東日本大震災から5年
復興の槌音響き亘る東北
明日を築く正念場。
さくら狩に、いざゆかん
奥州羽州の細道へ。
1.青森・津軽弘前城の桜
私が訪れた当時の弘前城。
桜がお似合いです。
朱塗りの欄干に宝珠橋。
弘前城のビューポイントでしょうか。
見事に咲き誇る「弘前城の枝垂桜」。
カナダ旅で訪れた、豪快なナイアガラを思い出します。
良く晴れ渡った弘前の空に、お岩木山が似合います。
弘前城、岩木山、澄切った青い空、満開の桜、全てが揃った絶景です。
2.秋田・武家屋敷の枝垂桜
桧木内川沿いの桜並木。
晴れ渡った空に、北国の山々が雪を抱いて聳えています。
桧木内川沿いの桜並木を散策しました。
明るい日差しが、心も晴れやかにします。
「武家屋敷の枝垂れ桜」が満開です。
道行く人力車も、武家屋敷通りに溶け込んでいます。
そよ風の角館武家屋敷は、江戸時代にタイムスリップした様です。
落ち着きのある武家屋敷に、華やかな枝垂れ桜が悠久の時の流れを漂わせます。
樹齢400年には、なるであろう枝垂れ桜。
落ち着いた武家屋敷の雰囲気を醸し出していました。
3.岩手・石割桜に一本桜、欠かせぬ北上展勝地
「小岩井農場の一本桜」。
広々とした牧場、冠雪の岩手山、澄んだ青空、大地に根を張る一本桜。
「北上展勝地の桜」並木です。
暖かい春の日差しに誘われて、散策しました。
生命力の確かな事を実感する「石割桜」。
盛岡地方裁判所前庭に根を張る、威風堂々の巨木です。
4.山形・置賜地方の桜
朝日連峰の雪が輝く春の置賜地方。
「釜の越桜」が満開を迎えていました。
山形の置賜地方は、桜の名所。
「伊佐澤の久保桜」は、樹形の妙味に咲く満開の桜が見事です。
伊達政宗公ゆかりの「草岡の大明神桜」。
戦国時代から既に保護されていたのです。
時代を経て尚、桜を愛でる心を大切にしたいですね。
5.宮城・一目千本桜に青葉城、日本三景・松島を望む
仙台青葉城天主台の戦国武将・「伊達政宗公騎馬像と桜」。
伊達62万石の城下町、震災後の復興を見つめ続けています。
400年前、西欧との交易を視野に、
遣欧使節を送り出した伊達政宗公の偉業は大きい。
白石川沿いの「一目千本桜」が満開。
春の柔らかい日差しを受け、大河原、柴田に続く桜並木を散歩する。
「樅ノ木は残った」船岡城址の桜も満開でした。
日本三景の松島。
「西行戻しの松」公園から、桜越しに松島を眺望しました。
満開の桜が、松島の美しい景色を際立たせています。
6.福島・三春と会津
ほんとの空の里、二本松安達太良山の風景を後にして、
会津若松を訪れました。
会津若松鶴ヶ城内の茶室「麟閣」。
枝垂れ桜が満開でした。
「ならぬものはならぬのです」小気味よい会津魂が聞こえます。
「三春の滝桜」が満開を迎えています。
能楽を楽しむ姿も見られました。
日本三大桜と言われるように、威風堂々の枝垂れ桜です。
奥州羽州さくら小道の旅
日々、心行くまで堪能する
「さくらがり きどくや日々に 五里六里」芭蕉
「世の中に たえて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし」在原業平
のどかな日々を突然奪われた人々の嘆き悲しみを忘れまい
がんばろう東北!!!。 がんばろう日本!!!。
如月は早春の季節
足早に走り過ぎる2月とも言われます
河津桜が咲き始め
お雛様が飾られます
以前訪れた桜祭りと雛祭りです。
1.満開の河津桜
伊豆半島の春は早い、2月は満開の桜で賑わいます。
この日は、春雨模様にも拘らず
大勢の人が桜見物に来ていました。
2.河津桜と菜の花畑
満開に咲き誇る河津桜と菜の花が、ベストマッチの色合いです。
河津川の清流と桜の香りが、伊豆の空気を更に美味しくしています。
以来、河津桜を庭植にして毎年楽しんでいます。
3.日本三大「つるし飾り」
(1)東海 伊豆半島・稲取の「雛のつるし飾り」
お雛様を飾る様に、子供の健康と健やかな成長を願い、
布の切れ端で小物を作り、飾り付けたのが始まりと言われます。
味わいのある、素敵な言い伝えです。
稲取魚市場に、朝並んだ金目鯛。
真っ赤な魚体と金色に輝く目が、とても新鮮。
漁獲量が減少し、漁場では危機感を持っているそうです。
秋田のハタハタのように、漁獲が回復すると良いですね。
お内裏様、三人官女、五人囃子・・・・・。
囲むように手作りの雛が、子供達の健康と健やかな成長を願い、
つるし飾りされています。
七段飾りが、雛のつるし飾りを賑やかにしている感じです。
斎廣禅寺。
ビルマの仏像を拝顔し、仏像全面の仏鐘の音を拝聴しました。
心地よい和らいだ、ほのぼのとする音色です。
宝物館には、ビルマ国宝の釈迦如来様とビルマの竪琴が
奉納されています。
(2)東北 庄内・酒田の「傘福」
山々に雪が残る季節、庄内・酒田の雛飾りを訪れました。
傘を開いて布を巻き、手作りの縁起物を下げて飾り付けています。
北前船が往来した時代、祭りの鉾に縁起物をつるしたのが
起源と言われます。
傘に飾られた縁起物が賑やかです。
雛段が無くても、傘福だけで豪華な雛飾りに成っています。
子を思う親心が、充分に伝わって来ます。
修験地羽黒山に足を踏み入れてみました。
北国の春、残雪の中に国宝・五重塔が堂々と聳えています。
俳聖芭蕉は、夏季ここ羽黒山を訪れています。
「涼しさや ほの三か月の 羽黒山」芭蕉
(3)九州 福岡・柳川の「さげもん」
有明海に近く、ムツゴロウも出迎える雛祭り。
2月でも燕が飛び交う早春の時期です。
布の端切れで小物を作り、初節句に下げ飾りとしたのが
起源と言われます。
小物袋になっていて、物が入る様になっています。
縁起の良い小物が手作りされ、雛段の両脇に下げられます。
旧柳川藩主別邸は、国指定名勝です。
