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コラム備忘録【12/31】

2019年12月31日 20時52分31秒 | マリーンズ2019
≪2019/12/31≫

藤原が開幕スタメン、佐々木朗希獲得、福浦引退、大補強…ロッテ2019年10大ニュース

ホームランラグーン設置で千葉移転後最多158本塁打、福浦が26年の現役生活に幕

 日本一のソフトバンク相手にパ・リーグで唯一勝ち越したが、3位楽天と2ゲーム差の4位で惜しくもCS進出を逃したロッテ。しかし、種市、安田ら若手選手が着実に成長する1年となり、来季に向けて大補強も敢行した。2019年に起こったロッテの10大ニュースを振り返る。

○福浦和也が引退、最後は超ファインプレーで有終の美

 福浦は1993年ドラフト7位で投手として入団。1年目に打者転向し、2001年には首位打者を獲得するなど主力として活躍した。2005、10年の2度の日本一に貢献し、昨季は通算2000安打も達成。9月23日に行われた引退試合では4打数無安打に終わったが、9回に一塁の守備に就くと、2死一塁から日本ハム平沼の打球にダイビングキャッチし、ウイニングボールを掴み取った。

○荻野貴司が10年目で初の規定打席、ベストナイン&GG賞

 プロ10年目の荻野が初の規定打席に到達した。今季は125試合に出場し、打率.315、10本塁打、28盗塁の好成績。35二塁打、7三塁打はともにパ・リーグ1位の数字でベストナインを受賞した。守備では自慢の快足を生かし、失策もわずか1の活躍でゴールデン・グラブ賞にも輝き、飛躍の1年となった。

○CSにわずか2ゲーム届かず4位も、日本一のソフトバンクを圧倒

 井口政権2年目のシーズンは、楽天と終盤までCS争いを繰り広げたが2ゲーム差で及ばず、69勝70敗4分の4位に終わった。しかし、3年連続日本一になったソフトバンクには17勝8敗と圧倒し、5球団で唯一の勝ち越しとなった。

○ドラ1藤原恭大が球団の高卒野手では54年ぶり開幕スタメン

 ドラフト1位ルーキー藤原が楽天との開幕戦で「1番・中堅」でスタメン出場。高卒ルーキーの開幕1軍は球団では1989年の前田幸長氏、高卒野手の開幕スタメンは1965年の山崎裕之氏以来の快挙となった。しかし、6試合の出場で19打数2安打2打点の成績で抹消。ファームで経験を積むシーズンとなった。

○ホームランラグーン設置、千葉移転後最多のシーズン158本塁打

 本拠地ZOZOマリンスタジアムでは、今季から外野席の手前に「ホームランラグーン」と呼ばれるエリアが新設され、フェンスの位置がこれまでより最大4メートル手前となった。また、昨季まで8年連続で100本未満だったチーム本塁打数はリーグ3位の158本塁打に増加。ラグーンに入った本塁打はわずか15本だったが、新加入のレアードが32本塁打を放つなど打線の長打力が大幅にアップした。

ドラフトで佐々木朗希を獲得、チームを支えた鈴木大地が楽天へFA移籍

○種市篤暉ら若手投手台頭、安田尚憲がファームで本塁打王&打点王

 種市、岩下、二木、小島ら若手投手陣が躍動した。特に高卒3年目の種市は8勝2敗、防御率3.24と飛躍し、日本人投手最多タイの23イニング連続奪三振も記録した。また、高卒2年目の安田はファームで本塁打と打点の2冠に輝き、オフにはプエルトリコのウインターリーグでも15試合で打率.349と結果を残した。

○選手会長の鈴木大地が3度のサヨナラ打&国内FAで楽天に移籍

 今季から選手会長に就任した鈴木が3度のサヨナラ打でチームを牽引した。1度目は4月9日のオリックス戦、2度目は6月1日西武戦、3度目は6月16日の中日戦でバットを折られながら右前に運び、9回に5点差を逆転してサヨナラ勝ちした。シーズン3本のサヨナラ打は球団タイ記録。シーズン終了後には国内FA権を行使して楽天に移籍し、新選手会長には益田が就任した。

○ドラフト1位で最速163キロ右腕・佐々木朗希を獲得

 10月17日に行われたドラフト会議で大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手を指名。日本ハム、楽天、西武とのパ・リーグ4球団競合となったが、井口監督が見事に当たりを引き当てた。2位でも大学日本代表の主力を担った強打の佐藤都志也捕手(東洋大)の指名に成功した。

○美馬、福田、ジャクソン、ハーマン獲得で大補強に成功

 今オフ、楽天から国内FA権を行使した美馬学投手、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手を獲得した。同一年度に複数の選手をFAで補強したのは球団史上初めてとなる。さらには新助っ人として元広島のジェイ・ジャクソン投手、楽天からフランク・ハーマン投手の補強にも成功した。

○FAで鈴木、トレードで涌井、人的補償で酒居が楽天に移籍

 鈴木、涌井、酒居の3選手が楽天に移籍した。今季の選手会長も務めた鈴木は国内FA権を行使、在籍6年間で48勝の涌井は金銭トレードで流出。美馬の人的補償では今季20ホールドの酒居が指名された。一方で楽天からは美馬、ハーマン、小野、西巻の4選手を獲得している。

(Full-Count編集部)

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≪2019/12/31≫

FA戦士初の同時獲得 医療体制、人脈が決め手 補強戦線“主役”に 千葉ロッテ

 今オフに繰り広げられた補強戦線の主役は、千葉ロッテだった。楽天から美馬、ソフトバンクから福田のフリーエージェント(FA)戦士を獲得。FA権を行使した選手を同時に2人獲得するのは、球団初だ。年内で積極的な補強は一段落し、3年目の井口政権を後押ししている。

 美馬には4球団、福田には6球団が入団交渉に参加。美馬の交渉には資金力が豊富な巨人も参戦したが、ロッテが勝利を収めた格好だ。昨オフ、ロッテは地元千葉の勝浦市出身、丸の獲得競争に参加して巨人に敗戦。1年越しの“雪辱”を果たした。

 選手の評価が年俸で決まるのがプロ野球。ただ、選手が考える球団の魅力は資金面だけではない。ロッテは来年から都内と浦安市にある順大医学部付属2病院と提携。血液・唾液検査を伴う年間5回のメディカルチェックや、電子カルテを利用した体調管理を行い、24時間体制で選手をサポートする。

 右肘に故障歴がある美馬には、ロッテの綿密な医療サポート体制が魅力となった。3日の入団会見で、33歳の右腕は「いろんなところでコンディションを考えてくれるのは心強い」と話した。

 福田は自身のブログで鳥越ヘッドコーチが入団の決め手の一つと説明。プロ入り間もない頃に父を亡くし「野球をやめようとした」時、「厳しい練習でグラウンドの上では悲しみを忘れさせてくれて、プロ野球選手として生きていく覚悟を決めるきっかけをつくって下さった」という恩師の存在を強調。ソフトバンクで長く指導した鳥越コーチの人脈が生きた。

 ロッテはFA補強に消極的な姿勢を取る時代が長かったが、このオフが分岐点となるか。松本球団本部長は「Aクラスではなく優勝を争うために何をすべきか、ということ。そういう意味での今回の補強」と総括した。

(千葉日報)
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