犬に服を着せる。

　うちの犬（ララ）を連れて団地の周辺を毎日散歩していますが、同じように散歩中の犬とよく出会います。そして、その殆どが服を着せられています。さすがに大型犬には服を着たのは見ませんが、小型から中型の犬は殆ど着ています。

以前飼っていた犬（シーズー）は、長毛種で寒さには強いはずなのに、コタツが好きでした。それでも服は嫌いで、無理に着せると“固まって”しまって、押しても引いても動こうとしませんでした。
今度の犬（チンとジャックラッセルのミックス）は短毛種で、耐寒性は中程度らしいのですが、着せても嫌がって、噛んで引っ張って脱いでしまいます。又、外が大好きなので自前の毛皮だけで平気で歩き回ります。

大体に、「犬に服を着せる」のは、ドアノブに毛糸の帽子をかぶせたり、電話器にカバーをかけたりすのと同じ心理だと思っていたのですが、ネットで調べてみると、どの犬でも昔は裸で野山を走り回っていたので、衣服とは無縁でしたが、最近は、ペットとして飼われている犬、特に小型犬は室内で飼われるのが殆どで、その環境が定着している為に暑さ寒さに弱くなっているらしいのです。

又、服を着せるのは寒さ対策だけでなく、室内などに抜け毛が飛散するのを防ぐ意味もあるらしいです。
そう云えば、うちの犬もケージから部屋に出してやると、喜んで部屋中を走り回りますが、どうしても抜け毛が落ちるので、掃除がたいへんです。犬にとっては迷惑かも知れませんが、徐々に服を着るのに慣れてもらって、掃除の手間は省きたいものです。