ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2015-215

2015年08月03日 06時48分42秒 | マリーンズ2011~15
【パ・リーグ 日本ハム1―2ロッテ (8月2日 札幌D) 】



「自分の投球に自信を持っている」/伊東監督
 ロッテ伊東勤監督(大嶺祐について)「安定感は、うちの先発陣の中でも1、2を争う。この前は完封したし、自分の投球に自信を持っている。どの球種でもストライクが取れて、打者に向かう姿勢もある」

ロッテ大嶺“サンデー祐太”5勝 村田兆治氏と縁
 日曜は、祐太にお任せ! ロッテ大嶺祐太投手(27)が日本ハム打線を4安打1失点。自己最多タイ5勝目で、再びチームを勝率5割に戻した。今季は中継ぎ登板も含め15試合全て日曜に投げている。敵地とはいえ、休日で大入りの中「声援は力になります。大きいですね」と喜んだ。
 いきなりのピンチにも動じないところが、成長を感じさせた。1点先制をもらった直後、1回先頭の中島に四球を与え、盗塁と味方の失策で無死三塁を招いた。「犠牲フライで1点やってもいい。1つアウトを取れれば」と開き直って後続を断った。昨季から中継ぎを経験。ブルペン待機しながら試合展開を読むことを学んだ。「ピンチでも最少失点で抑えれば、結果につながる」と知った。今季のテーマは、自身の勝ち星よりも「試合を作る」。先発の仕事を果たせば、中継ぎがつないでくれる。継投の力を知ったのも、中継ぎ経験のおかげだった。
 自己最多タイ勝ち星の話題は流したが、日曜だけで5勝。球団の大先輩「サンデー兆治」こと村田兆治氏とは縁がある。小学校高学年の時、沖縄・石垣島から関東の大会に遠征。その時に行われた野球教室で村田氏に会ったという。大投手とは後に知ったが、「でかい人だなあ」と強烈な印象が残った。あれから約15年。前回のプロ初の無四球完封に続き好投した。「今日、崩れたら、やっぱり一緒となってしまう。(前日に7連勝が止まった)チームにとっても、自分にとっても、大事な試合でした」と頼もしかった。「サンデー祐太」の誕生だ。【古川真弥】


ロッテ大嶺祐「チーム勝てばいい」自己最多タイ5勝
 ロッテ大嶺祐太投手(27)が7回4安打1失点で、自己最多タイとなる5勝目を挙げた。
 2-1の7回、2死二塁で代打矢野を迎えた。四球を与えたが「勝負したかったけど、後悔しないように腕を振ることを意識した結果の四球でした」。次の西川を初球のカーブで二飛に打ち取り、お役御免。前回の無四球完封に続く好投で、チームを再び勝率5割に戻した。自己最多タイの5勝目については「勝ちが付くに越したことはないけど、試合を作って、チームが勝ってくれればいい」と話した。
 伊東勤監督(52)は「接戦の中で勝った。次につながる」とねぎらった。チームは前日に7連勝が止まったが、連敗を防いだ。「すごく大事な試合だった。負けたら、ずるずる行くチーム。昨日の負けを取り返してくれた」と話した。
(以上 日刊)


“サンデー祐太”ロッテ大嶺 7回1失点5勝 先輩兆治&晋吾継承だ
 「サンデー祐太」と呼んでいいだろう。ロッテの先発・大嶺祐は7回を4安打1失点で、自己最多に並ぶ5勝目。初回はいきなり無死三塁とされたが、このピンチを無失点で切り抜けてリズムに乗った。前日にチームの連勝が7で止まっただけに「チームにとって本当に大事な試合だった。自分にとっても自信になった」と胸を張った。
 今季、大嶺祐が登板した15試合(中継ぎ1試合)は全て日曜日。不思議な縁もある。ロッテには「サンデー兆治(村田)」「サンデー晋吾(小野)」と呼ばれた偉大な先輩がいた。小学5年時に神奈川県内で開催された野球教室に参加した時、講師を務めていたのが村田兆治氏だった。「当時は村田さんだと分からなくて“体が大きいな”と思って見ていた」。あれから16年がたち、「サンデー男」の継承者として、先発陣を支えている。
 日曜日とあって、いつも満員の球場で投げている。「ファンの皆さんの声援が凄く力になっている。自分が投げる試合は全部勝てればいい」。防御率は2.76で、今や安定感はチーム随一。大嶺祐が9年目でついに覚醒の時を迎えている。 (重光 晋太郎)