明治の面影が残る鹿鳴館様式。
近代化の波が、津々浦々に広がっていた事が分ります。
2016年の1月は、南国沖縄本島に1890年
気象観測開始初の雪(みぞれ)、
奄美大島には115年ぶりの雪が降りました。
如月(きさらぎ)2月・弥生(やよい)3月は、
春が足早に近づいてくる季節です
梅の花 花一輪の温かさ
お花飾りは 桃の花
春爛漫の 桜かな
(日本古謡)
さくら さくら やよいの空は
見わたす限り かすみか雲か
匂いぞ出ずる いざや いざや 見にゆかん
目の覚めるような朝を迎える。
今までになかった新鮮な感触。
自然と人間の調和。
今、世界の夜明けが始まる。
①希望
黄金の日輪が輝く、新しい夜明けです。
恒久平和と豊穣を見つめています。
すがすがしい日の出は、勇気を与えてくれます。
②故郷
相模湾上空で見た、雪景色の富士山です。
世界中からの登山者が、後を絶ちません。
富士山は日本の宝であり、日本人の故郷です。
富士山が見えると嬉しくなるのは、
日本国民の本来性でしょうか。
③森の翁
樹齢7,000年余の縄文杉。
どっしりとした巨木は、
私達に何を語りかけて来るのでしょうか。
自然の持つ豊かさ、戦争のはかなさ、平和の尊さ。
④松原
2011年3月11日の巨大津波に襲われる前の松原です。
津波の驚異は忘れまい。自然への畏敬とともに。
時が来れば奇跡の一本松に、
会いに行きたいと思っています。
高田松原に虹がかかりました。
松原を離れようとした頃です。
緑の松が、より一層綺麗に輝いていました。
⑤天空都市
山道を登った先に、忽然と現れた古代都市マチュピチュ。
ジャングルの奥地、山峰の石積み遺跡。
訪れたのは雨上がりの12月、南半球の夏でした。
精巧な石積み技術に感心します。
⑥標高4、335mの露天商
南米ペルー「ララヤ峠の青空市場」
富士山(3、776m)より高い場所は、体が軽くなった気分です。
色彩豊かな景色に心が奪われます。
⑦浮島
ペルー「チチカカ湖」
標高3810mは富士山より高い所の湖です。
葦船で渡った浮島も、葦で造られていました。
遠く雷鳴と稲妻が走る、神秘的な湖です。
⑧黒部
黒部を初めて見たとき、スケールの大きさに感嘆。
湖を遊覧、霞たなびく絶景がありました。
訪れるたびに、美しいアーチ形のダムに惹かれます。
再生可能エネルギーの本領を見た思いです。
高度な確かな技術は、日本のエネルギーを明るくします。
⑨名瀑
鬱蒼と茂る紀伊山中、小雨に煙る「那智大滝」
今にも修験者の声が聞こえてきそうです。
荘厳の中に静寂が漂います。
美しい自然を残すのは、私達の務めです。
⑩閑静
日本古来の風情が残る京都「美山茅葺の里」
心安らぐ景色です。
近くの田や畦に、カエルが鳴いていました。
懐かしい故郷の香りが、一面を漂います。
五月晴れのすがすがしい日です。
鯉のぼりが悠々と泳いでいました。
新緑がやさしく目に映える京都「美山の里」です。
全てが躍動し、力強さを感じる初夏でした。
夜明は、私達に躍動感を与えてくれます。
真紅に燃える大空、神々しい程輝く、日の出と光。
新しい時代の幕開けを感じます。
晴れ渡った青空に、心身が癒されます。
紺碧の大空を見つめていると、宇宙の壮大さを感じます。
紅の夜明け
①アンコールワットの夜明
暁に浮かぶシルエットが、実に美しい。
南国カンボジアの寺院遺跡に、太陽が顔を出す前の空です。
悠久の歴史を偲ぶ朝焼けでした。
②城塞都市トレドの夜明け
これ程、
真っ赤に燃える暁の大空を見た事が有ったでしょうか。
黄金に輝く、日の出が間近い夜明けの空。
スペインのほぼ真ん中にある、歴史ある街の情景です。
③エーゲ海の夜明け
地中海気候エーゲ海地方の夜明けは、鮮やかな色彩でした。
トロイ遺跡近く、
アイワルクの透明感あふれる絵画のような景色です。
温暖な気候を、肌で感じました。
住んでみたい地域の一つです。
④カナディアンロッキーの夜明け
水面に輝く日輪が、
すがすがしい朝明けを醸し出していました。
カナダ・レイクルイーズは、鏡のような静けさです。
穏やかな一日が約束された、安ど感があります。
⑤北極圏キルナの夜明け
凛と張りつめた空気を暖める、日の出です。
スェーデン・キルナの清々しい、残雪の夜明けでした。
穏やかな陽の光が、寒さをジンワリ包み込む感じです。
⑥グランドキャニオンの夜明け
夜のしじまを破って、大地から明かりが差し込んで来ました。
まさに新世界の予感がする、アメリカ西部の夜明けです。
冷え切った大地を一気に温める、力強い陽の光です。
自然の恵みこそが一番を、実感する瞬間でした。
⑦富士山頂の夜明け
雲海の彼方に、黄金の光が昇って来ました。
日本の夜明けに、ふさわしい瞬間です。
東雲の空が紫から茜色、そして黄金色に輝きます。
新時代の到来を予感させる、日の出です。
紺碧の大空
①樹氷原の青空
厳寒の山形蔵王樹氷原。
晴れ渡った青空に、真っ白いモンスター達の樹氷。
「オーイ君達元気ですか。」
思わず声をかけたくなる、晴々した気分です。
②沖縄美ら海の青空
透き通る海原に、青い空がお似合いの浜辺。
慶良間諸島・渡嘉敷島に、ゆったり寛ぎの白砂が続きます。
スクーバダイビングで訪れた、
美ら海のおおらかな雰囲気が魅力です。
③北欧ノルウェーの青空
ハシュタからスボルベルまで、約10時間のクルージング。
ロフォーテン諸島の山々は、早春の雪景色。
日中は、ポカポカ陽気の暖かさですが、夕暮れは冷えてきます。
澄んだ青空と、薄氷の澪が印象的でした。
④聖地ウルルの青空
オーストラリア中央部の乾いた台地に巨大な岩山。
ウルル(エアーズロック)には、原住民の絵詞が残っています。
自然と対話する絵模様が分かります。
