【パ・リーグ オリックス0―2ロッテ (8月6日 京セラD) 】
「関谷は良いものを出してくれた」/伊東監督
連勝を3に伸ばしたロッテ伊東勤監督のコメント。
「良い試合だった。関谷は初回のピンチを抜けて、良いものを出してくれた。(オリックス先発の)ディクソンも良くて、打てる感じはなかったが、ワンチャンスで点が取れた。最後は4番(デスパイネ)が良いところで打ってくれた」。
ロッテ関谷4勝、右にも解禁チェンジアップ冴えた
ピンチで、ロッテ関谷亮太投手(25)は自分を見失わなかった。1-0の4回1死から連打を浴び、一、二塁。オリックス中島を迎えた。「投げ急ぐ癖がある。間を取って、落ち着いて」と一呼吸入れた。3球で追い込み、最後はボールゾーンに落ちるチェンジアップで空振り三振。次の川端は外の真っすぐを打たせ、二直で切り抜けた。後は危なげなく、7回6安打無失点で4勝目を手にした。
5月後半の初登板初勝利から3連勝と乗ったが、6月15日を最後に勝てなかった。約2カ月ぶり白星も「意外と、そんなにたってないです」という。勝利投手の権利を得ながら、リリーフ陣が逆転を許すこと、2回。運もなかったが「試合を作って貢献したい。1軍で投げる喜びがあります。いつも、後ろの皆さんに助けてもらっている」と感謝の気持ちが大きかった。勝ち負けの結果より、自らのレベルアップに徹した。
取り組みの1つが、チェンジアップの使い方だ。以前は右打者に投げることは少なかった。「右だと振ってくれない」のが理由。ただ、右打者の被打率(この試合まで3割1分7厘。左は1割8分3厘)を考えると、球種が減る影響は無視できない。ここ数試合は右にも積極的に投げ「低めに投げれば振ってくれる」と手応えがあった。この日も、4回のピンチで右の中島に空を切らせた。「右にも、左にも、まんべんなく投げられました」と喜んだ。
伊東監督は「いいものを出してくれた」と評価した。勝ち頭の石川に続く新人右腕の好投で、チームは3連勝だ。【古川真弥】
ロッテ関谷「周りの助けで」粘投7回0封久々4勝
ロッテ関谷亮太投手(25)が7回6安打無失点で、4勝目を挙げた。
1回に1死から連打で一、三塁のピンチを招いたが、T-岡田を二ゴロ併殺。4回、7回にも1死から連打を浴びたが後続を断ち、点を与えなかった。
6月15日以来の勝利にも、「打球が野手の方の正面を突いた。周りに助けてもらっています。(完投は)そんな投手じゃありません」と、控えめに喜んでいた。
ロッテ継投で完封3連勝、関谷4勝 オリックス連敗
オリックスは1回に1死一、三塁としたがT-岡田が二ゴロ併殺打。ロッテは2回2死二塁から細谷の右前適時打で先制した。
オリックスは4回に1死一、二塁としたが中島、川端と倒れて無得点。追加点が欲しいロッテもチャンスが作れず終盤へ。
ロッテは8回にデスパイネの適時打で2点目。逃げ切って3連勝とした。先発の関谷は7回無失点で4勝目。オリックスは2連敗。
ロッテ快勝で3連勝 伊東監督「良い試合だった」
ロッテが快勝で連勝を3に伸ばした。
先発関谷が7回6安打無失点で4勝目。8回は南、9回は益田が抑え、無失点リレーを完成させた。
打線は2回に細谷が右前に先制打。8回には、デスパイネが中前適時打で貴重な追加点を挙げた。
伊東勤監督(53)は「良い試合だった。関谷は初回のピンチを抜けて、良いものを出してくれた。(オリックス先発の)ディクソンも良くて、打てる感じはなかったが、ワンチャンスで点が取れた。最後は4番(デスパイネ)が良いところで打ってくれた」と、満足そうだった。
(以上 日刊)
ロッテ関谷 パ新人トップ4勝 宝刀チェンジアップはまるでフォーク
ロッテのルーキー・関谷の宝刀が光った。1―0の4回1死一、二塁、中島を内角低めに落ちるチェンジアップで空振り三振。続く川端も打ち取り、最大のピンチを無失点で切り抜けた。
7回を6安打無失点。6月15日以来の4勝目に「チェンジアップが良かった。右でも左でも関係なく投げられた」と振り返った。
独特のチェンジアップ。試行錯誤するうちに、中指と薬指を2本の縫い目に添えてツーシームのように投げる握りに行き着いた。「この球がなければプロに入れなかった」と胸を張るほどで、テレビ中継の実況ではフォークに間違えられるほど落差が大きい。左打者には決め球として威力を発揮するため、左の被打率は・192。一方、右打者は・304だった。だが、小林投手コーチから「右打者にも使った方がいい」と助言され、7月13日のソフトバンク戦(QVCマリン)から右打者にも意識して使い始め、投球に幅が広がった。
4勝はパ・リーグの新人トップ。チームに3連勝を呼び込んだ右腕は「(新人王は)頭にない。チームのために試合をつくる」と無欲を強調した。 (渡辺 剛太)
▼ロッテ・益田(9回に登板し、8セーブ目。史上5人目となる入団から5年連続の50試合登板)誇りにするのはこれしかないので、ホッとした。
