【ロッテ】ドラ1石川、お祝い200件「全部、返信しました」
24日のプロ野球ドラフト会議で巨人との1位競合の末、ロッテが交渉権を獲得した東京ガス・石川歩投手(25)が25日、電話やメールなどのお祝い連絡が200件に達したことを明かした。歓喜から一夜明け、「こんなの今までで初めて。全部、返信しましたよ」とうれしそうに話した。
石川はこの日、東京から大阪に移動し、28日開幕の社会人日本選手権の公式練習に参加。京セラDで約2時間、汗を流した。「優勝目指して、集中してやるだけです」と東京ガスでは最後となる公式戦に向け、闘志を燃やした。
(報知)
【ロッテドラ1石川】甘いマスクなのに“天然君“
巨人との競合になり、伊東監督が引き当てた石川は、さわやかな笑みを浮かべて「(伊東監督が)ガッツポーズした瞬間、鳥肌が立ちました」。富山出身で「中日ファンだった」と明かしたが「(ロッテと巨人)どちらがいいとかはなかった」と入団には前向きな姿勢を見せた。
自慢は186センチの長身から投げ下ろす150キロの直球。また甘いマスクなのにどこか素朴な雰囲気を漂わせ「ロッテのイメージ?試合は見たことがありませんが(QVCの名物ウグイス嬢の)場内アナウンスが印象的ですね」と答えてしまう“天然キャラ”も武器になりそう。神戸外野手の“不適切ツイート事件”で傷ついた球団のイメージを取り戻すには持ってこいの好青年ルーキーだ。
ちなみに東京ガス関係者によると「弊社はグループ全社員対象に、SNSやブログに書き込む上での危険性についてコンプライアンス講習を定期的に開いています。もちろん石川も受講していますので“その点”は大丈夫です」とのこと。
伊東監督は「今年は先発陣に悩まされた。十分に先発完投できる力を持っている。ローテで2桁以上勝てる投手になって欲しい」と期待を寄せたが、抜群のスマイルを武器にグラウンド外での活躍も期待できるか。
(東スポ)
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(よそ様から)地味な印象のチームに、陽気に華を添える“ふなっしー”の破壊力っ!!ひゃっはー!!(笑)
ロッテ2位吉田が伊東塾で成長期す
捕手エリートへの第1歩だ。ロッテのドラフト2位、立正大・吉田裕太捕手(22)が25日、埼玉・熊谷市内の同大で指名あいさつを受けた。山下担当スカウトから伊東監督の直筆色紙を手渡され「高評価で光栄。学べること全部吸収したい」と直接指導を熱望した。
同大の坂田精二郎監督(39)も捕手出身で、社会人野球シダックスでは野村克也氏の愛弟子として知られた。イズムを継承した“野村の孫”とも言える吉田が、プロでは同じく球界を代表する名捕手である伊東塾に入門する。坂田監督も「捕手出身監督なら成長も早いでしょう」と大喜びだ。
縁がある。千葉出身で、小3の時、初観戦したプロ野球がロッテ対西武だった。当時の西武捕手は伊東監督。そんな雲の上の存在から、即戦力として必要とされた。「まずは試合に出ること。『パなら吉田』と言われるような、球界を代表する捕手になりたいです」。一点の曇りもない目で、宣言した。【鎌田良美】
【日刊】
ロッテ2位の吉田 伊東2世の誓い「運命を感じますね」
ロッテ2位指名の吉田が「伊東2世」になることを誓った。
立正大の熊谷キャンパス内での指名あいさつで、担当スカウトから伊東監督直筆の「感謝」と書かれた色紙を受け取ると「伊東監督から全てを吸収して、球界を代表する捕手になりたい」と力を込めた。千葉県流山市出身で、小学3年で初めて野球観戦したのが千葉マリン(現QVCマリン)でのロッテ―西武戦だった。「その試合に伊東監督が出場していた記憶が残っている。運命を感じますね」。強肩と巧打が武器の即戦力捕手は体力アップをテーマに掲げており、「配球などを学ばせてもらいたい」と「伊東塾」への入門を心待ちにしていた。