ユニークな岩の造形に、青空が一段と映えていました。
⑤中欧ブラチスラバ城の青空
爽やかな風が心地良い、スロバキアの城です。
差し込む光もやわらかに感じます。
澄んだ空の青さに、明るい建物が程よく溶け込んでいました。
⑥サンフランシスコの青空
晴れ渡った青空に、朱色のゴールデン ゲイト ブリッジが映えます。
巨大な吊橋{1937年(昭和12年)完成}を目の前にすると
無謀な太平洋戦争(1941年~1945年)へと突っ走った、
日本の愚かさを新たにします。
国力、技術力の差を歴然とさせる、朱色の吊り橋です。
海峡の青、空の青が胸にズシンと来ました。
⑦東京の青空
本当の空が、東京にもありました。
高村光太郎の智恵子抄を思い出します。
「智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという」
隅田川上空の青空が綺麗です。
四季折々このような日だと良いですね。
⑧王家の谷・紺碧の空
カルナック神殿から望む、王家の谷の青空。
エジプトに来て、特に印象に残る晴れ渡った大空です。
雨に出会うこともなく、逆に乾燥が気になるアフリカでした。
⑨カルナック神殿のピンクシャワー
青空に映えるピンクシャワー。
乾ききった大地に、綺麗な花を咲かせていました。
神殿の広場に、大木として茂っています。
⑩グランド・キャニオン紺碧の空
壮大なグランド・キャニオンに広がる、紺碧の空。
浸食を今も続けるコロラド川が、谷底を流れていました。
東京都を2個並べて、尚余裕のある広大な広さ。
手つかずの自然が、此処にあります。
銃刀類規制が徹底していれば、安心して住みたい国の一つです。
⑪紺碧の蔵王頂上の空
蔵王の青空は、世界中に誇れる空です。
春の湿原に咲くお花畑、夏のエメラルドに輝くお釜、
真っ赤に彩る秋の紅葉、真っ白い樹氷原の冬。
日本の自然に、日本晴れに拍手喝采。
⑫紺碧のスイス・アルプスの空
碧い瞳に吸い込まれそうな、ユングフラウヨッホ雪原の空。
プラトーテラスにスイスの国旗がはためいていました。
メンヒ(4,107m)が手に届く程です。
紺碧の大空と雪原の純白に、心身の開放感を覚えました。
神秘的な青の洞窟
日本海洋上はるか、隠岐島に青の洞窟があります。
青い洞窟の見られる確率は、年間35%とガイドが話していました。
潮の干満、荒波等、気象条件が左右しています。
透き通る青は、想像を超える神秘的な情景でした。
真っ赤に燃える朝焼けと、黄金の日の出。
どこまでも青い空に白い雲。
紺碧の空の下に、美しく綺麗な地球。
掛替のない尊い生命。
人類の英知で守り続けたいものです。
3.11後、歩いていない事に気づきました。
世界を震撼させた「レベル7」の原発事故。
今も続く、巨大地震「マグニチュード9」の余震。
落ち着いてきたなら、再び歩いてみよう。
今まで散歩した秋景色、冬景色です。
錦繍の秋を歩く
(1)日本で最初の紅葉は、北海道でしょうか。
(2)洗練された古都京都の秋
桂離宮「松琴亭(しょうきんてい)」からの秋景色も一興。
(座敷には上がれません)
修学院離宮の庭園は解放感がありました。
(各離宮は、申し込み許可が必要)
「侘び寂び」の趣がある銀閣寺は、
遠い昔の秋模様を感じさせます。
かがり火に照らされた様な、
幻想的な美しさを想像させてくれた「高台寺の夜紅葉」
(3)山岳・溪谷・高原を彩る紅葉
上高地「大正池から見る穂高連峰」。
山の秋模様と、澄んだ空気が綺麗。
「明神岳」を望みながらの散策も良し、
上高地の秋日和が満喫できます。
「ミクリケ池」と草紅葉に染まる立山、
特別天然記念物の「ライチョウ」に出会えた私は幸せ者。
奥日光「竜頭の滝」の山紅葉。
うねる急流は、見る者を惹きつけます。
奥日光湿原にたたずむ「小田代ガ原の貴婦人」。
ドレスアップしている様に見えました。
綺麗なスカイブルーの「磐梯高原・五色沼」の秋。
極楽を想像させる色彩です。
渓谷美の「鳴子峡」を走る陸羽東線(小牛田~新庄)。
錦繍を眺めゆっくり通過していきました。
青空・白雲・色づく木々・
「蔵王山」は、身も心もすっきりさせてくれます。
春夏秋冬そこに蔵王山がある。
「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」芭蕉が詠んだ山寺、
紅葉の秋もひと味違う趣があります。
ヒッソリたたずむ庵に、金色の秋の夕日が差し込んでいました。
良寛さんが、今にも顔を出しそう。
飛騨白川郷の秋は、稲刈りが終りのんびりしていました。
豪雪前の一服でしょうか。
(4)カナダの雄大な秋景色
冷気が感じられる「レイクルイーズ」の朝。
波ひとつない湖面が、瑠璃色に輝いていました。
息をのむ程、コバルトブルーに輝いていた「ペイトレイク」。
絶好の秋日和になりました。
晴れ渡った青空、切立つ岩山、紅葉したメイプル、
青々とした針葉樹、秋のカナダも良き所です。
ローレンシャン高原を、
トランブラン山頂から眺める輝く錦繍の秋です。
瑠璃色の湖が印象的。
(5)街道沿いの紅葉が美しい
磐梯高原から福島の街道筋に、
目の覚めるような広葉樹林が広がっていました。
「桃」を彷彿とさせる綺麗な色に
「福島産・桃」の愛好家になりました。
カナダ・メープル街道の広葉樹林も
日本に負けない程綺麗です。
現地の農家で飲んだメープルシロップ
美味しくて、以来愛用品です。
白銀の冬を歩く
(1)世界が注目「厳冬期の蔵王」
凛と引き締まる真冬。快晴の青空・見渡す限りの樹氷原。
自然の偶然が創り出した姿に圧倒されます。
2mを超す「樹氷原のお地蔵さん」が、
雪にすっぽり埋まっています。
吹雪の日は厳重注意。
(2)北海道の冬は楽しさいっぱい