ロッテ、完封リレーで3連勝!関谷7回無失点で4勝目
ロッテは3投手の継投でオリックス打線を7安打無得点に抑え、3連勝を飾った。先発の新人・関谷は1、4、7回と得点圏に走者を出しながらも要所を締めて7回6安打無失点で今季4勝目。初回にはいきなり1死から連打を浴びて1死一、三塁のピンチを招いたが、4番・T―岡田を二ゴロ併殺打に仕留めて切り抜けた。8回は南が三者連続三振に抑えると、9回は益田が締めて3試合連続セーブを挙げた。
打線は2回、2死から鈴木、細谷の連打で先制すると、8回には2死一、二塁からデスパイネの中前適時打でリードを広げた。
オリックスは再三の得点機を生かせず、2連敗。先発のディクソンは8回途中で9安打を打たれながらも2失点でしのいだが、打線の援護がなかった。
(以上 スポニチ)
ロッテ3連勝!関谷、7回0封で6月以来の4勝「落ち着いて投げた」
ロッテは6日、オリックス18回戦(京セラドーム)に2-0で勝ち、3連勝とした。ドラフト2位・関谷亮太投手(25)=JR東日本=が7回無失点と好投し、6月15日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる4勝目を挙げた。
一回一死一、三塁のピンチで、T-岡田を緩いカーブで二ゴロ併殺打に仕留め「ちょっとばたばたしたところを、ゲッツーで終われた」。3度、得点圏に走者を背負ってもチェンジアップなどで緩急をつけ、「投げ急ぐ癖があるから、間を取って落ち着いて投げた」と自分を見失わなかった。
まだ4勝だが、10試合に先発して5回もたなかったのは1試合だけ。ルーキーながら先発ローテーションの一角をしっかり確保した。「チームのために試合をつくるだけ」と、残るシーズンを見据えた。
(サンスポ)
【ロッテ】関谷、パ新人トップの4勝目「全然そんな…。まだまだ」
新人離れしたロッテ・関谷のマウンドさばきだった。リードはわずかに1点。7回2死二塁のピンチで若月を三ゴロに打ち取っても、表情ひとつ変えずグラブを軽くたたいただけだった。持ち味のチェンジアップが光り、自己最長タイの7回を初めての無失点投球。プロ初勝利を挙げた京セラDで、6月15日の中日戦(ナゴヤD)以来、52日ぶりの4勝目を手に入れた。
試合後もクールを貫いた。「勝ち負けより試合を作って貢献しようと思っていました。結果的に勝ちがついて良かったです」と笑顔は見せない。対照的に、2カード連続勝ち越しを決めた伊東監督は「最高ですね。大学、社会人で経験を積んでいるし、1年目とはいえ修羅場をくぐってきている」と満面の笑みでマウンド度胸を絶賛した。
金曜の石川、日曜の涌井の2本柱に挟まれた“ウィークエンド三男”。「前が石川さん、後ろが涌井さんで、すごく楽に投げさせてもらっています」。4勝とはいえ、勝ち星はパ・リーグの新人トップ。「全然そんな…。まだまだ」と控えめだが、今後のスパート次第では新人王の可能性もありそうだ。(田島 正登)
(報知)
ロッテ・関谷、7回零封4勝目「試合をつくるだけ」
ロッテの新人・関谷が7回無失点で6月15日以来の4勝目を挙げた。一回1死一、三塁、4番のT-岡田を緩いカーブで二ゴロ併殺打に仕留め「ばたばたしたところを、ゲッツーで終われて良かった」と涼しい顔。
10試合に先発して5回を持たなかったのは1試合だけ。「チームのために試合をつくるだけ」と残るシーズンを見据えた。
(デイリー)
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ロッテ 細谷、つなぐ気持ちで決勝打、ノリノリで「サンキュー」
ロッテが接戦を制し3連勝を果たした。決勝打をもたらしたのは細谷のバットだ。2回2死から鈴木がしぶとく右翼線二塁打で出塁。続く細谷はディクソンの146キロの直球を詰まりながらも右前に落とし、貴重な1点を叩き出した。「2死から(鈴木)大地がつくってくれたチャンスだったので、自分は“還そう”ではなく、次に“つなぐ”気持ちだけ。結果的に還す事ができて良かった」と白い歯を見せた。7月6日の西武戦(QVCマリン)以来、実に1カ月ぶりの適時打。伝説のロックバンド「BOOWY」のファンで「幕張のロックスター」の異名を取る細谷は「久しぶりのタイムリーですよね。ナイスタイムリー?サンキュー」とノリノリだった。
三塁の守備でも魅せる。1―0の5回。先頭の若月が放った三遊間への強烈なライナーを横っ跳びでキャッチ。反撃の芽を摘んだ。打線がしぶとく2点を奪い、投手陣が踏ん張り、バックが堅い守りを見せ逃げ切った。伊東監督も「いい試合だった。最高の形」と喜んでいた。
ロッテ 細谷1カ月ぶり適時打で先制「ナイスタイムリー?サンキュー」
3連勝を狙うロッテは2回、細谷の適時打で1点を先制した。2死から鈴木の右二塁打で好機をつくると、細谷は追い込まれてからの5球目、ディクソンの直球を捉えて右前へ。7月6日の西武戦(QVCマリン)以来の適時打で先発・関谷を援護した。
