室賀ジャズギター研究室

実技・理論の総合レッスン

個人レッスンのジャズギター教室

和泉明店街

2008年09月30日 | Weblog
で、気になるジムホールも譜面にしたので
さあ、休みだ~と
温泉にでも出かけようと思っていたのだが
どうも日々天気が悪い。
ま、家でゆっくりするサ~という具合になった。
でも、休み後半には天気も持ち直してきたので
以前から気になっていた
沖縄タウン、代田橋、和泉明店街に散歩に出かけた。
これが結構ヒット。
空気感がちょっとレトロな雰囲気で
東京ながら、その一角だけ別世界の様相だった。
街には、やたらゾロゾロとネコがいて
野良なのか飼いネコなのか、わからないが
ま~ったりと、且つ人馴れしている。
三線屋さんもあるはずなので
探してみると、ちょっと長屋風の路地から音が聞こえてきた。
音の出所にたどり着き、
恐る恐る‘三線屋さんですよね?’と店内の方に尋ねると…
正解だったが裏口だったようだ。
店の楽器を眺めていると
‘好きに弾いてイイよ~’と仰るので
そうしてみた。おっ六線(複弦)もあるぞ!…と
盛り上がりつつ、店の人との会話がはじまりつつ、
琉球民謡のリズムに関する疑問などをあれこれ伺ってみた。
丁寧に教えて頂いた上、
ゆ~ったりとしたオヤジさん(失礼、登川流の先生なんだけど)
のオーラにすっかり心地良くなってしまい
つい長居してしまった。お礼を言って店を出、
その後はお茶を飲んだり、黒糖を買ったり、
締めは泡盛、八重山すば(そば)と
ばっちり堪能してしまった。

TIME REMEMBERED

2008年09月27日 | Weblog
休みも終わりレッスンを再開して数日。

休みに入る直前には、
なぜか、にわかにTIME REMEMBERED*/BILL EVANSでの
ジムホールの短い1コーラスのソロが気になり、
休みが明けてから…と思ったが
気になるので即コピった。
…フムフム…

*The Interplay Sessionsとかで聴けるテイク。
 ズートシムズもいたりのそれ…

写真は
左がコピったときの直接手書きのもの、
右が楽譜ソフトに起こしたもの。
…よく見えないね(笑)

お知らせ

2008年09月14日 | Weblog
9月15日(月)から9月23日(火)まで
少し遅い夏休みを頂きます。

レッスン生の皆さんは、
個々お話してある課題との取り組みを…

レッスン、楽譜等、お問い合わせは
9月24日(水)以降にお願い致します。

よろしくどうぞ。

曲の徹底攻略/レパートリー

2008年09月05日 | 基本・基礎
ある曲を徹底的に研究、練習するという事…
レパートリーを増やすという事…
別枠として捉えてみては?という話をしてみたい。

ブルース、リズムチェンジ、任意のスタンダードなどから
ある一曲を選び、徹底的に攻略してみると
‘世界が変わる’ということが起こりやすい。

例えば、
その曲のテーマ、
必要なコード、スケール、
ソロ、伴奏
イントロ、エンディング
オーソドックスなアプローチ、モダンなアプローチ
…などなど
考えられる限りあらゆる切り口で
丁寧に練習していく。
曲に対しての理解、処理、演奏、即興などのスキルを
一曲集中で確実にアップさせる…という事なのだけど、

スタンダードなど、ジャズで演奏される曲は
ⅡⅤ、ターンアラウンドをはじめ
パターン、パーツ化して練習できる部分も多い。
ということは、ある一曲を題材として練習したある要素が
他の曲でも再登場し、再利用できるケースが多いということだ。
極端に言うと、たった一曲しか練習していないのに
気がついたら他のこの曲もその曲も弾けるようになっていた的な
感触に近い。

逆に、あの曲もこの曲も演らなきゃと焦って
たくさんの曲を関連性、類似性も曖昧なまま
雑な方法で練習してしまうと、
どの曲を弾いても
消化しきれていない、クオリティーが低い演奏になってしまう
という結果に繋がってしまうこともしばしば…

無論、レパートリーをどんどん増やしていく段階、時期も必要だし、
そのことに焦点を絞ることもあるわけだが、
上記のように、雑に多くの曲と接してしまう事と
混同された状態になってしまっては
望むべき次のステップに持っていきにくい。

再度、まとめると…
曲に対しての理解、処理、演奏など、スキルアップ自体を
念頭に置いているのか…
レパートリーを増やすことを念頭に置いているのか…
確実に意識して楽器と向かうことを
おすすめしたい。