網走港を出た砕氷船。流氷の上空を、
天然記念物の「オジロワシ」が悠然と羽ばたいていました。
巨大な昇龍雪像。
ギネスブックにも載る「旭川ふゆまつり」
会場で見た迫力満点の龍です。
ペンギンの散歩はユーモアたっぷり。ペンギンは真剣でしょうが。
「旭川動物園」で見ました。
幻想的な、「層雲峡氷瀑まつり」のシンボル的な氷柱。
滝が凍てついたまま、運び込まれた感じがしました。
秋の立山で、偶然出会った「ライチョウ」
私も興奮したが、
「特別天然記念物ライチョウ」も興奮気味のご様子でした。
(絶対脅かしては、いけません)
真冬の北海道。バスの近くに「野生の鹿」が姿を現しました。
(クラクションは絶対鳴らさない)
徒然に思いつくまま、久しぶりに書いてみました。
エキゾチックな情緒を肌で感る。
そんな思いで訪れた国々。
世界の文化を認識する旅です。
(1)オーストラリア(AUS)
オーストラリアが誇る
グレイト・バリア・リーフでダイビング。
ウルルでは、南十字星を見つけ写真に収めました。
オーストラリア先住民(アボリジニ)の聖地で、
岩に書かれた絵文字、
アボリジニダンス等貴重な文化に触れました。
野生のカンガルーに出合い、
許可区のコアラを抱いて写真撮影。
幸せの「青い蝶」、水陸両用車で熱帯雨林を探検、
緑濃き「キャニオン」を眺望しました。
絵のようなシドニー港をディナークルージング。
オペラハウスに入場見学し、
抜群の音響効果と建築技術の粋を感じた旅です。
(2)オーストリア(AUT)
モーツァルトをウィーンで鑑賞したいと思い、訪れました。
シェーンブルン宮殿は、一般住宅に解放されています。
ベルヴェデーレ宮殿は、シンメトリー造りが美しい美術館。
公園で金色のヨハン・シュトラウス像が、
バイオリンを弾いていました。
オペラ座にて
ウィーン・モーツァルト・オーケストラを堪能。
(3)カンボジア(CAM)
内戦終結で、
平和なカンボジアの世界遺産に触れようと訪れました。
荘厳な寺院、回廊に、嘗ての王朝文化が偲ばれます。
アンコールワットの地平線に沈む、南国独特の夕陽。
真っ赤に燃える夜明け前、
そして赤々と輝く太陽が昇ると、暑い一日が始まります。
ジャングルの根に絡まれた儘の寺院、
危機遺産を脱しても修復が続いています。
トレン・サップ湖には、
多くの人々が生活をしていました。
(4)カナダ(CAN)
メイプルリーフの鮮やかな紅葉、
針葉樹林の黄葉、北国の大きな秋を見たいと訪れました。
さざ波ひとつない、朝の「レイク・ルイーズ」湖畔。
カナディアン・ロッキーの黄葉が綺麗。
アサバスカ氷河の清流を口にすると、無味無臭でした。
アメリカ滝・カナダ滝のナイアガラは、
それぞれの国旗を滝に投影。
カナダ滝で花火を観賞、
遊覧船から見上げた豪快な滝の落下。
メープル街道は絶好の紅葉日和。
ローレンシャン高原のトランブラン山からの紅葉は、
筆舌にし難い程の絶景です。
ケベックのマジック壁画は、痛快。
農園で食した、
メイプルシロップの美味しさが忘れられません。
(5)中国(CHN)
数千年の歴史を持つ中国、
万里長城を歩いて見たいと訪れました。
故宮博物院のスケールの大きい事、
映画ラストエンペラーの玉座に関心を持ちました。
天壇公園の石段を昇り、
中央で話すと声が増幅されて聞こえます。
ステレオ音が頭の中央で響く感じです。
万里長城を歩くと、延々に続く石垣に圧倒されます。
北京動物園のパンダの愛らしかった事。
開放的な園内でした。
滑走路内を職員が、自転車走行する長閑な風景です。
車より自転車優先が、印象的な北京でした。
(6)香港(CHN)
イギリスから返還間近の香港を訪ねました。
水上生活者の船が、係留されています。
ペンシルタワーのビルが沢山建っていました。
飛行機がビル群に突っ込むような、
着陸の印象が残っています。
湾の中の船で、京劇を観賞。
競馬場がバスの車窓から見えました。
鮮魚店の大きなカニ、カイが印象的。
百万ドルの夜景を堪能。
(7)チェコ(CZE)
「プラハの春」の印象が強いチェコ。
カレル橋は大勢の観光客で、ごった返す賑わいです。
欄干の聖人像も、大笑いでしょうか。
汚れのない、きれいな街並みは箱庭の感じです。
チェスキー・クルムロフの眺めは「おとぎ話の世界」。
チェコで核兵器廃絶を訴えた
「オバマ・アメリカ大統領」に拍手喝采。
「わが祖国」のメロディーが心に残ります。
(8)デンマーク(DEN)
北欧の旅の終わりは、
春ウララのコペンハーゲンでした。
カラフルで綺麗な運河沿いの街並みに、
異国を感じます。
重厚な市役所付近の建物とは、趣が異なります。
公園に桜が咲いていました。そんな季節です。
アンデルセンの像が、
チボリ公園の方を向いて建っていました。
川岸の「人魚姫」が、
綺麗に清められていたのが印象的です。
(9)エジプト(EGY)
世界有数の文明の歴史を持つエジプト。
ナイル川クルーズで訪れた各地の神殿、王家の墓。
どこまでも青い空、
灼熱の太陽、「水が生命の源」を実感。
巨大で精巧な建造物と、医療技術や文字の文明。
鮮やかな色彩で残されている、絵文字ヒエログリフ。
肌がチクチク痛くなる、
刺すような強烈な太陽光を体感。
ピンクシャワーの名前がぴったりの花が綺麗でした。
ルクソール神殿の巨大なオベリスク。
片方はフランス・コンコルド広場で見ました。
カイロ博物館に、
発掘された歴代ファラオのミイラが、保管されています。
黄金の「ツタンカーメンのマスク」が、
心なしか泣いている様に見えました。
(10)スペイン(ESP)
嘗て日の沈まぬ国、と謳われた国「スペイン」
トレドを見ればスペインの歴史が分かる。
そのトレドも訪れました。
アンダルシアのメスキータに、異国を感じます。