「打ったのはストレートです。ツーアウトから(鈴木)大地が作ってくれたチャンスだったので、自分は返そうの気持ちではなく、次につなぐ気持ちだけ。結果的に還す事ができて良かったです」と喜び、約1カ月ぶりの適時打に「久しぶりのタイムリーですよね。良かった、良かった。ナイスタイムリー?サンキュー」と上機嫌だった。
(以上 スポニチ)
ロッテ・細谷が攻守に活躍…ルーキー関谷もり立て表情充実
ロッテの細谷が攻守に活躍した。二回2死二塁から右前にしぶとく運ぶ先制打を放ち「年間を通してきれいなヒットは少ない。ああいうヒットの方が投手のダメージも大きい」と喜んだ。
三塁の守備でも、五回に先頭打者の若月が放った鋭いライナーに飛び付いて好捕。ルーキーの関谷をもり立て「1-0で先頭を出すと流れが向こうに行ってしまう。集中できていた」と充実した表情だった。
伊東監督(関谷に)
「初回を切り抜けて、いいものを出してくれた。大学、社会人と修羅場をくぐってきた経験が、マウンドで生きている」
益田(新人から5年連続の50試合登板)
「ここまでは順調に来ている。僕が誇れるのはそこしかない。まだほっとする時じゃないけど、良かったなと思う」
(サンスポ)
ロッテ細谷が先制適時打「次につなぐ気持ちだけ」
ロッテ細谷圭内野手(28)が先制打を放った。
2回2死二塁で、オリックス・ディクソンの真っすぐを右前に運び、1点を挙げた。「ツーアウトから大地(鈴木)が作ってくれたチャンスだったので、自分はかえそうの気持ちではなく、次につなぐ気持ちだけ。結果的にかえすことが出来て良かったです。久しぶりのタイムリーですよね。良かった、良かった」と話した。
(日刊)
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【ロッテ】益田、史上4人目の入団5年連続50試合登板
ロッテの抑え・益田が、史上4人目の入団5年連続50試合登板を果たした。2点リードの9回から3連投。完封リレーを完成させ、自身5試合連続セーブとなる8セーブ目をマークした。
右肘痛で7月末から離脱中の西野に代わる守護神。「僕が誇れるのは今はそこ(登板数)しかないので、何とか5年目も50試合投げられて良かったです。関谷に何とか勝たせてあげたかった」と後輩を思いやった。
(報知)
ロッテ益田5年連続50試合登板「こんな早くとは」
ロッテ益田直也投手(26)が1年目から5年連続となる50試合登板を果たした。
2-0の9回に3番手で登板。2死からモレルに右前打を打たれたが、続く小田を空振り三振に仕留め、8セーブ目を挙げた。
50試合登板を「こんなに早くできるとは思いませんでした」と、素直に喜んだ。西野が抜け、新たに抑えを務めている。「8回とは違う緊張感がある。(8回を投げている)南さん、先発が頑張っているので、壊さないようにしたい」と、充実感を漂わせた。
(日刊)
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【オリックス目線】
「ファンの人に申し訳ない」/福良監督
今季14度目の完封負けにオリックス福良淳一監督が怒った。
「ウチの打線が重症」と、矛先を8月5試合で6得点の貧打に向けた。1回1死一、三塁の先制機でT―岡田が併殺打。その後も本塁が遠かった。2連敗で借金は今季ワーストタイの21に。「こんな試合をしていたらファンの人に申し訳ない」。
オリックス完封負け打線重症…福良監督ファンヘ謝罪
オリックスが今季14度目の完封負けで2連敗となり、借金は今季ワーストタイの21となった。
ロッテ関谷の立ち上がりを攻めて1回1死一、三塁としたが、T-岡田が併殺打で先制ならず。その後も本塁が遠かった。8月は5試合すべてで2得点以下。
福良淳一監督(56)は「うまく投げられたというより、ウチの打線が重症。こんな試合をしていたらファンの人に申し訳ない」と謝罪した。
(以上 日刊)
【オリックス】3者連続三振にファンぶちギレ!「気合を入れろバファローズ」
ファンのフラストレーションが爆発した。2点を追う8回裏。伊藤、安達、西野が3者連続で三振に倒れた。あまりのふがいなさに、攻撃が終わった後、右翼スタンドの応援団からは「気合を入れろバファローズ」のコールが複数回起きた。比較的おとなしいと言われるオリックスファンから出た、異例ともいえる“怒り”のコール。その声も届かず、両リーグ最多の今季14度目の完封負けを喫した。
今季初の月間勝ち越しを決めた7月から一転、8月は5試合で計6得点の1勝4敗。福良監督も「(相手の投手どうこうより)うちの方が重症。いつも言うけど、1回あそこで点が入っていたら展開が変わっていた。こんな試合をしていたら、ファンの人に申し訳ない」と貧打を嘆いた。1回1死一、三塁でT―岡田が二ゴロ併殺に倒れるなど、あと1本が出ずにチャンスをことごとく潰した。
