mumeisouの《 雑記帳 》

折にふれて、出来事や所感を記述。

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PCの「トリプル・ブート」に挑戦。

2015年12月18日 | 雑文

現在も使用中の古いPC周辺機器は、古いOS(WINDOWS‐XP)でないと動作しないものがありますので、WINDOWS‐XPはまだ捨てるわけには行かず、デスクトップ・パソコンはWINDOWS‐8.1とXPの「デュアルブート」にして使用していましたが、7月末に新しくWINDOWS‐10が出ましたので、WINDOWS‐8.1の方を10にアップグレードしました。

ところが、現在使用中のプリンターが 8.1 までの古い方のOSでしか動作しません。ただ、WINDOWS‐10は一度 無償アップグレードすれば認証されて、以後ずっと使い続けることが出来、その後ほかのOSに入れ替えても認証は有効なままです。
 そこで、システム・バックアップしてある2つのOS(Win‐10 と Win‐8.1)を「リカバリー」で入れ替えながら、プリンターも使用するという「苦肉の策」を実行していました。

しかし、「リカバリー」には15分前後の時間はかかるし、新しい「アップデート」が出れば実施する必要もあり、手間がかかってついに ”音を上げ ”ました。
 そこで考えたのが、Win‐10、Win‐8.1、Win‐XPの3つのOSを「トリプル・ブート」にすることです。

まず、「Win‐8.1、Win‐XP」の2つのOSの「デュアルブート」のベースに、「WIN‐10」をクリーンインストールするパーティションを増設しました。次はマイクロソフトからインストール用の最新の「isoファイル」をダウンロードして、DVDに焼き付けました。更に「クリーンインストール」なので、後で「システムボード用のドライバ」をインストールする必要があります。この為の「ドライバ・バックアップ」も作成しました。これで準備完了です。

普通のデュアルブートの場合は、古い方のOSが実行されている上から、新しいOSのディスクを読み込ませればよいので、今回も「Win‐8.1」を起動して、その上に「Win‐10・インストール・ディスク」を読み込ませる方法をとりました。
 普通ならば「インストール・パーティション」を指定する画面が出てくるのですが、いきなり「アップグレード」の画面に入ってしまいました。やむを得ず「キャンセル」にして脱出し、PCを一旦終了してから、改めて「OSのブート」より前に「Win‐10・インストール・ディスク」を開くように変更したら、無事に「パーティションの選択画面」が出現して「クリーンインストール」が始まりました。

所が、途中で「引き継ぐデータを選択する」画面が出て来ました。この事から見ると、このインストール用ファイルはクリーンインストール専用のものでは無く、アップグレードと兼用らしいです。「引き継ぎ無し」に設定して続行して無事にインストールが完了し、「システムボード・ドライバ」をインストールして完成です。

再起動してみたら、左の写真のように、にぎやかな「ブートメニュー」が出て来ました。OSはどれでも自由に選択できます。
これで面倒な「リカバリーによる切り替え」から解放されます。クリーンインストールした「Win‐10」は動作機敏で、アップグレードしたものより起動もアプリケーションの動作も軽快で、気に入りました。