大嶺祐 自己最多タイ5勝目!伊東監督「チームで一番の安定感」
 ロッテの大嶺祐が09年以来、自己最多タイとなるシーズン5勝目を手にした。
 「チームにとっても自分にとっても大事」と自身が位置づけた試合で大嶺祐がその力を示した。初回、先頭打者の中島卓にいきなり四球を与え、盗塁と悪送球で無死三塁。しかし、後続を断ってこのピンチを切り抜けると、7回まで4安打1失点と安定した投球を披露した。
 前回登板した7月26日の楽天戦で通算4度目の完封勝利。そして、この日は08年にプロ初勝利を挙げた札幌ドームと相性の良いマウンドでの登板。それでも「不安でいっぱいだった。しっかり投球ができてよかった」と安どする大嶺祐。ただ、伊東監督は「チームの先発の中で一番を争う安定感がある」と太鼓判。指揮官をもうならせる見事な111球だった。


ロッテ 清田のV打で接戦制す!大嶺祐7回1失点で5勝目
 ロッテが接戦を制して3カード連続の勝ち越しを決めた。
 ロッテは1―1の同点で迎えた5回、田村のセーフティバント後に角中が四球を選び、2死一、二塁。この場面で清田が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。
 前回登板した7月26日の楽天戦で通算4度目の完封勝利を収めた先発・大嶺祐はこの試合でも好調を維持。7回4安打1失点で09年以来の5勝目を手にした。8回からは大谷、9回は西野と勝利の方程式で試合を逃げ切った。
 日本ハムの先発・中村は5月6日の楽天戦以来となる一軍登板。初回にいきなり失点して不安定な立ち上がりも、その後は粘りの投球を見せ、6回5安打2失点で降板。しかし、打線が中田の適時打による1得点のみに終わり、3敗目を喫した。チームは2カード連続の負け越し。
(以上 スポ二チ)




『サンデー祐太』襲名!ロッテ・大嶺祐、自己最多5勝
 ロッテが2日、日本ハム14回戦(札幌ドーム)に2-1で勝利。先発の大嶺祐太投手(27)が7回4安打1失点で、自己最多に並ぶ5勝目(4敗)を挙げた。
「腕を大きく振った。チームにとって、自分にとっても大切な試合だったから、勝てて自信になりました」。今季は登板した15試合(先発14)がすべて日曜日。切れのある直球に加え、フォークボールとカーブがさえ、笑みがこぼれた。
 『サンデー祐太』を襲名だ。ロッテでは日曜日の男といえば、元祖が村田兆治→2代目・小野晋吾→3代目・石川歩。そして、4代目を大嶺祐太が継承した。
 実は縁があった。沖縄・石垣島の八島小5年時に、神奈川県内で行われた名球会の野球教室に参加。プロ通算215勝の村田に教わり、「体が大きかった」と衝撃を受け、後に『サンデー兆治』の存在を知った。
 チームは前日1日に連勝が7でストップ。伊東監督は「負けたら、ずるずる行く大事な試合で大嶺が踏ん張った。先発の中では1、2位を争う安定感だ」と目を細めた。プロ9年目。『サンデー祐太』がロッテの新たな顔になる。 (広岡浩二)


ロッテ・大嶺祐、7回1失点で5勝! チームは勝率5割復帰
 ロッテは先発した大嶺祐太投手(27)が7回4安打1失点と好投し、今季5勝目(4敗)を挙げた。前回7月26日の楽天戦(コボスタ宮城)で今季初完封するなど、好調を維持する右腕の活躍でチームは勝率を5割に戻した。
 大嶺祐がスイスイと右腕を振り続けた。得意のフォークが冴え渡り、直球とのコンビネーションで三回まで無安打と上々の立ち上がり。四回に一死一塁から中田に左翼線に適時二塁打を浴びたが、失点はこれだけ。安定した投球で7回を投げきった。
 試合後、大嶺裕は「自分が投げられる球をしっかり投げられた。試合前は不安でいっぱいだったが、マウンドに上がったら集中するだけだった」と111球の力投を振り返った。これでチームは勝率を5割に戻し、3位をキープ。「チームにとっても、自分にとっても大事な試合だったので、最小失点で抑えられたらと思っていた。こういう結果になって本当にうれしい」とホッとした表情を見せた。
(以上 サンスポ)