巻き返しを期した8月にスタートから出遅れ、借金は再び今季最多タイの21。打開策もないままオリックスが最下位であえいでいる。(筒井 琴美)
(報知)
捕手伊藤を一塁起用も…オリ14度目零敗 借金最多タイ21
オリックスは今季14度目の零敗で2連敗を喫し、今季最悪に並ぶ借金21へ戻った。
初回1死一、三塁でT―岡田が二ゴロ併殺に倒れるなど決定打不足。8回に代打出場した捕手の伊藤は9回の守備からプロ9年目、出場563試合目で初の一塁守備に就いた。福良監督はコンバートの可能性については「分からない」と言葉を濁し、「捕手としては若月と競争させていく。打つ方の調子がいいだけに…ということもある」と説明。貧打解消にあらゆる策を模索する構えだ。
▼オリックス・ディクソン(7回2/32失点も8敗目。京セラドーム5連敗)調子自体は良かった。次も自分の投球ができるように、しっかりと準備をしていく。
オリ 打線振るわず今季14度目の零敗、福良監督「重症ですね…」
オリックスは打線が迫力不足で、今季14度目の零敗を喫した。8月に入って5試合の得点は1、1、2、2、0。深刻な状態が続き、福良監督は「重症ですね、うちの方が。こんな試合をしていたら申し訳ない、ファンの人に」と声を落とした。
ロッテ先発の新人、関谷の緩急を使った投球に手を焼いた。先制の好機だった1回1死一、三塁ではT―岡田が緩いカーブを捉え切れず、二ゴロ併殺打。その後もチェンジアップなどにほんろうされ、打線の見せ場は乏しかった。ディクソンが先発した試合で零敗は今季5度目。8回途中まで2失点と好投した右腕を見殺しにした。
(スポニチ)
迫力不足のオリ打線、今季14度目の零敗に福良監督「重症ですね」
オリックスは打線が迫力不足で、今季14度目の零敗を喫した。8月に入って5試合の得点は1、1、2、2、0。深刻な状態が続き、福良監督は「重症ですね、うちの方が。こんな試合をしていたら申し訳ない、ファンの人に」と声を落とした。
ロッテ先発の新人、関谷の緩急を使った投球に手を焼いた。先制の好機だった一回1死一、三塁ではT-岡田が緩いカーブを捉え切れず、二ゴロ併殺打。その後もチェンジアップなどに翻弄され、打線の見せ場は乏しかった。ディクソンが先発した試合で零敗は今季5度目。八回途中まで2失点と好投した右腕を見殺しにした。
ディクソン(7回2/3を2失点。援護なく8敗目)
「調子自体は良かった。次も自分の投球ができるように、しっかりと準備をしていく」
(サンスポ)
オリ、捕手・伊藤が初一塁 “奇策”むなしく零敗、借金21
オリックスは今季14度目の零敗で、ワーストタイの借金21。福良監督は「こんな試合をしていたらファンの方に申し訳ない」。視線を落とし、打線の惨状を嘆いた。
初回1死一、三塁はT-岡田が二ゴロ併殺。四回1死一、二塁も中島が三振し、川端は二直に倒れた。「(相手投手の状態より)うちの打線の方が重症だね」。指揮官は見せ場を作れず、わずか2時間41分で終わった試合を嘆いた。
最後は八回に代打で起用した伊藤を、九回は出場563試合目にして初めて一塁を守らせた。福良監督は「打つ方の状態がいいだけにね」と最終回の反撃に備えた意図を説明したが、本職が捕手の伊藤を一塁で起用しなければいけない現状が、苦しさを象徴していた。
(デイリー)
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【オリックス】伊藤光、プロ9年目で初の一塁守備「使ってもらえるなら頑張るだけ」
オリックスの伊藤光捕手(27)が、プロ9年目にして初めて一塁で試合に出場した。8回に代打で出場して9回から守備に就き、無死走者なしからいきなり飛んできたフライを危なげなく捕球した。
ウエスタン・リーグでは7月27日のソフトバンク戦(神戸サブ)に「5番・一塁」で出場していた伊藤は「野手として見て感じるバッテリーの雰囲気もある。慣れないところはあるけど、勝つために使ってもらえるなら頑張るだけ」。福良監督は「今後もこのような起用をするかはまだ分からないけど、いろいろ試しながら、若月とも捕手として競争させてね」と説明した。
(報知)
オリックス伊藤が初一塁「いろいろ試しながら」監督
オリックス伊藤光捕手(27)が1軍で初めて一塁守備に就いた。
8回に代打で出場すると、9回はファーストミットを手に一塁へ向かった。無死走者なしから細谷の飛球を無難にキャッチした。
14年のベストナイン捕手だが、今季は若月の台頭もあり出場機会が減少。7月27日の2軍戦には「5番一塁」でスタメン出場していた。福良淳一監督(56)は一塁起用について「いろいろ試しながら。打撃の状態がいいからね。若月と競争させながらやっていく」との方針を明かした。
(日刊)
