6月29日光岳の記録
6:30 易老渡
9:45 易老岳
12:00 光岳
12:10 光石
13:00 イザルガ岳
16:40 易老渡
メンバー:ソロ
20年ぶりとなる光岳に行くことにした。というか梅雨の中休み晴れているのはこのあたりだけというのが一因なのかもしれません。せっかくの日曜日なのにメンバーとは予定が合わずソロの山となった。この辺りは山深く人が少ないのでソロはちょっと心細いというのが本音。高速半額最終日ということもあっておごって一人で高速を使ってサクッと登山口に。
この日の予報がイマイチだったので人は少ない。もともと南アルプス南部は人が少ない。きついし、サービス小屋はないし森林限界は高いし。
さて登行開始。いきなりの急な登りは織り込み済み。途中のヒノキの大木帯や、南アルプス特有の苔の森を地味に楽しみながらコースタイム6時間の強烈な登りを3時間でやっつける。唯一の日帰りの若者にサクッと抜かれた。自分もだいぶん早いと思うけど。
稜線でもまだ樹林帯。でも時折景色が見える。ありがたい青空。天気はどんどん良くなっていく。ここで前日からの泊りの下山者一人とすれ違う。静かでいいねぇ。自然が濃ゆい。途中で雪渓に入る。20年ぶりなのでこんなの記憶にない。たぶん、関東大雪の日の雪だろうな。南のほうの雪が今年はやたら多い。
静高平からルンルンの草原歩き。光小屋の前で若者とすれ違う。いい天気だね。とちょっこり話してお別れ。ほどなく頂上。聖や南側の最深部がよく見える。富士山や北側の山は見えぬ。一応光石といわれる山の名前になった岩の上に行く。うーん深いねぇ。
もう一度頂上に戻って景色のいいイザルガ岳に。これぞ高山という360度の景色を見て樹林帯に沈んでいく。あとは消化試合。うんざりと長い樹林歩きと急降下をこなして駐車場に。この日4人目の泊りで行く登山者と最後にすれ違う。うーんしずかですね。なんとなく人気がない理由も体感しましたがでもいい山です。
南アルプスらしい苔の森。延々と登りはこんな感じ。
はじめのピークの易老岳のあたりでは霧が出て幻想的に。晴れていても樹林帯。
ハイ頂上。百名山でも有名な展望なし頂上。でも、言われるほど展望悪くないですよ。すぐ横に展望台もあるし。
めんどくさくてもしんどくてもいきましょう。光石
ゼンジガ原。いい雰囲気です。ルート唯一の光小屋
光に行くならてかりいしにイザルガ岳は外せない。ここより北の山は雷で散々だったとか・・・。
南アルプス深南部。まだ行ったことないです。
雪が多いですね。ここから樹林帯に突入。山々の景色よさらば
青空と緑がまぶしい
南アルプスって静かで濃ゆくていいね。