【ロッテ】「サンデー祐太」大嶺、7回1失点で5勝目
 満員の札幌Dで“サンデー祐太”が躍動した。大嶺祐は7回4安打1失点で、自己最多に並ぶ5勝目をマーク。「チームにとっても自分にとっても本当に大事な試合。しっかり投げられたのは自信になる」と充実感を漂わせた。
 初回先頭に四球を出しその後、無死三塁。「いつもみたいに崩れるのでは」と不安がよぎった。それでも「真っすぐでファウルが取れれば大丈夫」と思い直し、最速147キロの直球とフォークで強気に攻めて無失点に切り抜けた。これで今季は15登板全て日曜日に投げ、14度目の先発で4失点以上は1度だけ。伊東監督も「安定感はうちの先発の中で1、2を争う。打者に対する集中力がある」とうなった。
 大嶺祐は沖縄・八島小5年の時、関東での野球大会で村田兆治氏に会っている。直接指導は受けていないが「体がでかかった」との印象だったという。「(観衆が多いので)ファンの声援が力になります」と“サンデー兆治”と同じ日曜日の登板を歓迎した。
 チームは3カード連続の勝ち越しで、勝率5割に復帰。「自分に勝ちがつかなくても、チームが勝てばいい」。“サンデー祐太”は今後も勝利をもたらすつもりだ。(宮内 宏哉)
(報知)


ロッテ大嶺祐7回1失点「自信に」
 ロッテ・大嶺祐が7回1失点の力投で3カード連続の勝ち越しに導いた。一回無死三塁を無失点で切り抜けると、その後も粘り強い投球。前日に連勝が7で止まっていただけに、「チームにとっても、自分にとっても本当に大事な試合。しっかり投げられたのは自信になった」とうなずいた。
 伊東監督も、「負けるとずるずる行くところだった」と手応えをにじませた。


ロッテ大嶺祐が自己最多タイ5勝目
 ロッテ・大嶺祐太投手が日本ハム打線を相手に7回を4安打1失点に抑え、自己最多タイの5勝目を挙げた。
 初回、いきなり無死三塁のピンチを迎えたが、田中を三振。陽岱鋼を二飛、中田を遊ゴロに抑え無失点で切り抜けると二、三回は3者凡退に抑えた。
 四回1死二塁から中田に左線適時二塁打を浴び、同点とされたが、後続を抑えた。伸びのある直球にフォークを織り交ぜ、7月26日の楽天戦完封勝利に続き、連勝。「真っすぐが自分の思っているコースに決まった。開き直って投球することができた。自分にとって自信になる」と納得の表情で振り返った。
 伊東監督は「今までは不安気に投げていたけど、球に自信が持てるようになった。テンポもいいし、コンビネーションも良かった。(捕手)田村もだいぶ、バッターとの駆け引きが分かるようになってきた。田村も素晴らしかった」と、若きバッテリーを称賛した。


ロッテ大嶺祐、自己最多タイ5勝
 ロッテは先発の大嶺祐太投手が7回4安打1失点の好投で、09年以来、自己最多タイとなる今季5勝目(4敗)を挙げた。
 初回、1死三塁のピンチを迎えるが、3番・陽岱鋼、4番・中田を打ち取り、無失点で切り抜けた。4回に中田に左翼への適時二塁打を許したものの、大崩れせず、先発の務めを果たした。
 ヒーローインタビューでは淡々と「自分が投げられる球を、しっかり投げられたので良かったです。チームにとっても自分にとっても大事な試合だったので、最少失点で抑えられたらいいかなと思っていた」と振り返った。
 前回登板、7月26日の楽天戦で無四球完封勝利をあげた。いやがおうにも注目される次回登板とあって、「今日、マウンドに上がる時、本当に不安でいっぱいだったんですけど、しっかり投球できて良かったです」とほっとした様子だった。
 ロッテ打線は初回1死一、二塁からデスパイネの左線適時二塁打で先制。同点とされた直後の五回、2死一、二塁から清田の中前適時打で勝ち越した。
 日本ハムは先発中村が6回を5安打2失点と試合をつくったが、今季初勝利を逃した。
(以上 デイリー)