「関谷は良いものを出してくれた」/伊東監督
連勝を3に伸ばしたロッテ伊東勤監督のコメント。
「良い試合だった。関谷は初回のピンチを抜けて、良いものを出してくれた。(オリックス先発の)ディクソンも良くて、打てる感じはなかったが、ワンチャンスで点が取れた。最後は4番(デスパイネ)が良いところで打ってくれた」。
ロッテ関谷4勝、右にも解禁チェンジアップ冴えた
ピンチで、ロッテ関谷亮太投手(25)は自分を見失わなかった。1-0の4回1死から連打を浴び、一、二塁。オリックス中島を迎えた。「投げ急ぐ癖がある。間を取って、落ち着いて」と一呼吸入れた。3球で追い込み、最後はボールゾーンに落ちるチェンジアップで空振り三振。次の川端は外の真っすぐを打たせ、二直で切り抜けた。後は危なげなく、7回6安打無失点で4勝目を手にした。
5月後半の初登板初勝利から3連勝と乗ったが、6月15日を最後に勝てなかった。約2カ月ぶり白星も「意外と、そんなにたってないです」という。勝利投手の権利を得ながら、リリーフ陣が逆転を許すこと、2回。運もなかったが「試合を作って貢献したい。1軍で投げる喜びがあります。いつも、後ろの皆さんに助けてもらっている」と感謝の気持ちが大きかった。勝ち負けの結果より、自らのレベルアップに徹した。
取り組みの1つが、チェンジアップの使い方だ。以前は右打者に投げることは少なかった。「右だと振ってくれない」のが理由。ただ、右打者の被打率(この試合まで3割1分7厘。左は1割8分3厘)を考えると、球種が減る影響は無視できない。ここ数試合は右にも積極的に投げ「低めに投げれば振ってくれる」と手応えがあった。この日も、4回のピンチで右の中島に空を切らせた。「右にも、左にも、まんべんなく投げられました」と喜んだ。
伊東監督は「いいものを出してくれた」と評価した。勝ち頭の石川に続く新人右腕の好投で、チームは3連勝だ。【古川真弥】
ロッテ関谷「周りの助けで」粘投7回0封久々4勝
ロッテ関谷亮太投手(25)が7回6安打無失点で、4勝目を挙げた。
1回に1死から連打で一、三塁のピンチを招いたが、T-岡田を二ゴロ併殺。4回、7回にも1死から連打を浴びたが後続を断ち、点を与えなかった。
6月15日以来の勝利にも、「打球が野手の方の正面を突いた。周りに助けてもらっています。(完投は)そんな投手じゃありません」と、控えめに喜んでいた。
ロッテ継投で完封3連勝、関谷4勝 オリックス連敗
オリックスは1回に1死一、三塁としたがT-岡田が二ゴロ併殺打。ロッテは2回2死二塁から細谷の右前適時打で先制した。
オリックスは4回に1死一、二塁としたが中島、川端と倒れて無得点。追加点が欲しいロッテもチャンスが作れず終盤へ。
ロッテは8回にデスパイネの適時打で2点目。逃げ切って3連勝とした。先発の関谷は7回無失点で4勝目。オリックスは2連敗。
ロッテ快勝で3連勝 伊東監督「良い試合だった」
ロッテが快勝で連勝を3に伸ばした。
先発関谷が7回6安打無失点で4勝目。8回は南、9回は益田が抑え、無失点リレーを完成させた。
打線は2回に細谷が右前に先制打。8回には、デスパイネが中前適時打で貴重な追加点を挙げた。
伊東勤監督(53)は「良い試合だった。関谷は初回のピンチを抜けて、良いものを出してくれた。(オリックス先発の)ディクソンも良くて、打てる感じはなかったが、ワンチャンスで点が取れた。最後は4番(デスパイネ)が良いところで打ってくれた」と、満足そうだった。
(以上 日刊)
ロッテ関谷 パ新人トップ4勝 宝刀チェンジアップはまるでフォーク
ロッテのルーキー・関谷の宝刀が光った。1―0の4回1死一、二塁、中島を内角低めに落ちるチェンジアップで空振り三振。続く川端も打ち取り、最大のピンチを無失点で切り抜けた。
7回を6安打無失点。6月15日以来の4勝目に「チェンジアップが良かった。右でも左でも関係なく投げられた」と振り返った。
独特のチェンジアップ。試行錯誤するうちに、中指と薬指を2本の縫い目に添えてツーシームのように投げる握りに行き着いた。「この球がなければプロに入れなかった」と胸を張るほどで、テレビ中継の実況ではフォークに間違えられるほど落差が大きい。左打者には決め球として威力を発揮するため、左の被打率は・192。一方、右打者は・304だった。だが、小林投手コーチから「右打者にも使った方がいい」と助言され、7月13日のソフトバンク戦(QVCマリン)から右打者にも意識して使い始め、投球に幅が広がった。
4勝はパ・リーグの新人トップ。チームに3連勝を呼び込んだ右腕は「(新人王は)頭にない。チームのために試合をつくる」と無欲を強調した。 (渡辺 剛太)
▼ロッテ・益田(9回に登板し、8セーブ目。史上5人目となる入団から5年連続の50試合登板)誇りにするのはこれしかないので、ホッとした。
ロッテ、完封リレーで3連勝!関谷7回無失点で4勝目