(スポ二チ)
ノムさん“孫弟子”!ロッテD2吉田、ID野球で正捕手目指す
ロッテは25日、ドラフト2位で指名した立正大・吉田裕太捕手(22)に、埼玉・熊谷の同大で指名あいさつを行った。同大の坂田精二郎監督(39)は、社会人野球のシダックスで、野村克也監督の指導を受けており、吉田はいわば「野村ID野球」の“孫弟子”にあたる。
坂田監督は「捕手出身の伊東監督のチームで、吉田は運がある。野村さんに考え方や取り組み方の教えを頂いて、自分も指導者になり伝えられることができましたから」と教え子の上位指名に感慨深げ。吉田は「坂田監督には野球だけではなく、人生論を学びました。配球面でもイニングが終わりベンチに帰ると、毎回言われました」という。今後さらに伊東監督の「常勝エキス」を注入される吉田は、ロッテの正捕手を目指す。 (塚沢健太郎)
(サンスポ)
ロッテ2位吉田「尊敬」鈴木大地会いたい
ロッテからドラフト2位指名された立正大・吉田裕太捕手(22)が25日、埼玉・熊谷市内の同大で指名あいさつを受けた。
山下担当スカウトから伊東監督直筆の色紙を手渡され「高評価をいただいて光栄です。ロッテはファンの方がすごく熱い印象」と喜んだ。
千葉出身で、クライマックス・シリーズもテレビ観戦。「負けてしまったけど、強いチームだと思った。早く伊東監督にお会いしたい」。今季ロッテの正遊撃手に定着した鈴木大地内野手(24)とは、大学日本代表でともにプレーした仲で「すごく尊敬してます。一緒にセンターラインを守りたい」とプロでの再会を心待ちにした。
(日刊)
ロッテ2軍コーチ 打撃に山下氏、バッテリーは福沢氏
ロッテの来季2軍打撃コーチに山下徳人スカウト(48)、同バッテリーコーチに今季まで日本ハムの2軍バッテリーコーチを務めた福沢洋一氏(46)が就任することが25日、分かった。
ロッテ一筋で11年間プレーした山下氏は現役引退後の99年から03年まで打撃コーチを務め、04年からスカウトに転身。11年ぶりの現場復帰となる。福沢氏もロッテで14年間プレー。ロッテ2軍バッテリーコーチ、横浜1軍バッテリーコーチなどを経て、12年から日本ハムの2軍バッテリーコーチを務めていた。 (スポ二チ)
山下さんはドラ2の吉田くんの担当スカウトだったんですよね。
惚れ込んだ素質を、今度はコーチとして大きく育てあげてくださいo(^∇^)o
もちろん他の選手達の打撃向上も宜しくお願いします。
【気になる記事】
則本 開幕投手任せろ!「僕は思いっ切り勝つ気です」
Kスタ宮城の選手駐車場。タクシーで帰途に就く前に報道陣に笑顔で対応していた楽天・則本の表情がキュッと引き締まった。
「“相手が内海さんやから則本では(勝つのは難しい)”と思われるかもしれないけど、僕は思いっ切り勝つ気です。初戦を獲るのは大きいし、獲りたい」
今季はWBCの激闘の疲れがたまっていた田中の代役で、新人ながら3月29日の開幕ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に登板。黒星ながら試合をつくり、その後もローテーション投手として15勝を積み重ねた。後半戦の開幕も含め自身3度目の「開幕投手」。日本シリーズで新人が務めればプロ野球史上で61年ぶり3人目の快挙となる。大役を通達されたのは23日の練習中。当初の開幕投手と目されていた田中が疲労を考慮して27日の第2戦に回ることが決まり、CSファイナルSで救援登板した21日から中4日での先発が回ってきた。