ロッテ清田 幸運V打「“自分に回ってこい”と…」
 ロッテ・清田のバットが勝負を決めた。1―1の5回2死一、二塁で、詰まった打球は中前にポトリと落ちるラッキーな決勝打になった。
 「ネクストサークルで“自分に回ってこい”と思って待っていた。(大嶺)祐太が凄く頑張っていたので、点を取ってあげたかった」。打率はチームトップの.323で、連続試合安打を10に伸ばした。「連勝が止まっても連敗しないことが大事だったので、勝てて良かった」と表情を引き締めていた。
(スポ二チ)


ロッテ・清田が決めた!10戦連続安打「連敗したくなかった」
 「3番・右翼」で出場した清田が、連続試合安打を10に伸ばした。一回に左前打、五回にも勝ち越しの中前適時打。「(ファンに)魅力のない打席にはしたくない。芯に当てて強い打球を打ちたい」と理想を掲げる。僅差の試合展開に「先発の大嶺(祐)が頑張っていたし、負けて連敗したくなかった」と胸をなで下ろした。
(サンスポ)




ロッテ清田が大嶺祐援護打「ラッキー」中前へポトリ
 ロッテ清田育宏外野手(29)が勝ち越し打を放った。
 1-1の5回2死一、二塁で日本ハム中村のスライダーを中前に落とした。
 野手の間に落ちる運もあり、2点目を加えると「良いところに落ちてくれてラッキーでした。(先発の)大嶺も頑張っているので、早く勝ち越してあげたかったから、どんな形でも点が入ってくれて良かったです。最高のヒットです」と喜んだ。
(日刊)


ロッテ・清田が勝ち越し打「たまたまいいところに落ちた」
 ロッテの清田が10試合連続安打と好調だ。1-1の五回2死一、二塁で追い込まれながら外角の変化球を中前に落とす勝ち越し打を放った。「悪い当たりでもヒットになることもある。たまたまいいところに落ちた」と息をついた。
 一回には角中が送りバントを失敗した直後の1死一塁から左前打でつなぎ、デスパイネの先制打を引き出した。「上のチームを倒していかないと。みんなで戦って、1勝でも多くできれば」とチーム一丸を強調した。

デスパイネ(一回に先制打)
「高めの甘いところの、自分が好きなポイントに来てくれたから思い切りたたいた。先制できて良かった」
(共同)






ロッテ・デスパイネが先制打「思いっきりたたいた」
 ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手(29)が先制打を放った。
 1回1死一、二塁で、日本ハム中村のカーブを左翼線二塁打とし、1点を挙げた。「ストレートがそこまで速くなかったので、緩いボールにもうまく対応できた。高めの甘いところの自分の好きなポイントに来てくれたから、思いっきりたたいたよ。まずは先制できてよかった」と話した。
(日刊)





【日本ハム目線】
【日本ハム】栗山監督、執念継投も痛恨の1点差負け
 日本ハムが2日のロッテ戦(札幌D)を1点差で落とし、このカードの負け越しが決まった。栗山英樹監督(54)は1点を追う9回に守護神・増井浩俊投手(31)を起用するなど勝利への執念を見せたが、実らなかった。逆転優勝に向けて、4日からは首位・ソフトバンクと敵地3連戦。今季最大8・5ゲーム差をつけられたライバルに食らいつく。
 最後まで勝利への執念を見せたが、1点届かなかった。1点を追う9回。4番・中田から始まる好打順だったが、ロッテの抑え・西野の前に3者凡退に仕留められ、このカード負け越しが決まった。栗山監督は「今日を取って(4日からのソフトバンク戦に)行きたかったけど…」と、痛恨の敗戦に悔しさを見せた。
 9回には1点を追う状況で守護神・増井が登板した。ビハインドの状況では今季2度目の登板だったが、「絶対に負けられない試合だった。逆転できると信じていた」と指揮官。期待通り無失点に抑え、打線の奮起を期待したが、最後まで流れを引き寄せることはできなかった。
 初回の攻撃が響いた。先頭の中島が四球で出塁すると、盗塁と相手失策で無死三塁と好機を演出した。しかし、田中、陽、中田が3者凡退。栗山監督は「確実に取れる時に取らないといけない。できることをやり尽くせない状況は、すいませんとしか言いようがない」。4回に中田の適時二塁打で一度は追いついたが、5回以降はわずか2安打。先発・中村が6回2失点と試合を作ったが、打線が援護できなかった。
 4日からは首位・ソフトバンクと敵地3連戦。カード初戦には両リーグ最多11勝を挙げている大谷が中10日で先発する。「全てをかけて戦う。全てを出し切る」と指揮官。大逆転Vへ、負けられない戦いに挑む。(後藤 亮太)
(報知)


