上田教授「ご挨拶が少し遅れましたが、皆さん、観ていただけましたか?この私の華麗な謎ときの全てを!今回も助手の山田がどうしても連れて行けとうるさいものですから、連れて行ってやったんですが…」
山田「上田さん!」
上田教授「…まあ、こいつがもう、溺れるは、宇宙人は引っ張りまわすは、で足手まといにしかならなくてですね…」
山田「聞いてるんですか!?上田さん!」
上田教授「…寛容で心優しい私は山田のフォローに大変でした。しかしそんな状況でも、天才と呼ばれる人間は…」
山田「おい!上田!!聞いてんのか!上田!」
上田教授「…その天才故の責任を果たさなければならないのです。私は、自らの著作通り『ベストを尽くし』ました。その結果が事件の謎を解きほぐしたのです。そして…なんだ山田、その作り物の胸は!」
山田「うるさい!少し足してるだけだ!…って…コホン!…上田せんせ」
上田教授「金なら貸さんぞ!」
山田「どうしてわかったんだ!?」
上田教授「フン!大方、家賃滞納でアパートを追い出されたんだろう!胸同様、貧しい女だな!出演料が入るだろう!?」
山田「それが、来年の映画パート2公開までお預けらしいんです…」
上田教授「映画公開はいつだ!」
山田「来年の6月10日ですよ…その前に私の本が出るんですが、この印税が入ったら返しますから…。あ、ちなみに私の本のタイトルは…」
上田教授「それでは皆さん、また劇場でお会いしましょう!」
山田「おい!待て上田!まだ宣伝が終わってないだろうが!」