アルハンブラ宮殿の豪奢な、
贅を尽くした建築模様は目を奪います。
地中海に面した建物は、
白塗りが主流でした。暑いのでしょう。
バルセロナでミロの美術館を訪れ、楽しんで来ました。
ガウディの「聖家族教会」、
公園に独特の雰囲気を感じます。
ヒラルダの塔は階段のない坂道、
コロンブスが永眠しています。
ラマンチャの風車群、ドンキホーテの人形。
ピカソの「ゲルニカ」を鑑賞、
アーモンドの花が咲いていました。
(11)フランス(FRA)
ヨーロッパ・アルプスの最高峰「モンブラン」
シャモニーから
ロープウェイで「エギーユ・デュ・ミディ」展望台へ。
コンコルド広場に立つ巨大な「オベリスク」、
凱旋門に続くシャンゼリゼ通り。
偶然エッフェル塔の火事を目撃、
大事にならずに済んだそうです。
モン・サン・ミシェルの城塞教会に、
歴史の厳しさを感じました。
ベルサイユ宮殿「鏡の間」
豪華絢爛だった事は、瞼に焼き付くほどです。
ジベルニー村に「モネ」の家を訪ね、睡蓮の池を探勝。
浮世絵が多数収集されていたのが印象的です。
「モナリザ」・「ミロのビーナス」等を鑑賞し、
ビーナスと一緒に写真撮影。
ルーブル美術館内の撮影OKに、価値観の違いを知りました。
(12)サイパン島(自治領USA)
世界でも有数の透明度を誇る「サイパン」の海。
海の中に激戦の名残、戦車の残骸が波に洗われていました。
バンザイクリフと呼ばれる断崖近く、
慰霊碑が建立されています。
青の洞穴「グロット」を訪れ、ダイビングしました。
ポイントまで結構な坂道階段で、程良い準備運動になります。
エントリーすると幻想的な青い3つの洞穴が現れます。
洞穴を抜けると視界が広がり、
カスミチョウチョウウオの大群に出会いました。
ナポレオンフィッシュに遭遇、オトヒメエビの可愛い事。
巨大なウミウチワの脇を抜けエキジット。
(13)イギリス(GBR)
近代国家のお手本にした「イギリス」
二階建てバスに乗り、ロンドン市内を観光しました。
バッキンガム広場で、騎馬警官のパレード。
ウェストミンスター宮殿ビッグベンを、
テムズ川畔で聞きました。
イギリス人に人気の「コッツウォルズ」は、
歴史を感じる、古風な佇まいの小さな町です。
大英博物館で「ロゼッタストーン」や、
エジプトの遺跡を目にしました。
ユーロスターは、気が付いたら動いている静かな列車です。
(14)ドイツ(GER)
ライン川の滔々とした流れ、ブドウ畑、点在する古城。
思えば遠くに来たもんだ
そんな感じになるライン川クルーズ。
ハイデルベルク・ローテンブルクは、中世の雰囲気です。
ザンクト・ゴアーで飲んだ、
ライン川特産アイスワインの芳醇な味。
白亜の名城「ノイシュバンシュタイン城」に入城。
むき出しの未完成部分が、当時を物語っています。
この城には、悲しい逸話が残されていました。
(15)ギリシャ(GRE)
世界中のあらゆる芸術文化に、影響を残す「ギリシャ文明」
アテネのパルテノン神殿は、
修復中でも荘厳な造りと巨大さに圧倒されます。
オリンピア競技場のスタート台に立った、
あの感触が忘れられません。
奇岩に建つメテオラの修道院、
今も厳しい修行が続いています。
古代ギリシャで、
世界の真ん中(ヘソ)と思われていた、デルフィ。
幽玄な雰囲気を醸し出しています。
エーゲ海クルーズで渡った島に、
アーモンドが咲いていました。
(16)ハンガリー(HUN)
滔々と流れるドナウ川の両岸に、
首都ブダぺストを擁する「ハンガリー」
色彩の鮮やかな明るい色が、目を引きます。
吊り橋のセーチェーニ鎖橋が、
夜のライトアップで美しく映えます。
英雄広場に並ぶ騎馬像は、国の象徴なのでしょう。
トカイ・アスー・エッセンシア(貴腐ワイン)は、
芳醇な甘さとコクがあります。
漁夫の砦から眺めるブダペスト市街は、
ドナウ川に輝いていました。
(17)バリ島(INA)
海外ダイビングを最初に選んだ島です。
神々が生活し、善と悪が超越して住む島、だそうです。
ケチャ、バロンダンスを観賞し、美術館を見学。
寺院を拝観した時、男も女も布を腰に巻きました。
夕陽のきれいなタナロット寺院は、海岸にあります。
トランベンでエントリーをして、沈船を回遊
壊れた船体を潜り抜ける、スリルも味わいました。
中性浮力を上手に活用し、隅々まで廻ります。
果物の王様、ドリアンを食べてみると、
チーズのような感じです。
2人で一個食べて、終わりにしました。
(18)イタリア(ITA)
陽気で明るい国を実感する、
「ナポリ」のカンツォーネです。
ルネサンス発祥の地と云われるイタリア。
フィレンツェ、ピサ、ベネチア、ミラノ等から、
世界へ発信した芸術文化。
15分時間制限のダ・ヴィンチ「最後の晩餐」は、
必見の価値があります。
後日、四国の国際美術館で精巧に複製された、
陶板画を心行くまで見ました。
「ローマは一日にして成らず」、
それを実証する数多くの遺跡群。
ピサの斜塔を登り、周囲の景色を楽しんでいると、
正午の鐘が目の前で鳴り出した事を思い出します。
大潮で冠水する、ベネチアの苦労も知りました。
巨大なコロッセオを眺めていると、
往時の歓声が聞こえてきそうでした。
トレヴィの泉にコインを投げ入れ、
本場ジェラートを食べたのを思い出します。
(19)ノルウェー(NOR)
天空に広がる幻想的な緑のカーテン。
北極圏ノルウェー・ロフォーテン諸島
スボルベルで見た「オーロラ」
海流の関係で比較的暖かい北欧の北極圏。
ロフォーテン博物館で見た、
可愛いマスコットや北欧の漁具。
カラフルだが、落ち着いた色彩の家々。
北極圏の日暮れは早く、家々の灯りが暖かそうでした。
道路はアイスバーンですが、