執念継投実らず…ハム 4日ソフトB戦大谷投入で巻き返す
 執念の継投も実らなかった。1点を追う9回に日本ハムの栗山監督は「絶対に逆転してくれると信じていた」と、守護神・増井を投入。
 無失点で切り抜け、反撃を待ったが、中田からの中軸が3者凡退。後半戦はこれで4カードを終え、3カードで負け越した。4日の首位・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では満を持して、中10日で大谷を投入するだけに「できることをやり尽くすしかない」と言うのがやっとだった。
(スポ二チ)


栗山監督「逆転できる」宮西&増井投入も反撃できず
 日本ハムが接戦を落として2カード連続の負け越しとなった。
 先発の中村は6回2失点と粘投も打線がロッテ大嶺祐の前に7回まで1得点と沈黙。栗山英樹監督(54)は1点ビハインドの7回以降、宮西や増井ら勝ちパターンの投手を注ぎ込んだが、相手の継投の前に反撃は封じられた。「絶対に負けられない試合だったので(継投で)メッセージを送った。絶対に逆転できると信じていた」と、悔しそうに振り返った。
 明日3日の休日を挟み、4日からは首位ソフトバンクとの3連戦(ヤフオクドーム)に臨む。「すべてを出し切って、しっかり戦いたい」と、大事な試合へ意気込んだ。
(日刊)


日本ハム 宮西、増井投入も実らず
 日本ハムは1点ビハインドの終盤、宮西、増井の勝ちパターンのリリーフ陣をつぎ込んだが、惜敗した。栗山監督は「絶対に負けられない試合だったのでメッセージを送った。逆転を信じていた」と必死の継投も実らず、悔しさをにじませた。
 立ち上がり不安定だったロッテ・大嶺祐を攻略できなかった。初回先頭の中島が四球で出塁後、盗塁と敵失で無死三塁。だが田中が空振り三振、陽岱鋼、中田も凡退して無得点。二回以降立ち直った右腕から四回、中田の左線適時二塁打で1点を返したのみだった。「素晴らしい投球だったのは間違いないが、なんとかしないと」と指揮官は天を仰いだ。
 2カード連続負け越しで、4日からはソフトバンク3連戦。「全てを懸けて戦いたい」。栗山監督は必死に前を向いた。
(デイリー)


日本ハムが接戦落とす…投手陣の頑張りに打線応えられず
 日本ハムは接戦をものにできなかった。0-1の一回無死三塁の好機を生かせずに終わると、二回以降は一度も先頭打者が出塁できなかった。得点は四回1死一塁から中田の二塁打で挙げた1点だけだった。
 1点を追う終盤には勝ちパターンで登板する宮西や増井をつぎ込んだが、投手陣の頑張りに打線が応えられなかった。4日からは首位のソフトバンクとの3連戦。栗山監督は「全てを出し切って、しっかりとやっていく」と悲壮な決意を口にした。

日本ハム・中村(5月以来の1軍登板で6回2失点)
「何とか結果を出したい気持ちが強くて、(失点した)初回の力みにつながった。二回からは体全体で投げられた」

中田(四回に適時二塁打)
「バットが届くところにフォークボールが抜けた。あの1球は失投。いいところに飛んでくれた」
(共同)




