ゆったりミチクサ

馬上少年過
世平白髪多
残軀天所赦
不楽是如何
   (戦国武将)
   伊達政宗公詩

庭に咲く「キタダケソウ」に「ヒダカソウ」

2014-05-27 | 栽培は楽し

キタダケソウが咲きました。
去年はヒダカソウが咲き、
同属とは言っても、
2つ一緒に咲くのが楽しみでした。

1.早春の「キタダケソウ」と「ヒダカソウ」

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左がキタダケソウ、右がヒダカソウ。

2.「キタダケソウ」の芽生え

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魚竜シーラカンスが動き出したような、躍動感を感じます。

3.花芽が見える「ヒダカソウ」

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キタダケソウに比べ、成長が早いと感じるヒダカソウ。

4.若葉萌える「キタダケソウ」に「ヒダカソウ」

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キタダケソウに花芽が付きました。
害虫に負けないで、咲いてほしい。
3、000m級の過酷な環境を想像します。

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蕾がたくさん膨らんできたヒダカソウ。
蛇紋岩の過酷な環境に咲く、貴重な花です。

5.花開く「ヒダカソウ」と蕾膨らむ「キタダケソウ」

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開花したヒダカソウ、つぼみ膨らむキタダケソウ。
ヒダカソウもキタダケソウも葉の形がそっくり。
キタダケソウの花を期待します。

6.見事に咲いた「キタダケソウ」

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花数の多いヒダカソウが左側
一輪咲いたキタダケソウが右側
キタダケソウの葉の方が、
青味がかっている様に見えます。

7.庭で見る日本アルプス北岳の花

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念願の庭で観賞するキタダケソウの花。
見事に咲きました。
今年は2輪の花を見る事が出来ました。

8.今年も咲きました北海道日高山脈の花

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キタダケソウに比べ、
ヒダカソウは落ち着いた花の様に見えます。
来年は、ヒダカソウもキタダケソウも同じ位い、
たくさんの花が咲くように。

9.「ハヤチネウスユキソウ」を庭で楽しむ

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早春のハヤチネウスユキソウが、芽生えを待っています。

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生まれたばかりの、ハヤチネウスユキソウの新芽。

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咲き出したウスユキソウ

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早池峰山に咲く、ウスユキソウを思い出します。

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蛇紋岩の過酷な環境に咲く、実に艶やかな花です。
エーデルワイスに憧れ、スイスアルプスにも行きました。
自生の「白い貴婦人」に出会えたのは、早池峰山です。
ハヤチネウスユキソウは、
エーデルワイスと同等の美しい気品が有ります。
此れから、庭で楽しめる極上の喜び、人生の極楽でしょうか。

10.キヌガサソウの芽吹き 

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芽生えが心配だったキヌガサソウ。
尾瀬で見かけたキヌガサソウに心惹かれ、庭植えしました。
今年も若葉を見せました。

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ちっちゃな花芽が見えます。

11.花開くトガクシショウマ

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毎年咲いてくれるトガクシショウマ。
淡い紫の項垂れるような花を見ると、可憐な花を感じます。

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登山で見かけた事は有りませんが、
徐々に大株になっていきます。
咲くのを心待ちにする花です。

12.アカヤシオが咲きました

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去年はシロヤシオ、ムラサキヤシオが咲きました。
今年は念願のアカヤシオだけ咲きました。
生育に違いがあるとは思いませんが、
来年はアカ・シロ・ムラサキ3種とも咲いて貰いたいものです。
アカヤシオは、やっぱり可憐で優しい色合いです。
景色が明るく華やぎます。
山でも良く目にしますが、晴れ渡った青空のもと
アカヤシオの花を見ると、疲れも吹き飛びます。

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花が終わると、葉の季節になるアカヤシオ

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葉が芽吹き花が咲くシロヤシオ。

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ムラサキヤシオはシロヤシオとおなじ。

13.アツモリソウが咲きました

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毎年気になるアツモリソウの開花。
庭植えしてから約10年になり、
すっかり庭の定番になりました。
例年咲いてくれると、何故か安心します。

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礼文アツモリソウにチャレンジ。
礼文島で見たときから、
何時かは庭植で咲かせたいと思っていました。
開花まで2~3年経るかも知れません、
楽しみが増えました。


14.庭に常連の山野草
純白の花びらが、清楚な感じのオオヤマレンゲ。

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山路でよく見かける、ハクサンチドリ。

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紅花ヤマシャクの艶やかさは、初夏の夢見心地さえします。

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年々増えるイカリソウ。

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ユキモチソウは野山であまり見かけません。

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クロユリは伝説の花と言われます。

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庭木で一番の樹齢、白山シャクナゲ。

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15.豪華に咲き誇るボタン

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庭で一番豪華な花、ボタン。
最初に咲くのがボタン色、
白、淡い赤、黄色と咲いていきます。
自然の流れが、不思議な程分かります。

16.ナデシコ

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妖艶な感じの鮮やかな色に、目を奪われるナデシコ。
存在感を感じています。

17.自然のままに

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ミヤマオダマキ、エビネが初夏の日差しに映えます。
ホウチャクソウを見る毎に、
寺院の軒につるされた鐘を思い出します。
農家から求めたアヤメに、凛とした清々しさを感じます。

初夏までの庭の山野草、
今年は何と云っても「キタダケソウ」が咲いてくれた事です。
「ヒダカソウ」と微妙に違う事が分かります。

白い貴婦人「ハヤチネウスユキソウ」が咲き、
可憐な薄紅色「アカヤシオ」の花も咲いてくれました。

「アツモリソウ」が今年も咲いた喜び。
「キヌガサソウ」が元気に生育してくれた事。
「礼文アツモリソウ」チャレンジの躍動感が湧きます。

山野草、特に高山植物は生育環境と土壌作りが大切です。
和物、洋物、東西を問わず地球環境に優しい植物に感謝。

日本特産希少種の奥深い味わいが、
日本風土の豊かさを感じさせます。



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