大型バスでの移動は快適でした。
高度な運転技能、車体構造、
タイヤ製造が可能にしているようです。
(20)ペルー(PER)
精巧な石造りを「インカ遺跡」の至る所で見ました。
岩漠の海岸を過ぎ、セスナ機に搭乗。
眼下に「サル」「クモ」「ハチドリ」
「三角」「コンドル」、山肌に「宇宙人」
ナスカの地上絵が幾つも、目に飛び込んできます。
標高4,335mのララヤ峠、
透通る程の景色と遠くの雪山が印象的です。
地上に足が着いて無いような、フワフワした気分でした。
葦船で浮島に渡り、
水深を測ると80m以上もあるチチカカ湖。
つづら折りの先に見えた光景が
「天空都市マチュピチュ」でした。
石造りの門を入り、
住居跡を歩くと、インカが蘇って来そうです。
クスコの箱庭のような綺麗な街並み、
太陽に輝いていました。
(21)スイス(SUI)
ヤッホー・思わず声が出る、晴天の「スイス・アルプス」
アイガー北壁、
メンヒ、ユングフラウを望む絶好のトレッキング日和。
エーデルワイス,アルペンローゼ,ゲンティアナベルナ
咲き揃う姿は、想像以上の美しさです。
スイス・アルプス三大名花を堪能する旅でした。
フルカ峠で見た、氷河先端の青い氷の色が、印象的。
ツェルマットの環境保護の徹底は、称賛です。
頭を出したマッターホルンをゴルナーグラートから眺望。
レマン湖畔の城塞シヨン城の柱に、
バイロンの落書きがありました。
メンリッヒェンから虹色に輝く、滝を見ました。
一条の滝が上から赤、黄、緑、青、紫に変化し
落下する光景は、生涯忘れられないでしょう。
現地ガイドも初めて見たそうです。
無論、写真に収めました。
(22)スロバキア(SVK)
東欧の青い空、澄んだ空気がとても印象的です。
首都ブラチスラバの城は、
明るく鮮やかな黄色が、青空にマッチしています。
古都が持つ、落ち着いた風情のある街並みです。
博物館に歴史を見る事が出来ました。
(23)スウェーデン(SWE)
北極圏を訪れたのは「オーロラ」観賞が目的です。
到着した夜から、オーロラを見る事が出来ました。
大空を円舞する優しい姿の「オーロラ」です。
ギネスブックにも載る
「アイス・ホテル」に入ってきました。
日本人の造った部屋もあり、親しみやすいです。
北欧で感心するのは、道徳文化の高さです。
信号機の無い道路でも、
数m先で必ず車両が停止してくれます。
アイスバーンの道路を、安心して渡れます。
日本は、信号無視もなんのそのでしょうか?。
文化の違いを痛感する、北欧の旅です。
キルナから列車でノルウェーに移動しました。
(24)トルコ(TUR)
異国情緒を充分感じる、トルコの夜明けです。
街中にアザーンの独特な音声が流れます。
イスタンブールの街並みが、
異国風情を醸し出しています。
ブルーモスク、アヤソフィア、地下宮殿等トルコ文化が、
多様な事を改めて知りました。
カッパドキアの奇岩、パムッカレの温泉保養地、
伝説が現実になったトロイの遺跡。
エフェソス遺跡の綺麗な姿に、
トルコ文化の情熱が伝わります。
ボスポラス海峡の橋と海底トンネル工事に、
日本が関わっている事を
海峡クルーズ船内で説明していました。
(25)アメリカ(USA)
地平線の彼方に、山並みが全く見えない、広大な原野。
「モニュメントバレー」の初夏は、緑の草原の季節です。
雲一つ無い青空が、何処までも天空に広がります。
ザイオン国立公園、ヨセミテ国立公園、
グランド・キャニオン国立公園。
それぞれが独特の特徴を持つ、
素晴らしい雰囲気の場所です。
サンフランシスコの黄昏行く景色は、
哀調を帯びていました。
ラスベガスの夜景も、香港の夜景も同じ百万ドル
同じ百万ドルなら米ドルが良い
現地ガイドのお話でした。
アンテロープ・キャニオンの造形美に、
自然の優雅さを思い知らされます。
幽玄の世界に知らず知らず、引き込まれそうです。
ハチドリのホバーリングを、目の前で見ました。
(26)ハワイ(USA)
スクーバダイビングを、
始める切っ掛けになったハナウマ湾。
沖合の岩礁で、
魚が近づき全く逃げないのに、戸惑う程でした。
島巡りで取りたての、パパイアを食べました。
ホホが落ちる程の甘さに、
現地の人が羨ましくなったものです。
サンセット・クルーズで、
心地よい潮風の中アトラクションやディナーを楽しみます。
ワイキキビーチが綺麗なのは、早朝の清掃にありました。
ブルーハワイのカクテルは、
透き通るライトブルーが出て来ます。
レイづくり、街歩き、ポリネシアンショー、
アッという間に日々が過ぎます。
(27)バチカン市国(VAT)
文化遺産の宝庫「バチカン市国」
広場で目を引くのが、
エジプトから運ばれたオベリスクです。
サンピエトロ聖堂院、礼拝堂、美術館には、
巨匠と呼ばれる人達の
壁画、天井画、芸術作品が縦横無尽に並んでいます。
ミケランジェロの「最後の審判」を見ていると、
誰かが囁いて来る様な不思議な気持ちになります。
仙台藩主・伊達政宗公が派遣した
「支倉常長」も、この景色を眺めたのでしょうか。
偉大な先人達に敬服し、
改めてバチカン市国を見つめました。
百聞は一見にしかず。
実物を見て・触れて・体感する。
与えられた情報・
バーチャルの世界では分らない、
真実が見えて来ます。
旅をして実感する、日本の美しさ。
流氷の北海道、サンゴ礁群の沖縄。
変化に富んだ日本の自然。
日本に住む喜びが溢れてきます。
1北海道
秋の訪れが早い北の大地。
北海道の背骨「大雪山系・旭岳」は、
噴煙たなびく秀麗な山でした。
オホーツクの流氷、礼文アツモリソウ。
函館の百万ドルの夜景、紅葉の層雲峡、
透明度抜群の摩周湖、知床半島の蝦夷鹿。
2青森
「大間のマグロ」を現地で食べる喜び。
