ゆったりミチクサ

馬上少年過
世平白髪多
残軀天所赦
不楽是如何
   (戦国武将)
   伊達政宗公詩

水は天の恵み

2013-07-19 | 家庭菜園

空梅雨かと思えば
一転の大雨。
水の恵みに感謝し
大雨に泣かされる。

まさに自然界の成せる大技に
森羅万象の凄さを知らされます。

(1)乾ききった畑
家庭菜園の醍醐味を味わうべく、畑作業で汗を流しました。

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トウモロコシ、枝豆、サトイモなどの生育が今一つです。

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ジャガイモ、二十日大根は、それでも頑張っています。

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キウイの花が咲き、年々少しづつ大きな果実に成長していますが
今年は如何でしょうか。

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数週間後見に行くと、
キウイの果実が付き始めていました。
摘果作業をしようと思います。

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雑草が伸びた中に、カボチャが小さく顔を出しています。

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日照りにもかかわらず、スイカの赤ちゃんが顔を出しました。
雨乞いをしたくなる心境です。

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薄紫の花が綺麗な馬鈴薯。
ジャガイモの掘り起こしが、今から楽しみです。

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日一日と生育し、恵みの雨が降ると雨後の竹の子のように、
トウモロコシが背丈を伸ばします。
乾燥した大地の作物に応援をし、
雨後の野菜たちに拍手を送ります。

作物に欠かせない水、自然の恵みの大切さを肌で感じます。
家庭菜園の醍醐味は、自然界の中で生かされている実感を
持てる事ではないでしょうか。

(2)大津波・被災地
2年余りが経過した被災地を初めて訪れました。
アスベスト粉塵、復旧作業を考慮しても「百聞は一見にしかず」。

宮城県石巻市
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太平洋が目の前に広がる岸壁の模様。

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3.11津波襲来当時の姿を残す建物でしょう。
この地の守り仏は、台座を残しているだけでした。

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嘗ては石巻市の中心地と思われます。
辺りは雑草が生え、まるで原野のようでした。
巨大津波の凄まじさに、言葉以上の恐怖を覚えます。

宮城県気仙沼市
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太平洋・気仙沼湾から奥まったJR駅の近く。

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巨大津波が流し込んだ、大型漁船が此処にありました。
JR駅近くの繁華街だったのでしょうか。
殆ど手つかず状態の姿が、当時の非情さを物語っています。

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私が被災地を訪れた時期は、ツツジが満開に咲いている頃です。
徳千丈山から遠く気仙沼湾が霞、薄っすらと望めました。
天災は、忘れた頃にやって来る。


(3)久しぶりの大工仕事
バードウォッチングに出掛けて来ました。
小鳥の囀りが心地良く聞こえ、心身が癒されます。
野鳥の巣箱や餌場に興味を持ちチャレンジ。

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小鳥餌場の、出来上がり見本があり参考にしました。
台の上にあるのが、事前に採寸裁断された木材キットです。

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ノコギリ、ネジクギ(三種類)、電動ドライバー、電動キリを使用。
約三時間の奮闘で、小鳥の餌場と巣箱を作り上げました。
久々の力仕事が心地良く、満面の笑顔です。
庭に集まる小鳥達の囀りが楽しみです。
シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ウグイス、カワラヒワ等々。
胸がワクワク躍ります。

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サンショウウオが水槽で歩いていました。
見た瞬間、カジカ或いはオタマジャクシかと思いましたが、
足が四本ありヨチヨチ歩く姿で、小型サンショウウオと分かりました。

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小鳥作成にチャレンジした成果です。
瑠璃色に輝き、敏捷に漁をする「水辺の宝石」
カワセミを選び作成しました。
ユーモア溢れる、微笑ましい出来映えの作品に思わずニッコリ。

(4)庭の山野草
ヤマユリの香りに、今年も確実に夏が来た事を感じます。

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柿ランの姿は、アツモリソウにも通じます。
袰が開いた趣の花弁が、一層艶やかに彩られている気がします。

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ナデシコは、結構長く花が見られます。
鮮やかな紅紫色がとても綺麗で、存在感のある季節の花です。

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タカネビランジの綺麗な五弁が開きました。
よくぞ咲いてくれました、そんな思いの花です。
大切にしないと、高山植物はいつの間にか消えてしまいます。
不断の注意が必要なのは、自然界に生きる私達も同じでしょうか。