巨人とはオープン戦で2度対戦したのみ。もともと中央球界では無名で三重中京大からプロ入りしただけに反骨心は強く「強いチームを倒してなんぼ。日本一のチームを倒したいです」と目をギラつかせた。
史跡が多い滋賀県出身でかなりの「歴男(歴史好きな男子)」。好きな戦国武将は「織田信長」で理由は「楽市楽座をしたから」という。尾張の地方大名から天下取りを目指して急激に勢力を拡大した姿は、まさに今季の則本と重なる。全国の注目が集まるマウンドに22歳の若武者が上がる。
▽オープン戦の巨人対則本VTR 初対戦は2月24日(沖縄セルラー)で、則本が4回2安打無失点。初回、村田とロペスに連打を浴びたが、2回以降は無安打に抑えた。2度目の対戦となった3月24日(東京ドーム)は5回までわずか1安打無失点。4回、松本哲に唯一となる中前打を浴びたが、後続の坂本、阿部を打ち取るなど、2試合で防御率0・00。巨人打線を完璧に封じた。
(スポ二チ)
マー君 フル充電で第2戦先発へ 疲労考慮し中5日
27日の第2戦に回ることになった楽天・田中はKスタ宮城でブルペン投球を実施。約30球を投げ込み「いつもと同じように投げることができた。日本シリーズは楽しみ」と手応えを口にした。
今季はレギュラーシーズンで24勝0敗1セーブという大記録をマーク。ロッテとのCSファイナルS(Kスタ宮城)でも17日の初戦で完封勝利を飾り、21日の第4戦では9回を締め、1勝1セーブでMVPを獲得した。疲労がたまっていたことから首脳陣と話し合った結果、21日から中4日ではなく、中5日の第2戦に決定。さらに第2戦に先発した場合、第6戦も同じく中5日で回ることが可能となる。佐藤投手コーチも「則本の方が元気だから」と説明した。
「時間を有効に使います。無駄にしません」と田中。開幕投手の則本については「彼なら大丈夫。自分は応援するだけです」とエールを送った。
(スポニチ)
いよいよ日本シリーズ開幕ですね!!
しかしながらお天気が心配っっ(××;A)
試合開始までにはお天気も回復しそうですが、グラウンドコンディションが。。。
選手が怪我しないように、いいコンディションで戦わせてあげたいですね。
何はともあれ、パ・リーグ仲間ですもん!!
鷲さん!!頑張れ~o(≧д≦)o
則本くん!!頑張れ~o(≧д≦)o
“CSファイナルの時のピッチングが出来れば”、絶対大丈夫さっっ!!
日本ハム 2軍バッテリーコーチにソフトBスコアラー招へい
日本ハムは来季2軍バッテリーコーチとして元ソフトバンク、ロッテ捕手で、ソフトバンクの的場直樹スコアラー(36)を招へいする。
的場スコアラーは明大から99年ドラフト3位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。10年からはロッテでプレーし、12年オフからソフトバンクでスコアラーを務めていた。また、1軍投手コーチには厚沢和幸プロスカウト兼チーフスコアラー(41)が内部昇格。07年から10年まで1軍投手コーチを務めており今回は4年ぶりの現場復帰となる。これにより黒木知宏投手コーチ(39)はブルペン担当へ配置転換となる。
◆転身 日本ハムは、島崎毅投手コーチ(46)と来季のコーチ契約を結ばないと発表した。今後はプロスカウトとなる。
どんな御縁でハムさんへ??…は謎ですが、
来季は鎌ヶ谷や浦和で、まっとんの姿をお目にかかれるのですね♪
まっとん、コーチ就任おめでとうございますヽ(^∇^)ノ
なお、今季ハムの2軍バッテリーコーチを務めた福沢さんは、鴎の来季の2軍バッテリーコーチに就任だそうで。
ミズノ社、公表促すも下田氏「いいんだ