これから益々難しく成るんでしょうね。
漁場汚染を心配するのは’’想定外’’で(笑)か。
津軽リンゴの味が忘れられません。
勇壮果敢なねぶた祭り、縄文時代の三内丸山遺跡を見学。
竜飛岬で青函トンネルを通過する、
列車の音を聞きました。
3岩手
風光明媚な陸中海岸。
「北山崎」は奇岩景勝の連続、大満足の遊覧でした。
浄土ヶ浜は白砂青松、風光明美。
ヒナビタ遠野地方、絢爛豪華な金色堂も、旅の思い出。
4宮城
スッキリと晴れ渡った、絶好のトレッキング日和。
瑠璃色に輝く御釜は、必見です。
風光明美な松島、ひなびた鳴子温泉、
名物フカヒレ、牛タンに舌鼓。
いまだ震災の傷が癒えない東日本、
早期復興を祈念しつつ。
5秋田
真っ青に晴れ渡った空、草原の「入道崎灯台」。
メルヘンチックな風景の日本海です。
水深日本一の田沢湖、落着いた武家屋敷、
幻想的かまくら、夏の風物詩「大曲の花火大会」。
” 秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ、
能代春慶、桧山納豆、大館まげワッパ ”
6山形
洋上はるか出羽富士の鳥海山が見えます。
「トビシマカンゾウ」咲き乱れる、日本海の「飛島」。
透き通る海、クロダイの魚影も濃く、
海の幸満載の島です。
世界的な蔵王の樹氷、俳聖芭蕉が詠んだ山寺、
由良の浜はダイビングで訪れました。
7福島
ニッコウキスゲの群落です。満開のお花畑に感動。
アサヒラン、トキソウ、アヤメ等が咲き誇る「雄国沼」
高層湿原お花畑の代表格に匹敵します。
新鮮な空気を胸イッパイ吸い込む喜び、
失いたくありません。
放射能汚染は日本全国、全世界の脅威です。
8茨城
満開の梅の香りが、今も漂う水戸の「偕楽園」。
好文亭入場券が当時を思い出させます。
梅に見惚れて写真を忘れたようです。
豪快な袋田の滝、霞ヶ浦、
鹿島神宮参拝も旅の思い出です。
9栃木
草原の貴婦人、一本立ちの白樺が遠くに見えます。
秋の足音が聞こえる「奥日光」の風情です。
東照宮は、近世美術工芸建築の粋の結晶でしょうか。
益子焼の窯元を訪ねたのを思い出します。
10群馬
山並みが独特の「妙義山」。
鬱蒼と茂る杉並木、古式床しい神社に参拝。
草津温泉の「西の河原露天風呂」は、気分爽快にします。
名物湯もみも体験しました。
11埼玉
100万本の曼珠沙華が咲き誇る、「高麗の巾着田」。
休日の混雑は半端では有りません、人気が伺えます。
赤い絨毯を敷き詰めた様な景色に、圧倒されます。
季節に、無くては為らない花、の様な気がします。
江戸名残の濃い川越、
水琴窟の音色が今も、心に響きます。
12千葉
銚子の犬吠埼に打ち寄せる波は、迫力満点。
晴れた日には、太平洋の水平線が、180度丸く見えます。
気持ちが洋洋として来る、良い所です。
鯛ノ浦で食べた、金目鯛の美味しかった事。
13東京
溶岩岩石の「伊豆大島・三原山」。
雑多な街中を後に、椿や魚介類、
自然を求めて訪れました。
自然の回復は、実に早いですね。
小笠原の旅も、南国情緒たっぷりでした。
14神奈川
日本最大級の客船に乗船。
飛鳥Ⅱの「母港横浜」を出港。
三溪園で日本情緒を慈しみ、城ケ島で磯遊び。
相模湾で真鯛を釣り上げた感触は、
今でも忘れられません。
天然の真鯛は上品な桜色、尾びれの先は黒く縁取られ、
金色魚眼の黒い瞳が愛らしい。
京急久里浜線で、よく船釣りに出かけました。
15新潟
夏の日本海は、油を流したような穏やかさ。
ひねもすノタリ、ノタリかな。
冬の荒海が想像できません。
佐渡金山跡に、当時の苦労が垣間見られます。
瀬波温泉、弥彦山、良寛修行の五合庵
秋の夕日で、金色に輝いていたのを思い出します。
16富山
標高3,000mを越す立山の高峰「雄山」。
360度の眺めは爽快。ライチョウにも出会えました。
トロッコ終点、欅平から行く祖母谷温泉。
魚津埋没林博物館で見た、巨木根っこ群は驚きでした。
砺波で見た満開のチューリップ。
春になると当時の花が庭で咲きます。
17石川
至る所で山車を見てきましたが、
「能登半島・輪島」のキリコも勇壮です。
先祖の霊を祭る、祭壇のようにも見えます。
寺井の九谷焼、加賀の日本折紙博物館、
能登の千枚田も訪れました。
18福井
柱状列岩の「東尋坊」。真夏の日本海は波ひとつ無し。
遊覧船から見上げた絶壁は、壮観。
海水の澄んでいたのが印象的。
永平寺の荘厳な甍、修行僧が突く鐘の音が心に沁みます。
19山梨
日本最古と云われる
「山高神代桜」が、満開を迎えています。
サクラ守りの、精魂込めた姿が見えてきます。
桜はやっぱり、良いですね。
山梨名物「ほうとう」が、おいしかった。
20長野
幾度となく訪れた「上高地」。
清清しい朝の空気は、格別。
梓川の清流は、昔も今も変わっていません。
昔はマイカーをキャンプ場前で留め、
キャンプをしたものです。
おおらかな時代でした。
北斎の小布施、善光寺お参り、
国宝・松本城は記念行事で無料公開の時期でした。
21岐阜
「飛騨白川郷」の合掌造り。
豪快な茅葺屋根が、豪雪に耐えます。
太い柱に荒縄くくりが、本領を発揮するのでしょう。
満開の根尾谷・薄墨桜、
飛騨高山のシットリシタ町並み、良いですね。
22静岡
伊豆下田を巡り、訪れた「浄蓮の滝」。
もの凄い水煙と轟音、
カメラにも水しぶきが降り注ぎます。
浜名湖で、名物ウナギ料理を食べたのも印象的。
23愛知
「国宝・犬山城」は、
姫路城と比べると質実剛健が際立っています。
唐津城に似ている感じです。
尾張名古屋は城で持つ。
明治村、南極観測船、神社仏閣、温暖な気候、
天下泰平を目指した歴史の詰まった地域です。
24三重
急峻な山肌をロープウェイで登って行きました。
