ。
(スポ二チ)



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ドラフト 勝ち組はどこ?楽天「100点」広島「100点以上」 巨人は余裕の指名
 注目の桐光学園・松井を勝ち取った楽天の星野監督が「100点」とホクホク顔。2位の常総学院・内田と6位の横山は福島出身、7位の七十七銀行・相原、8位の日本製紙石巻・相沢は宮城の社会人チーム、9位の岩出山・今野は宮城の無名高出身と地元東北にゆかりのある選手も手厚く指名した。

 社会人ナンバーワン投手と呼び声高いJR東日本・吉田を一本釣りしたオリックスは、2位でも即戦力投手の富士重工・東明を指名する会心のドラフト。森脇監督は「アマチュアの中で最も完成度の高い投手を単独で指名できて信じられない」と興奮気味に話した。上位できっちり即戦力を指名できたことで、3位以下は将来性重視の高校生を中心に指名した。

 3球団競合となった九州共立大・大瀬良の当たりくじを引いた広島は1、2位で高校生を指名した昨年から一転、5人中4人が大学・社会人の即戦力ぞろい。松田オーナーは「ばっちり。言うことない。(3位の田中について)いい選手が残ってくれていた。即戦力のタフな中継ぎも将来性のある投手も取れた。百点以上」と大満足だった。

 ロッテは巨人との抽選で東京ガス・石川の交渉権を獲得したのを皮切りに、5位まで全員即戦力を指名。昨年、一昨年も大学・社会人中心に指名し、早くも活躍している選手が多いだけに今年も即戦力志向となった。

 石川をくじで外した巨人は外れ1位で日本生命の捕手・小林を指名。ポスト阿部の期待がかかる。投手陣の戦力が分厚いだけに、2位以下は高校生のみ4人を指名する余裕も見せた。

 西武は大阪桐蔭・森を一本釣り。6位にも大阪桐蔭出身で大阪ガスの捕手・岡田を指名。正捕手の炭谷が来年に国内FA権を獲得するため、後釜候補を加えた。

 DeNAは外れ1位で日本生命・柿田の当たりくじを引き、中畑監督は「即戦力という意味で期待している。21歳とまだ若い。未完成なところもあるが、逆に期待感がある」と期待を込めた。ヤクルトは外れ1位に東都ナンバーワン投手の国学院・杉浦。台所事情が厳しいだけに3位のパナソニック・秋吉、4位の京産大・岩橋とともに早い台頭が期待される。

 中日は外れ1位で聖隷クリストファーの鈴木、2位で四国ILの又吉と独自路線が目立った。阪神は外れ外れ1位で横浜商大の左腕・岩貞。和田監督は「1年目からローテーションに入る力がある。投げ方、球種がうちの能見に似たタイプ」と期待する。

 ソフトバンクは外れ外れ1位でJR九州の加治屋、2位の三菱自動車倉敷オーシャンズ・森、3位の新日鉄住金かずさマジック・岡本といずれも社会人ながら素材型を指名した。くじを3度外した日本ハムは2位のセガサミー・浦野のみ即戦力。他の7人は将来を見越した指名となった。
(スポ二チ)




ドラフト 来年の目玉は157キロ腕 済美・安楽 前橋育英・高橋ら粒ぞろい
 来年のドラフトは、今春センバツで準優勝した済美の安楽智大投手が目玉に挙がる。最速157キロを誇り、1メートル87、85キロと体つきも高校生離れしている。今夏甲子園優勝投手となった前橋育英・高橋光成(こうな)投手は変化球は一級品だ。
 大学生は明大の大型左腕・山崎福也(さちや)投手、早大の有原航平投手は150キロ前後の直球が魅力。09年に興南(沖縄)で甲子園春夏連覇を達成した中大の島袋洋奨投手も上位候補に挙がる素材。早大の中村奨吾内野手、駒大の江越大賀外野手は右の大砲。近大の峰下智弘内野手は攻守のバランスがいい選手だ。
 社会人はNTT東日本の本格派右腕・高木伴投手、JX―ENEOSの石川駿内野手、東芝の石川桜太外野手らが上位候補に挙がってきそうだ。
(スポ二チ)





【気になる記事】
最後の仕事終え加藤コミッショナー謝罪「至らぬ点あった」
 統一球問題で25日に辞任する加藤良三コミッショナーが、ドラフト会議で最後の仕事を終えた。
 閉会宣言でマイクの前に立った加藤氏は観覧したファン1000人の前で「コミッショナーとして至らぬ点がありました」と謝罪し、球界への変わらぬ支援を求めると会場から拍手が起こった。加藤氏は5年4カ月の任期について「振り返るには時間がかかるかもしれません」と話し、名残惜しそうに会場を後にした。
(スポ二チ)




日本シリーズ使用球にコミッショナーのサインなし
 日本シリーズでの使用球に、2011年の統一球導入後、刻印されてきた加藤良三コミッショナーのサインが入っていないことが24日、分かった。
 同コミッショナーは統一球問題の責任を取って日本シリーズ開幕前日の25日に退任するため、日本シリーズのロゴだけが刻印された球を使用する。
(スポ二チ)
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