第三者委員会の81ページの調査報告書が25日、日本野球機構(NPB)の公式サイトで公開された。9月27日に発表した概要について詳しくし、下田邦夫事務局長が報告義務を果たさずに変更を進めた経緯などを説明。NPB職員と12球団の幹部や統一球を製造するミズノ社との生々しいやりとりも記された。
統一球問題を調査した第三者委員会の報告書は午後3時からNPB公式サイト(http://www.npb.or.jp/)で公開された。実名や発言の多くは伏せられているものの、球の仕様変更を主導した下田事務局長と関係者のやりとりなどが明らかになった。下田氏と、下田氏の部下(報告書ではNPB総務部G次長と表記)、ミズノ社の担当者(同ミズノ社A部長)の3人で秘密裏に進められたといい、ミズノ社から公表を促された下田氏が「いや、いいんだよ」と答えたことなどが記されている。
また、報告書は、調査中に証拠隠滅を疑わせるような行為があったことも指摘した。事実認定のための重要な証拠となる資料の中にあった、G次長の手帳の内容が改変され、G次長が後日書き加えたことを告白したとしている。このため、第三者委は、白紙の状態で調査を始めることを余儀なくされたという。
また、12球団の関係者の発言や動きに関する記述もあった。昨年5月15月のセ・リーグ社長懇親会で「統一球を飛ぶようにしていくほうがいい。公には変えたと言わずに、芯を変えてはどうか」と秘密裏の統一球をにおわせる意見が出たという。また、同10月27日の代表者会議でも、ある球団の代表者が「黙って(球の仕様を)変えちゃうのが一番いい」と発言し、別の代表者が「漏らすなと言っても漏れる」と言うと、下田氏が「ダメですよ、言っちゃ」と応じたやりとりが記された。
さらに昨年11月には6球団から統一球に関する意見書がNPBに提出されたという。このうち巨人、阪神、ソフトバンク、オリックスが「見直し必要」という意見で、楽天は「現行維持」、広島は「両論併記」だったとした。中でも巨人は詳細なデータを引用した上で「2013年シーズンから『新基準による統一球』での試合運営を要望します」と、反発力の見直しを求めたことも明かされた。
(日刊)
「駄目ですよ、言っちゃ」…統一球問題の第三者委員会が報告書公開
日本野球機構(NPB)は25日、統一球問題を調査した第三者委員会の報告書を公式ホームページで公開した。新たな事実はなかったが、81ページに及ぶ報告書では、関係者の生々しいやりとりも記された。
報告書によると、昨年5月15日のセ・リーグ社長懇談会では、営業面の理由から打ち合いの試合を増やすために「公には変えたと言わずに、芯を変えてはどうか」という意見が多く出たという。同10月の12球団代表者会議では、一部から「黙って変えちゃうのが一番いい」との意見が噴出。席上では「これだけの人が聞いて、漏れないわけないでしょう」と声が上がり、下田邦夫事務局長が「駄目ですよ、言っちゃ」と情報を漏らさないように制止したという。
昨年11月に巨人、阪神、ソフトバンク、オリックスの4球団が統一球の見直しを求め、中でも巨人が「2013年シーズンから“新基準による統一球”での試合運営を要望します」と意見した事実を指摘。ただ、統一球の仕様変更を事務局に一任することになった12球団の実行委員会の内容は非公開となった。
(スポニチ)
(当然、事務局の責任は重大ですが)これが本当なら、事務局に責任を全部押し付けて、被害者面していた各球団のお偉いさんも、充分同罪のような気がっっ?!!
最終的には事務局に一任とは言え、『公には変えたと言わず。。。』とか『黙って変えちゃうのが…』とか意見が出る時点で、
選手達は、球団の偉い人たちにも騙されていたってことなんじゃないですか?!
