ドラマ「たからもの」感想

Gyaoで配信開始されたなっち主演のドラマですが、ひと言でいうと感動！この二文字につきます。
最初は坦々と進行されていたせいか呆けながらみていたものの、20分過ぎのCM終了あけから一変！
震災で亡くした大好きなお父さんの写ったビデオを観て涙する千。
10年前に自分の中で止まってしまった時間を再び動かす為に変わろうとする千にシンプルながら感動しました。
短い時間と少ないキャストながらこれだけのいいドラマを作れるというのはスゴイのひと言ですが、このドラマを観ていると脚本家の方の伝えたいメッセージが何かということを感じます。

このドラマには観た人だけが分かるものが一つあります。
それは同名タイトルにもなっている主題歌の「たからもの」の歌詞がドラマとシンクロしていると言う事です。
エンディングでは回想シーンと共に主題歌が流れていますが、いいところでいい場面が流れ、それでまた感動するといった具合です。
全編通してなっちしか映っていないと言っても過言ではないけど、それでも要所要所を抑えしっかりとした作りになっています。
一話完結というのが勿体無く感じますが、こういうドラマはダラダラとやるより見せるとこを見せてスッパリと終わらす方がより印象に残りやすいと僕は思います。

出来る事ならばこのドラマスタッフでまた新たなドラマを作って配信して欲しいものです(^^)