ロッテは3投手の継投でオリックス打線を7安打無得点に抑え、3連勝を飾った。先発の新人・関谷は1、4、7回と得点圏に走者を出しながらも要所を締めて7回6安打無失点で今季4勝目。初回にはいきなり1死から連打を浴びて1死一、三塁のピンチを招いたが、4番・T―岡田を二ゴロ併殺打に仕留めて切り抜けた。8回は南が三者連続三振に抑えると、9回は益田が締めて3試合連続セーブを挙げた。
打線は2回、2死から鈴木、細谷の連打で先制すると、8回には2死一、二塁からデスパイネの中前適時打でリードを広げた。
オリックスは再三の得点機を生かせず、2連敗。先発のディクソンは8回途中で9安打を打たれながらも2失点でしのいだが、打線の援護がなかった。
(以上 スポニチ)
ロッテ3連勝!関谷、7回0封で6月以来の4勝「落ち着いて投げた」
ロッテは6日、オリックス18回戦(京セラドーム)に2-0で勝ち、3連勝とした。ドラフト2位・関谷亮太投手(25)=JR東日本=が7回無失点と好投し、6月15日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる4勝目を挙げた。
一回一死一、三塁のピンチで、T-岡田を緩いカーブで二ゴロ併殺打に仕留め「ちょっとばたばたしたところを、ゲッツーで終われた」。3度、得点圏に走者を背負ってもチェンジアップなどで緩急をつけ、「投げ急ぐ癖があるから、間を取って落ち着いて投げた」と自分を見失わなかった。
まだ4勝だが、10試合に先発して5回もたなかったのは1試合だけ。ルーキーながら先発ローテーションの一角をしっかり確保した。「チームのために試合をつくるだけ」と、残るシーズンを見据えた。
(サンスポ)
【ロッテ】関谷、パ新人トップの4勝目「全然そんな…。まだまだ」
新人離れしたロッテ・関谷のマウンドさばきだった。リードはわずかに1点。7回2死二塁のピンチで若月を三ゴロに打ち取っても、表情ひとつ変えずグラブを軽くたたいただけだった。持ち味のチェンジアップが光り、自己最長タイの7回を初めての無失点投球。プロ初勝利を挙げた京セラDで、6月15日の中日戦(ナゴヤD)以来、52日ぶりの4勝目を手に入れた。
試合後もクールを貫いた。「勝ち負けより試合を作って貢献しようと思っていました。結果的に勝ちがついて良かったです」と笑顔は見せない。対照的に、2カード連続勝ち越しを決めた伊東監督は「最高ですね。大学、社会人で経験を積んでいるし、1年目とはいえ修羅場をくぐってきている」と満面の笑みでマウンド度胸を絶賛した。
金曜の石川、日曜の涌井の2本柱に挟まれた“ウィークエンド三男”。「前が石川さん、後ろが涌井さんで、すごく楽に投げさせてもらっています」。4勝とはいえ、勝ち星はパ・リーグの新人トップ。「全然そんな…。まだまだ」と控えめだが、今後のスパート次第では新人王の可能性もありそうだ。(田島 正登)
(報知)
ロッテ・関谷、7回零封4勝目「試合をつくるだけ」
ロッテの新人・関谷が7回無失点で6月15日以来の4勝目を挙げた。一回1死一、三塁、4番のT-岡田を緩いカーブで二ゴロ併殺打に仕留め「ばたばたしたところを、ゲッツーで終われて良かった」と涼しい顔。
10試合に先発して5回を持たなかったのは1試合だけ。「チームのために試合をつくるだけ」と残るシーズンを見据えた。
(デイリー)
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ロッテ 細谷、つなぐ気持ちで決勝打、ノリノリで「サンキュー」
ロッテが接戦を制し3連勝を果たした。決勝打をもたらしたのは細谷のバットだ。2回2死から鈴木がしぶとく右翼線二塁打で出塁。続く細谷はディクソンの146キロの直球を詰まりながらも右前に落とし、貴重な1点を叩き出した。「2死から(鈴木)大地がつくってくれたチャンスだったので、自分は“還そう”ではなく、次に“つなぐ”気持ちだけ。結果的に還す事ができて良かった」と白い歯を見せた。7月6日の西武戦(QVCマリン)以来、実に1カ月ぶりの適時打。伝説のロックバンド「BOOWY」のファンで「幕張のロックスター」の異名を取る細谷は「久しぶりのタイムリーですよね。ナイスタイムリー?サンキュー」とノリノリだった。
三塁の守備でも魅せる。1―0の5回。先頭の若月が放った三遊間への強烈なライナーを横っ跳びでキャッチ。反撃の芽を摘んだ。打線がしぶとく2点を奪い、投手陣が踏ん張り、バックが堅い守りを見せ逃げ切った。伊東監督も「いい試合だった。最高の形」と喜んでいた。
ロッテ 細谷1カ月ぶり適時打で先制「ナイスタイムリー?サンキュー」
3連勝を狙うロッテは2回、細谷の適時打で1点を先制した。2死から鈴木の右二塁打で好機をつくると、細谷は追い込まれてからの5球目、ディクソンの直球を捉えて右前へ。7月6日の西武戦(QVCマリン)以来の適時打で先発・関谷を援護した。
