mumeisouの《 雑記帳 》

折にふれて、出来事や所感を記述。

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コンデジを買い換えました。

2013年08月18日 | 雑文

今までサブで使用していたRICOHのコンデジは、モードが“プログラムオート”だけで、“シボリ優先オート”が無く、マクロで撮影するときなど、“シボリ”が浅くて狙い通りの画面が撮りにくく苦労していました。マクロの最短距離は伝統の「1センチ」で、2~3ミリの小さな花の撮影が多い私にとっては、結構便利で気に入ったカメラだったのですが、今回、思い切って買い換えることにしました。

条件的には、“シボリ優先オート”があること、“マニュアルフォーカス”が使いやすいこと、の2つに絞りました。新品は高いので、1~2年以内の中古を探したら、Canon‐PowerShotの「s100」のaクラスの中古品が割安で出ていましたので、これに決定しました。

前のRICOHより1クラス上のカメラですので、イメージセンサーも1/1.7インチのC-mosで、感度も良くノイズも少ないので、画像も思ったより綺麗です。色味もまあこのくらいならサブとしての実用上は十分な感じです。

色々テスト撮影して見て気が付いたのですが、このカメラもコンデジの宿命として、ピント合わせの精度に弱点があります。1眼レフカメラの場合は、ピント合わせは「位相差検出方式」を採用していますので、対象の大きさや色、コントラストに影響されることは殆どありませんが、コンデジの場合は例外なく「最大コントラスト方式」ですので、5ミリ以下の小さな花だと、“背景”の方にピントが合ってしまいますし、コントラストが低い対象物や、表面に細毛が多いものなどは、とんでもない所にピントが合ってしまう事があります。

これはコンデジの宿命ですので、使用するときに工夫するしかありません。
私は、次の2つの方法でクリアーしています。
1)マニュアルフォーカスを利用する。(少し面倒なのが欠点。)
2)“奥の手”を使う。(左手を花の位置に置いてこれにピントを合わせ、左手を引っ込めてシャッターを切る。但し、手の長さより遠いとNO!)

この2)の方法は簡単で実用的です。


まだNewカメラはテスト撮影の段階で、これから段々慣れて来るまで、色んな花を撮りまくる必要がありますが、夏場のこととて咲いている花が少ないので、暑い中を花を探して苦労しています。