室賀ジャズギター研究室

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ピッキング➁

2014年09月02日 | 基本・基礎

前回ピッキングの傾斜、アングルの話を少し書きましたが、

どちらから傾斜をかけるかということだけなので

そんなにサウンドが変わるわけはない!と思いきや、変わります。

ベンソン系のグリップはサウンドがイイ!とわざわざ右手のフォームを変える話も多々ありますね。

私もトーンのバリエーションとして、このグリップで時折演っていましたが

昨今は頻度が増しています。

トーンが変わる大きな要因の一つは実は気の抜けるような話です。

ピックをホールドしている親指と人差し指以外は手の平を大きく開いてフォローする感じになるので

その手の平が若干反響板のような役割をしてサウンドにリバーブ感、マイルド感を与えるようです。

 

このグリップの場合、発音する弦以外のミュートの問題もありま~す。

単純に左手でのミュートの精度を上げれば良いのですが...

手の平が上向きに開いているのが、本来このグリップらしいフォームながら、

私の場合、親指の付根の腹が弦に触れるように閉じて対処したりもします。


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