「打ったのはストレートです。ツーアウトから(鈴木)大地が作ってくれたチャンスだったので、自分は返そうの気持ちではなく、次につなぐ気持ちだけ。結果的に還す事ができて良かったです」と喜び、約1カ月ぶりの適時打に「久しぶりのタイムリーですよね。良かった、良かった。ナイスタイムリー?サンキュー」と上機嫌だった。
(以上 スポニチ)
ロッテ・細谷が攻守に活躍…ルーキー関谷もり立て表情充実
ロッテの細谷が攻守に活躍した。二回2死二塁から右前にしぶとく運ぶ先制打を放ち「年間を通してきれいなヒットは少ない。ああいうヒットの方が投手のダメージも大きい」と喜んだ。
三塁の守備でも、五回に先頭打者の若月が放った鋭いライナーに飛び付いて好捕。ルーキーの関谷をもり立て「1-0で先頭を出すと流れが向こうに行ってしまう。集中できていた」と充実した表情だった。
伊東監督(関谷に)
「初回を切り抜けて、いいものを出してくれた。大学、社会人と修羅場をくぐってきた経験が、マウンドで生きている」
益田(新人から5年連続の50試合登板)
「ここまでは順調に来ている。僕が誇れるのはそこしかない。まだほっとする時じゃないけど、良かったなと思う」
(サンスポ)
ロッテ細谷が先制適時打「次につなぐ気持ちだけ」
ロッテ細谷圭内野手(28)が先制打を放った。
2回2死二塁で、オリックス・ディクソンの真っすぐを右前に運び、1点を挙げた。「ツーアウトから大地(鈴木)が作ってくれたチャンスだったので、自分はかえそうの気持ちではなく、次につなぐ気持ちだけ。結果的にかえすことが出来て良かったです。久しぶりのタイムリーですよね。良かった、良かった」と話した。
(日刊)
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【ロッテ】益田、史上4人目の入団5年連続50試合登板
ロッテの抑え・益田が、史上4人目の入団5年連続50試合登板を果たした。2点リードの9回から3連投。完封リレーを完成させ、自身5試合連続セーブとなる8セーブ目をマークした。
右肘痛で7月末から離脱中の西野に代わる守護神。「僕が誇れるのは今はそこ(登板数)しかないので、何とか5年目も50試合投げられて良かったです。関谷に何とか勝たせてあげたかった」と後輩を思いやった。
(報知)
ロッテ益田5年連続50試合登板「こんな早くとは」
ロッテ益田直也投手(26)が1年目から5年連続となる50試合登板を果たした。
2-0の9回に3番手で登板。2死からモレルに右前打を打たれたが、続く小田を空振り三振に仕留め、8セーブ目を挙げた。
50試合登板を「こんなに早くできるとは思いませんでした」と、素直に喜んだ。西野が抜け、新たに抑えを務めている。「8回とは違う緊張感がある。(8回を投げている)南さん、先発が頑張っているので、壊さないようにしたい」と、充実感を漂わせた。
(日刊)
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【オリックス目線】
「ファンの人に申し訳ない」/福良監督
今季14度目の完封負けにオリックス福良淳一監督が怒った。
「ウチの打線が重症」と、矛先を8月5試合で6得点の貧打に向けた。1回1死一、三塁の先制機でT―岡田が併殺打。その後も本塁が遠かった。2連敗で借金は今季ワーストタイの21に。「こんな試合をしていたらファンの人に申し訳ない」。
オリックス完封負け打線重症…福良監督ファンヘ謝罪
オリックスが今季14度目の完封負けで2連敗となり、借金は今季ワーストタイの21となった。
ロッテ関谷の立ち上がりを攻めて1回1死一、三塁としたが、T-岡田が併殺打で先制ならず。その後も本塁が遠かった。8月は5試合すべてで2得点以下。
福良淳一監督(56)は「うまく投げられたというより、ウチの打線が重症。こんな試合をしていたらファンの人に申し訳ない」と謝罪した。
(以上 日刊)
【オリックス】3者連続三振にファンぶちギレ!「気合を入れろバファローズ」
ファンのフラストレーションが爆発した。2点を追う8回裏。伊藤、安達、西野が3者連続で三振に倒れた。あまりのふがいなさに、攻撃が終わった後、右翼スタンドの応援団からは「気合を入れろバファローズ」のコールが複数回起きた。比較的おとなしいと言われるオリックスファンから出た、異例ともいえる“怒り”のコール。その声も届かず、両リーグ最多の今季14度目の完封負けを喫した。
今季初の月間勝ち越しを決めた7月から一転、8月は5試合で計6得点の1勝4敗。福良監督も「(相手の投手どうこうより)うちの方が重症。いつも言うけど、1回あそこで点が入っていたら展開が変わっていた。こんな試合をしていたら、ファンの人に申し訳ない」と貧打を嘆いた。1回1死一、三塁でT―岡田が二ゴロ併殺に倒れるなど、あと1本が出ずにチャンスをことごとく潰した。