Photo
夏季に見るキタダケソウとヒダカソウです。
両方とも、新緑が顔を出していました。
これが自然界なのでしょうか、枯葉と共存しています。
青味がかっているのがキタダケソウ、緑色がヒダカソウ。

Photo_2
夏至の頃になると、葉が白く色ずく半夏生。
半夏生が色ずくと、夏が来たことを実感します。
衣替えは、半夏生に合わせた人間の知恵でしょうか。

Photo_3
可愛らしいクルマユリが咲きました。
山で見かけるクルマユリは、結構ガッシリしていました。
栄養が豊富なのかも知れません。
自然の大地は、奥が深い。

Photo
別の場所に咲いたクルマユリ。
高山植物のクルマユリは、
高嶺の花独特の美しさと品があります。

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大きく生育したヤマユリ。
開花が待ち遠しい。

Photo_3
夏と言えば、矢張り日本特産のヤマユリです。
ヒメサユリの楚々とした姿、ダイナミックな姿のヤマユリ。
いずれ劣らぬ日本を代表する、日本特産の山野草です。

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ヤマユリの香りが庭を漂い始めると、夏本番の到来を感じさせます。
年々花数が増え、楽しみの山野草です。

Photo_2
ヤマユリは庭の至る所で咲いて呉れます。
美しく咲く花には、日本特産の優雅さが備わっていると思います。

Photo_6
夏に花が咲き、冬に真っ赤な実をつける南天。
お正月に、福を呼ぶ縁起の飾りとして活けます。
難を転じる吉兆の常緑樹として、庭に定植しています。
今盛りと咲いていました。

生命に欠かせない水。
雨乞い、
我田引水。
豪雨、
洪水。
自然の恵み、
自然の驚異。

磨こう人間の知恵と科学技術、
侮るなかれ自然の壮大な力。

肩肘張らず力を抜いて、
自然と共に生きる。
幸い なるかな 人生、
おおらか なるかな 人生。


楽しんでます家庭菜園

2011-09-17 | 家庭菜園

健康と実益を兼ねた、楽しい家庭菜園。

体を動かし、自然の恵みを肌で感じる、野菜作り。

タマネギづくりに挑戦しました。(クリックで写真が拡大)

(1)先ずは土づくり

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 晩秋の頃、土づくりに取り掛かりました。

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 耕耘機が活躍し、有機肥料や石灰を撒いて耕します。

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 苗床づくりに取り掛かります。
 畝(セ)を作るのも耕耘機が活躍します。

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 タマネギを植える苗床(畝セ)の出来上がり。
 10日間程寝かせました。

(2)苗の植え付け

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 石灰や肥料が土に馴染んだ頃、
 タマネギの苗を植え付けました。

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 冬空の晴れ間に、生育を確認しつつ、
 畝の状態等を見ていきます。

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 冬を越し、カリンの花が膨らむ頃、
 追肥を施しました。

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 春が終わる頃には、すくすく育つ姿が、
 手に取るように分かります。

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 初夏に入ると、生育が嬉しくなる程です。
 ピーマン、シシトウ、カボチャ、
 スイカの苗をこの頃植えました。

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 気温が上がるにつれ、
 順調に生育し葉が青々としてきます。

(3)至福の喜び、収穫

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 タマネギがせり出し、葉も枯れ始めています。
 収穫間近。

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 収穫は、一クワ一クワ入れて掘り起しました。
 手応え充分のタマネギです。

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 家庭菜園の醍醐味、ここにつきます。

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 タマネギは「血液サラサラ」に効果抜群とか。

(4)家庭菜園で収穫した野菜たち

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 綺麗な花、オクラです。月見草に引けを取りません。

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 カボチャ「伯爵」。
 包丁がたたない程硬い皮だが、栗のように美味しい。

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 ミズミズしくて美味しいスイカでした。
 来年も収穫に挑みます。

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 いろいろな種類のジャガイモは、
 バターを付けたり、みそ汁にしたり。

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 シシトウ・ピーマンは、
 手間暇かからず収穫できました。

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 梅の木は一本だけでも、
 十分に実を付けるので、梅干・梅酒に。

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 雌雄一対のキウイは、施肥をきちっとすれば、
 充分な答えが返ってきます。
 まだ大きくはありませんが、美味しいフルーツです。

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 実りの季節を実感出来るのは、
 家庭菜園の醍醐味でしょうか。

安全・安心な自前の野菜を、
妻の手料理で味わう。
至福のひと時です。