【日本ハム】中田、4回に同点二塁打「点を多くとってあげないと」
 日本ハムの中田翔内野手(26)が、2日のロッテ戦(札幌D)で一時は同点となる適時二塁打を放った。1点を追う4回1死一塁。ロッテ先発・大嶺祐のスプリットをとらえ左翼線へ二塁打を放ち、一塁走者の陽岱鋼が本塁へ生還した。
 3回まで無安打に封じ込められていた右腕から放った一打に、主砲は「打ったのはスプリットだけど、このボールでずっと攻められていただけに頭にあったよ。ただ(5回に)勝ち越されてしまったから、この後も点を多くとってあげないといけないね」と話した。
(報知)


日本ハム中田、失投捉え適時二塁打 大嶺祐に一矢
 日本ハム中田翔内野手(26)がロッテ大嶺祐に一矢報いた。
 1点を追う4回に一時同点に追いつく適時二塁打。7回まで4安打1失点と抑えられ、5勝目を献上した右腕から、唯一の得点を主砲が奪った。
 「(大嶺祐は)真っすぐに力があった。ラッキーボールだった。あの1球は失投だったと思う。たまたま(バットを)出したら、いいところに(打球が)飛んだ」と振り返ったが、チームは接戦を落とし、2カード連続の負け越しとなった。
(日刊)


ハム中田の同点適時打も一瞬
 日本ハム・中田翔内野手が、一時は同点となる適時打を放った。
 1点を先制された初回、1打席目の2死三塁ではスプリット攻めに合い、遊ゴロ。迎えた2打席目。四回1死一塁。2ボール2ストライクからの5球目。外角のスプリットを引っ張り、左線へ適時二塁打。エンドランでスタートを切っていた陽岱鋼は一塁から快足飛ばし、本塁生還。
 中田は「打ったのはスプリットだけど、このボールでずっと攻められていただけに頭にあったよ。ただ勝ち越されてしまったから、この後も点を多く取ってあげないといけないね」とコメント。
(デイリー)




日本ハム中村6回2失点も3敗目 2回以降は納得
 日本ハムの先発、中村勝投手(23)が6回5安打2失点の好投も3敗目を喫した。
 初回に1点を失ったが、立ち上がりから真っすぐが走っていた。最速141キロながらキレのある直球と90キロ台のスローカーブなどを織り交ぜて粘りの投球。同点の5回に2死一、二塁とピンチを背負い、清田に中前へポトリと落ちる不運な適時打で勝ち越されたが、試合はつくった。
 5月6日楽天戦以来、約3カ月ぶりの1軍マウンドを振り返り「少し初回は力んでしまった」と反省も、2回以降の内容には納得。
 「2回から、だいぶ体全体で投げられたことで抑えられたと思う。(決勝点を与えた5回のような)もったいない点を与えないようにしたい」と、今後の登板へ向けて課題を挙げていた。
(日刊)


【日本ハム】中村、3か月ぶり1軍マウンド6回2失点で今季3敗目
 先発した日本ハムの中村勝投手(23)が、6回5安打2失点で今季3敗目を喫した。初回にデスパイネに適時二塁打を許すと、同点で迎えた5回2死一、二塁では清田に決勝打を浴びるなど要所で粘れなかった。5月6日の楽天戦(札幌D)以来、約3か月ぶりの1軍マウンドだったが、今季初勝利は挙げられなかった。
 6年目右腕は「初回の1点ですね。2回、3回ぐらいから力を抜いて投げることができたんですけど、初回は少し力んでしまいました。次回は、継続するという意味で、初回からあの感じで投げられるようにしたいです」と話した。
(報知)




日本ハム栗山監督 ロッテ大嶺祐を警戒
 8月連勝スタートを狙う日本ハム栗山英樹監督(54)が、ロッテ先発の大嶺祐を警戒した。
 前回登板の7月26日楽天戦でプロ初の無四球完封勝利を挙げた右腕について「ストライク先行で彼のペースになると、ややこしくなる。そうならないよう頑張ります」と、リズムに乗らせない攻撃が必要を力説。前日1日は連敗を止め、首位ソフトバンクとゲーム差も7・5差をキープ。「昨日、取れている(勝利している)のは、すごく大きい」と、4日から敵地で戦うソフトバンク3連戦前の最後の試合も必勝を期した。
(日刊)