眼下に広がる海原は、どこまでも青かった。
鈴鹿山系「御在所岳」は、
フランスのエギーユ・デュ・ミディの感あり。
賢島の遊覧で食べた、魚介類が新鮮。
伊勢神宮参拝、桑名の焼き蛤、白子の型紙は芸術的、
今も大切にしています。
25滋賀
琵琶湖湖畔から眺めた比叡山。
荘厳な伽藍が建ち並ぶ「比叡山延暦寺」。
夕陽100選の琵琶湖の日没は、
今も目に焼き付いています。
26京都
電車とバスを乗り継いで着いた、
閑静な「美山かやぶきの里」。
おとぎ話に出てきそうな、町並みです。
童謡、ふるさと を実感する風景が有ります。
丹後の天橋立は、白砂青松そのもの。
日本人の原風景「京都」、そんな言葉が似合ます。
27大阪
太閤秀吉天下取りの栄華を今一度。
「大阪城」が熱くなっている昨今。
天守閣の見事な造りに、写真撮影を忘れたようです。
市内で拝見した国宝・曜変天目茶碗に魅せられました。
28兵庫
人形浄瑠璃の盛んな「淡路島」。
水仙が一面に咲く時期も魅力です。
神戸の異人館、メリケン波止場は、往時を偲べる場所。
国宝・姫路城は威厳に満ちた堂堂の造。
ドイツの
ノイシュヴァンシュタイン城と並ぶ素敵な城です。
29奈良
日本が誇る、現存する世界最古の木造建築「法隆寺」。
日本人の美的感覚の鋭さを、
改めて感じる法隆寺です。
明日香村、大極殿、室生寺、
吉野山千本桜は見事でした。
幾度尋ねても新発見のある、
歴史の深さを感じる奈良です。
30和歌山
霊験あらたかな趣のある「熊野那智大滝」。
南紀白浜、高野山、本州最南端を巡りました。
31鳥取
灼熱の太陽、肌を刺す痛いような日の光。
エジプトで体感した痛さが、
日本「砂丘」の砂塵で再現です。
境港の水木しげるロードは、楽しい散歩道でした。
32島根
大型のフェリーが行き来する「隠岐の島」。
孤島という感じが、しないのは何故でしょう。
出雲大社では、発掘された柱を見ました。
本殿が今より高かった物証と、云われています。
玉造温泉も良い湯でした。
33岡山
歴史を感じる街並みの「倉敷」。
一級品の美術工芸品が、数多く展示されています。
後楽園から見た黒塗りの岡山城、
本場備前焼を求めました。
34広島
赤い鳥居が
海に浮かんでいるように見える、「安芸の宮島」。
夏の日差しが眩しい時期でした。
原爆慰霊碑に祈りを捧げた事、
自然に涙がこぼれた事。
原爆ドームを見て核兵器廃絶を強く思った事。
35山口
萩、秋吉台から下関に着きました。
「関門海峡」を行き来する船舶の多さに感心。
ここが平家滅亡、明治維新・富国強兵・
国際連盟脱退・ハワイ真珠湾攻撃・
泥沼の太平洋戦争へ突っ走る
外国船への砲撃を行った場所。
二度と過ちを犯さず、平和国家の礎となりますように。
36徳島
四国88か所、お遍路の準備を始めた「霊山寺」。
山門付近のお店で必需品を揃えました。
大鳴門橋公園の国際美術館、
陶板焼き作品は精巧な出来映えです。
写真も自由でした。
37香川
結願寺88番札所「大窪寺」。
その後高野山へお礼参りしました。
栗林公園、金刀比羅宮参り、
そして本場讃岐うどんの美味しかった事。
38愛媛
四国お遍路「55番札所・繁多寺」
桜が満開でした。
白衣には、お遍路を終えた
「20番札所・鶴林寺」
「39番札所・延光寺」
の鶴亀の御朱印が押されています。
松山城、道後温泉、奥道後温泉も巡りました。
記念の砥部焼に、絵付けをして使用中です。
39高知
ジョン万次郎の像が建つ「足摺岬」。
鎖国時代、漂流しアメリカで生活していたとは。
海洋国日本の、象徴的出来事のように思います。
清流四万十川の佐田沈下橋、
桂浜の坂本竜馬像が見据える先は。
40福岡
大分自動車道から少し奥まった「小石原」。
茶器の高取焼「高取八千窯」を訪ねました。
釉薬の素敵な、品格のある焼き物が並んでいます。
おいしい一椀を頂戴しました。結構なお味です。
41佐賀
唐津、有田の三右衛門を巡り
「大川内山の伊万里焼」を訪れました。
印象に残る白磁、鮮やかな色鍋島そして染付。
唐津城から見る海岸の松並、
陶山神社、心躍る陶磁器満載の旅でした。
42長崎
「平和祈念像」が表す、神の愛と仏の慈悲。
三たび原爆許すまじを、日本中に、世界中に。
広島、長崎に来て更に強く感じます。
大浦天主堂、グラバー園、九十九島、
ハウステンボス、島原半島を巡りました。
43熊本
広いカルデラ湖、「阿蘇山の草千里」。
天高く晴れ渡った青空が、とっても清清しい。
熱く燃える熊本を感じます。
水前寺成趣園で抹茶を頂き、
やまなみハイウエイで久住高原を巡り大分へ。
44大分
豊富な湯量の「別府温泉」。
街の至る所から湯気が湧き上がっています。
ゆっくり滞在したい街です。
九州最古の木造建築物国宝・阿弥陀堂の富貴寺に、
凛然とした趣を見ました。
45宮崎
伝説に天孫降臨のある高千穂。
「高千穂峡・真名井の滝」は、
公園の池から溢れ出る水。
高千穂峡遊歩道は手頃に散策できる道程です。
鬼の洗濯岩を散策し、
青島神社参拝をしてきました。
46鹿児島
「錦江湾に桜島」は鹿児島のシンボル。
屋久島の帰り、立ち寄った城山公園からの眺めです。
仙巌園の梅が咲く頃、雛祭りがありました。
薩摩焼、薩摩切子に魅せられてしまいます。
47沖縄
ピースpeace。
サンゴ礁の海にダイビング、透明度抜群の「西表島」。
「本島」「久米島」「渡嘉敷島」
いずれも、ダイビングで訪れています。
世界有数の透明度
魚介類・大きなサンゴ礁の続く海は、沖縄でしょう。
サイパン島、バリ島、
グレイト・バリア・リーフを訪れて、そう思います。
日本の宝を、自然を、
トコシエニ守り育みたいものです。
二人が歩いた
日本全国47都道府県の旅です。
これからも、気楽な旅が続きます。