久しぶりの高層湿原
久しぶりの蔵王
秋風が漂う
晩夏と初秋の混在
確かな季節の流れ
1 蔵王湿原
山形県 蔵王高原の御田ノ神湿原は、
既に紅葉が始まっていました。
私が訪れたのは8月の末です。
避難小屋の近くに、小さな祠が祭られています。
2 湿原に咲くリンドウ
確実に秋の季節が来ています。
紫色に輝いて、蕾も開いています。
日差しが温かく感じられました。
3 チングルマ
名残花が、そっと咲いていました。
綿帽子が夏の終わりを告げているようです。
4 イワショウブ
綺麗に咲いているイワショウブ。
ピンクの蕾が艶やか。
みずみずしい可憐なお花です。
5 キンコウカ
この時季に巡り合えるなんてラッキー。
貴重な名残花です。
湿原いっぱいに咲いている情景が目に浮かびます。
キラキラ輝く、金のお星様でしょうか。
6 穂が出始めのススキ
湿原から山頂へ向かう道すがらのススキです。
幼子の様にシットリと柔らかく、純朴な色合いでした。
7 フジバカマ
秋の七草に数えられるフジバカマ。
薄紫に風情があります。
道端に、楚々と咲いていました。
8 カライトソウ
吾亦紅の仲間、カライトソウ。
秋の風情を楽しむ花の一つです。
そよ風に揺れていました。
9 イワハゼ
コケモモの仲間。
潤いのある艶やかな赤い色は、深海に育つサンゴの色です。
10 マイズルソウ
真っ赤な実になる前の姿です。
豊穣の秋が静かにやって来ています。
11 タカネトウウチソウ
カライトソウに同じ吾亦紅の仲間です。
秋なのに、綺麗な蝶が羽休みをしていました。
蔵王は、実に楽しい山です。
12 蔵王
われら歌(うと)う
陸奥(みちのく)に
奇(く)しき山あり
真(げ)に山の王者 蔵王 {蔵王の歌}より
蔵王湿原から尾根を望みました。
青い空に、ポッカリ浮かぶ白い雲。
夏の空が、秋に渡せないと言ってる様です。
13 礫地に咲く可憐な花
蔵王の礫地に秋が漂う。
オヤマノリンドウ・ハハコヨモギ・ミヤマアキノキリンソウ。
湿原のお花より、引き締まった感じがします。
14 六根清浄御山は晴天
蔵王の礫岩を踏みしめて。
久し振りの山歩きを楽しみます。
空気が爽やか。
心身がリフレッシュします。
15 高山植物の女王
高山礫地にコマクサが、咲き残っていました。
蔵王といえばコマクサ。
コマクサといえば蔵王。
この時季に会えた喜び、自然は素晴らしい。
16 エメラルドグリーン
瑠璃色に輝く蔵王のお釜。
空に横たわる黒い雲。
前線が走っているのでしょうか。
17 ミヤマアキノキリンソウ咲くお釜
前線通過を、目の当たりにしている気分です。
これ程綺麗なお釜は久し振りです。
ミヤマアキノキリンソウが、黄金色に輝いていました。
18 眼下に山形上山市街
明るい日差しの中に、上山温泉市街が。
今年の案山子祭りのテーマが楽しみです。
19 降りそうで降らない山の天気?
山の天気は急変が常識。
常に想定していなければなりませんが・・・・・?。
今日のお天気は、気紛れではありませんでした。
20 蔵王は既に夏から秋へ
空に浮かぶスジ雲(巻雲)と積乱雲。
彩雲も見られます。
秋が深まると、空も高くなって来ます。
21 日本三景 松島
「立ち並ぶ松の木 千年の濃緑(こみど)り
わだかまる大岩 その姿おもしろ
浪は白く まさご地は清らか
眞帆や片帆 沖とほくこぎ行く」 (唱歌 松島より)
蔵王を訪ねたなら、松島は定番でしょうか。
大海原に浮かぶ多数の島々。
穏やかな海原に、帆を張るのも一興でしょう。
22 クルージング
湾内の島々を巡る。
奇岩景勝が次々と目に入る楽しみ。
奥松島も風光明媚です。
松島のハゼは、お正月料理に欠かせないそうです。
みちのくに、小っちゃい秋見つけました
山と海に囲まれた、美しい海洋国日本。
巨大津波で太平洋に流出の「郵便ポスト」「漁船」
沖縄県と日本海福井県に漂着
日本列島を海流が囲む
福島原発の高濃度放射能汚染水
太平洋に今も流れたまま