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拾い読み★2015-315≪コラム記事≫

2015年11月10日 20時49分14秒 | マリーンズ2011~15
【球界ここだけの話(355)】顔面死球の恐怖! ロッテ・肘井が「深刻後遺症」と格闘中

 ロッテの2軍は現在、本拠地の浦和球場で秋季キャンプ中。2軍といっても、故障リハビリ組を含めれば、1軍クラスの脂っこいメンツも多く汗を流している(1軍は千葉・鴨川市)。

 行ってみた-。その脂っこさを知ってか、サインを求めるファンの数が多い。鴨川市にも負けていない。そこで遭遇したのが今年、開幕前に育成契約から支配下登録された肘井(ひじい)竜蔵外野手(19)だった。

 「お久しぶりです。いろいろご心配をおかけしましたが、何とか元気になりました」

 確かに健康そうだったが、サングラスを外した顔は腫れが残り、依然として痛々しかった。思わず「大丈夫!?」という言葉が出てしまった。

 アクシデントは9月21日のイースタン・リーグ、西武戦(ロッテ浦和)で起きた。肘井は顔面死球を受け、そのまま救急車で病院搬送。3週間の入院生活を余儀なくされた。当初は絶対安静で、さらに入院期間中、2度の修復手術を受けた。

 いまでこそ、ほぼ通常メニューをこなしているが、入院生活の間は寝たきりの状態。肘井によると、「腰への負担がかかりそうな練習だけは自分でセーブしています」という。

 「当たった瞬間、意識はありましたが、逆にないほうがよかった。意識がある分、痛くて、つらかったです。名前は“肘”ですが、顔は(腫れて)“くるぶし”でした」

 その顔には手術痕が残る。さらに患部には整形用のプレートが埋め込まれている。持ち前のイケメンは腫れが引けば徐々に戻るようだが、神経もダメージを受けているため、傷口の周辺は依然、麻酔がかかったような感覚。それが原因で、実は深刻な『臭覚障害』を起こしている。

 「日常生活に支障があるというわけではないですけど、臭いに関してはまったくしないです」

 復活に向けた練習もそうだが、重度な後遺症とも闘う日々。それでも肘井は落ち込むことなく前を向く。

 「いま埋め込んだプレートも手術で外せるそうですが、もう手術はイヤです。このままでいきます。手術する時間があるなら練習に当てます」

 その心意気やよし!! 伊東監督が求めるのはそういう選手だ。

 (プロ野球遊軍・西村浩一) 

(サンスポ)
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