【気になる記事】


18歳高橋光 初陣苦すぎるKO…西武 球団ワーストタイ12連敗
 黄金ルーキーでも止められなかった。西武のドラフト1位・高橋光成投手(18)が2日、ソフトバンク戦でプロ初登板。最速150キロの直球で真っ向勝負を挑んだが、昨季日本一チームの高い壁の前に3回0/3を5安打4失点(自責3)で敗戦投手となった。チームの連敗はついに12に伸び、本拠地を所沢に移した79年に開幕から記録した球団ワーストに並んだ。借金は4。長いトンネルの出口は見えない。
 18歳には荷が重かった。プロ初登板で敗戦投手となった西武のドラフト1位・高橋光は試合後、うつむき加減で報道陣の前に立った。テレビカメラ8台、約50人に囲まれた。「チームの連敗が続いていたので、なんとか流れを変えられたらと思っていました」。しっかりとした口調だった。
 負ければ球団ワーストに並ぶ12連敗。重圧の中で、楽天ドラフト1位の安楽らを抑え、高卒新人一番乗りでデビューを果たした。初回は無失点で切り抜けたが、2回に1死満塁から押し出し死球で先制点を与えると、4回は四球と2安打で無死満塁とされ、鶴岡に右前2点適時打を浴びた。ここで交代を告げられた。3回0/3を4失点、4四死球を出してKO。パ・リーグの首位を独走する昨季日本一チームの壁は高かった。
 初登板を告げられたのは、2日前の7月31日。高橋光は同28日の2軍戦で5回102球を投げていたが、牧田の抑えへの配置転換により、先発に抜てきされた。球団首脳が「いくら掘っても、投手が出てこない」と悩むほど苦しい投手事情。13年夏の甲子園で前橋育英を初出場初優勝に導いた若い右腕に懸けた。
 「体には響いていない」と言ったが、中4日のマウンドはあまりに酷だった。イースタン・リーグでも4勝4敗、防御率3・69と決して万全ではなかった。「チャンスを頂いたので、凄くありがたい。良い経験ができた」と前を向く18歳の姿が、けなげだった。
 それでも、将来のエース候補としての片りんは見せた。最も自信のある直球は最速150キロを計測。「良かったところは直球でファウルが取れた。直球は自信を持っていいんだと思った」。2回には李大浩(イデホ)からフォークでプロ初三振を奪った。
 チームの連敗はついに12に伸び、本拠地を所沢に移した79年に開幕から記録した球団ワーストに並んだ。救世主にはなれなかったが、田辺監督は「次も先発で考える」と明言。中6日で9日のオリックス戦(京セラドーム)に登板する予定。その前に長い闇を抜け、ルーキーにつなげたい。 (神田 佑)

 ≪前回下回る防御率≫西武は7月15日楽天戦から12連敗。79年の開幕12連敗(2分けを挟む)に並ぶ球団ワースト記録になった。今回は防御率が4点台後半と投手陣が乱調。特に救援投手の防御率は7・02まで落ち込んでいる。また、この日の得点は中村の3ランのみ。12連敗中、チーム本塁打7本、同打点26のうち中村1人で4本塁打、13打点をマーク。連敗脱出には中村以外の打者の奮起が欠かせない。(スポ二チ)

記念のプロ初登板が、『球団ワーストタイ記録阻止』を託されて…と言えば、期待されてるようで聞こえはいいです。
でも、その実、牧田くんを抑えに回したために先発が足りなくなった為で、
しかもファーム登板からわずか中4日でこんなプレッシャーのかかるチーム状態での登板なんて…。
初登板をこんな気の毒な状況で迎えるなんて、他ファンから見て、可哀想でなりません。
これをトラウマにせず、この悔しさをにバネに変えて、
“2回目の”真のプロ初登板には、ナイスピッチングをみせられるように頑張って欲しいです。