加藤前コミ逆ギレ…統一球報告書に反論
騒動終結…と思ったら、思わぬところから強烈な“最後っ屁”が飛び出した。日本野球機構(NPB)は25日、統一球問題を調査した第三者委員会の報告書を公表。関係者の処分も発表し、一連の問題に1つの区切りをつけた。だが、その直後、同日付でコミッショナーを辞任した加藤良三氏(72)が反論文を発表。コミッショナーの責任を指摘した報告書について「結論ありきで作成されたもの」などと主張し、7ページにわたって第三者委に対する怒りの思いをぶちまけた。
NPBは午後3時に公式サイトで第三者委の報告書を公開した。同時に秘密裏に統一球変更を進めた下田事務局長ら関係者の処分も発表し、一連の騒動に区切りをつけた。しかし“あの人”は怒りのマグマをためていたようだ。引責によりこの日付で退任した加藤氏は夕方、「報告書に対する私個人としての考え」として7ページの文書をマスコミ各社に送り、第三者委に対し猛反論を展開した。
加藤氏は、元最高裁判事の那須弘平委員長ら法曹界の重鎮たちが作成した報告書に“ダメ出し”した。統一球の仕様変更を事前に知らされていなかったと主張し続けたコミッショナーに、第三者委は「責任を免れないと言わざるを得ない」と結論づけた。これに対し報告書の問題点を列挙した上で「私が統一球の仕様変更を知っていた疑いがあることの根拠として挙げられている事情は、いずれも合理的に判断すればおよそ根拠になり得ないものばかりです」「私に重大な責任があったことを認定するという結論ありきで作成されたものと思われ、その推論は恣意(しい)的かつ不合理であるというほかありません」と指摘した。
加藤氏は外務省のエリート街道を歩んだ元外交官。そのプライドを引き裂かれるような記述も、怒りの火に油を注いだようだ。「報告書はわざわざ私の駐米大使としての経歴を持ち出していますが、私を嘲笑する意図すら感じられるところ」とし「中立公正であるべき第三者委員会の報告書としては極めて不適切な記載と言わざるを得ません」と、不快感を示した。
加藤氏は反論文の最後を「今後はプロ野球の外から日本の野球を応援し、日本野球のさらなる発展を見守り、願っていきたいと考えています」と結んだ。しかし、日本シリーズ開幕前日。NPBが主催する最大のイベントを前に、盛り上がりに水を差すタイミングといえる。報告書を公開する時期をこの日に選んだNPBにも責任はある。本当に新しい組織に生まれ変われるのだろうか。今後に不安を抱かせる、統一球問題の幕引きとなった。【広瀬雷太】
<統一球問題経緯>
◆発覚 NPBと選手会が6月11日に事務折衝。下田事務局長が、今季から秘密裏に統一球の反発係数を調整し、ミズノにも虚偽の回答を指示していたと明かす。
◆釈明 加藤コミッショナー(C)が同12日に会見し「私は昨日まで全く知らなかった」と釈明。
◆第三者委員会 同14日、12球団代表者会議を臨時開催。調査のため第三者委員会設置を決定。加藤Cは「大変な失態」と態度を変える。
◆メンバー決定 同24日、第三者委員会のメンバーに元最高裁判事の那須弘平弁護士ら3人が決まる。桑田真澄氏が特別アドバイザーに就任。
◆要求 同27日、選手会の松原事務局長が、NPB事務局に統一球問題に関する要望書提出。新コミッショナーのもとで組織構造改革するべきと指摘。
◆不信任 7月19日、選手会が臨時大会でコミッショナー不信任を選手全員で確認。
◆辞任表明 9月19日、加藤Cがオーナー会議で、統一球問題の責任を取って今季のレギュラーシーズン終了後に辞任すると表明。
◆報告 第三者委員会が同27日、12球団の代表者に最終報告。仕様変更を「まったく知らなかった」とする加藤Cの主張は覆せなかったが「混乱を招いた責任を免れることは許されず」と責任追及。
◆追加報告要請 10月2日の臨時オーナー会議で第三者委に追加のヒアリング調査を要請。
◆代行 同21日、臨時オーナー会議で後任コミッショナーを協議。暫定的にオリックス宮内オーナーが12月31日まで代行すると決定。
(日刊)
加藤前コミ怒り反論「受け入れがたい」
日本野球機構(NPB)は25日、統一球問題の事実調査を行った第三者委員会の最終報告書の全文をNPBのホームページで公開した。隠ぺい工作の生々しいやりとりや、統一球変更の背景を記載。一方で、25日付で辞任した加藤良三前コミッショナー(72)が第三者委の調査に不満を示し、怒りの反論文をファクスで報道各社に配信した。
最終報告書の発表を受けて、加藤前コミッショナーは怒りの反論を展開した。一連の問題の責任を取り、25日付で辞任したが「結論ありきの調査報告書で、私としては受け入れがたい」と、7ページにも及ぶ長文で不満をぶちまけた。
加藤前コミッショナーは、第三者委員会のヒアリングに対してもこれまで通り、身の潔白を主張したという。だが、報告書には統一球の変更の事実を知っていたかについて「疑いが完全に解消されたともいえない状況にある」としている。
コミッショナーの在職期間中は全力を尽くしたと訴え「『重大な職務怠慢』であるとか『任務懈怠』という表現によって非難される理由はありません」と記した。
(デイリー)
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