巻き返しを期した8月にスタートから出遅れ、借金は再び今季最多タイの21。打開策もないままオリックスが最下位であえいでいる。(筒井 琴美)
(報知)
捕手伊藤を一塁起用も…オリ14度目零敗 借金最多タイ21
オリックスは今季14度目の零敗で2連敗を喫し、今季最悪に並ぶ借金21へ戻った。
初回1死一、三塁でT―岡田が二ゴロ併殺に倒れるなど決定打不足。8回に代打出場した捕手の伊藤は9回の守備からプロ9年目、出場563試合目で初の一塁守備に就いた。福良監督はコンバートの可能性については「分からない」と言葉を濁し、「捕手としては若月と競争させていく。打つ方の調子がいいだけに…ということもある」と説明。貧打解消にあらゆる策を模索する構えだ。
▼オリックス・ディクソン(7回2/32失点も8敗目。京セラドーム5連敗)調子自体は良かった。次も自分の投球ができるように、しっかりと準備をしていく。
オリ 打線振るわず今季14度目の零敗、福良監督「重症ですね…」
オリックスは打線が迫力不足で、今季14度目の零敗を喫した。8月に入って5試合の得点は1、1、2、2、0。深刻な状態が続き、福良監督は「重症ですね、うちの方が。こんな試合をしていたら申し訳ない、ファンの人に」と声を落とした。
ロッテ先発の新人、関谷の緩急を使った投球に手を焼いた。先制の好機だった1回1死一、三塁ではT―岡田が緩いカーブを捉え切れず、二ゴロ併殺打。その後もチェンジアップなどにほんろうされ、打線の見せ場は乏しかった。ディクソンが先発した試合で零敗は今季5度目。8回途中まで2失点と好投した右腕を見殺しにした。
(スポニチ)
迫力不足のオリ打線、今季14度目の零敗に福良監督「重症ですね」
オリックスは打線が迫力不足で、今季14度目の零敗を喫した。8月に入って5試合の得点は1、1、2、2、0。深刻な状態が続き、福良監督は「重症ですね、うちの方が。こんな試合をしていたら申し訳ない、ファンの人に」と声を落とした。
ロッテ先発の新人、関谷の緩急を使った投球に手を焼いた。先制の好機だった一回1死一、三塁ではT-岡田が緩いカーブを捉え切れず、二ゴロ併殺打。その後もチェンジアップなどに翻弄され、打線の見せ場は乏しかった。ディクソンが先発した試合で零敗は今季5度目。八回途中まで2失点と好投した右腕を見殺しにした。
ディクソン(7回2/3を2失点。援護なく8敗目)
「調子自体は良かった。次も自分の投球ができるように、しっかりと準備をしていく」
(サンスポ)
オリ、捕手・伊藤が初一塁 “奇策”むなしく零敗、借金21
オリックスは今季14度目の零敗で、ワーストタイの借金21。福良監督は「こんな試合をしていたらファンの方に申し訳ない」。視線を落とし、打線の惨状を嘆いた。
初回1死一、三塁はT-岡田が二ゴロ併殺。四回1死一、二塁も中島が三振し、川端は二直に倒れた。「(相手投手の状態より)うちの打線の方が重症だね」。指揮官は見せ場を作れず、わずか2時間41分で終わった試合を嘆いた。
最後は八回に代打で起用した伊藤を、九回は出場563試合目にして初めて一塁を守らせた。福良監督は「打つ方の状態がいいだけにね」と最終回の反撃に備えた意図を説明したが、本職が捕手の伊藤を一塁で起用しなければいけない現状が、苦しさを象徴していた。
(デイリー)
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【オリックス】伊藤光、プロ9年目で初の一塁守備「使ってもらえるなら頑張るだけ」
オリックスの伊藤光捕手(27)が、プロ9年目にして初めて一塁で試合に出場した。8回に代打で出場して9回から守備に就き、無死走者なしからいきなり飛んできたフライを危なげなく捕球した。
ウエスタン・リーグでは7月27日のソフトバンク戦(神戸サブ)に「5番・一塁」で出場していた伊藤は「野手として見て感じるバッテリーの雰囲気もある。慣れないところはあるけど、勝つために使ってもらえるなら頑張るだけ」。福良監督は「今後もこのような起用をするかはまだ分からないけど、いろいろ試しながら、若月とも捕手として競争させてね」と説明した。
(報知)
オリックス伊藤が初一塁「いろいろ試しながら」監督
オリックス伊藤光捕手(27)が1軍で初めて一塁守備に就いた。
8回に代打で出場すると、9回はファーストミットを手に一塁へ向かった。無死走者なしから細谷の飛球を無難にキャッチした。
14年のベストナイン捕手だが、今季は若月の台頭もあり出場機会が減少。7月27日の2軍戦には「5番一塁」でスタメン出場していた。福良淳一監督(56)は一塁起用について「いろいろ試しながら。打撃の状態がいいからね。若月と競争させながらやっていく」との方針を明かした。
(日刊)
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