オリVS楽天で前代未聞の“珍プレー”3連発!
 後逸、ズッコケ、殺人タックルに不可解判定…。2日のオリックス・楽天戦(京セラD)の7回、前代未聞の“珍プレー”が立て続けに起こった。さてさて、いったい何が起こったのか?
 めったにお目にかかれない珍事が次々と飛び出した。しかも、ワンプレーの中でだ。
 楽天が2点リードで迎えた7回1死一塁の攻撃。後藤が一、二塁間をゴロで破るヒット。これに猛然とチャージしたオリックスのT―岡田がまさかの後逸。ボールが右翼フェンスに向かって転がっていった。
 一塁走者のペーニャは、この時、二塁を蹴っていて後逸に気付いていなかった。そのまま三塁へ“爆走”すると、三塁手・ヘルマンが、右翼からの送球を受けてタッチにいくかのようなフェイクの動きを見せた。これに引っかかったのか、ペーニャは三塁を回ったところでゴロゴロと転倒してしまった。
 起き上がったところでようやく右翼手の後逸に気付いたペーニャは、必死に本塁へ。ボールを追ったT―岡田から、中継を挟んだ本塁返球が捕手・伊藤のミットに収まる。その瞬間、体重118キロの巨体が本塁をブロックした伊藤と激しくぶつかった。確かにタッチはしていたが、ほぼ同時に白球はミットからこぼれていた。しかし、芦原球審のジャッジは「アウトー!」。
 芦原球審「完全捕球です。ボールがこぼれるのも確認しています」
 タッチプレーでアウトになった後にボールを落としたとの判断だ。楽天・大久保監督は納得がいかない。ベンチを飛び出して猛抗議だ。
 大久保監督「ルール上、失神しても落球は落球でしょ? 『後で映像とかで確認したら誤審になるけど、それでもいいの?』って話をしたら(芦原球審が)『私はそう判断しました』と。『じゃあ、いいよ』って。納得はできないけど」
 事の発端となったT―岡田は「僕のミス。言い訳はできません」と凡ミスを猛省。ペーニャは「リプレーを見たり周りの人から話を聞いて、セーフだったんじゃないかと思う」と首をひねった。
 試合は不可解判定の“被害”にあった楽天が3―0で勝利。敗れたオリックスは、担架で運ばれた伊藤が首を痛めた。3日に検査を受けるが、4日のロッテ戦(QVC)への出場は微妙と踏んだり蹴ったりだ。(橋本 健吾)
(報知)


アウト-失神-ポロリ…楽天大久保監督「おかしい」
 猛抗議で連勝を呼び込んだ。楽天大久保博元監督(48)が審判団の判定をめぐり、退場ギリギリのせめぎ合いを展開した。「ベースが隠されて、足から入った。タックルでもないし、落球だと思う」。試合後の会見でまくし立てた。
 発端は7回のクロスプレーだった。1死一塁で後藤の右安打をオリックスT-岡田が後逸。これを受け、一塁走者のペーニャが一気に本塁を狙った。しかし「足がもつれた」と、三塁を回ったところで転倒。1回転し、再び走りだす。その間に中継プレーでボールは本塁へと戻ってくる。ペーニャがスライディングすると同時に、捕手伊藤が捕球したが、衝撃で白球はミットからこぼれた。
 判定はアウト。次の瞬間、大久保監督は思わずベンチを飛び出した。オリックスファンで埋め尽くされた球場から「引っ込め!」とのヤジが飛ばされたが、ひるまず、退場の目安となる5分手前となる約4分間、論理立てて確認した。
 大久保監督 アウトの後に失神して落としたと言われた。ならば外野手だったら捕球した後にフェンスにぶつかったらどうなの? と。そうしたら落球でセーフになると言った。おかしいでしょ。
 2-0と緊迫した展開で、追加点の有無は大きい。判定は覆らなかったが、ペーニャは「選手を守る立場でいる人の行動」と、闘将の行動に士気を高めた。勝利への執念はナインに波及した。この回2死三塁となり、藤田が「この1点を取るか、取らないかは大きい」と左前へはじき返し、貴重な追加点をもぎ取った。
 大久保監督は連勝を喜びながらも「審判の判断は納得する。でも後で誤審と言われることもある。日本もチャレンジ制をやった方がスッキリする」と話した。3位とは4ゲーム差。ワンプレーの重みが抗議に表れた。【島根純】
(日刊)

T-岡田くん発、ペーニャ経由、芦原球審着…の珍プレーの結末は、伊藤くん憤死っっ!!
なんだコレ…(○Д○;)…おぉ。。。いとうく…ん。。。
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