mumeisouの《 雑記帳 》

折にふれて、出来事や所感を記述。

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"OS"を”Win8”に変えました。

2012年11月06日 | 雑文

私のパソコンのOSは初代の"Win98SE"から"Win2000"を経由して、ここ5〜6年は"WinXp"を愛用していました。最も気に入っていたのは"Win2000"で、抜群の安定性を持っていましたが、「サポートの打ち切り」でやむなく"WinXp"に変更しました。この"Xp"も使い慣れて、手に馴染んで来ましたが、「サポートの打ち切り」の期限が近づいて来るので、そろそろ次の"Win7"への乗り換えを考慮し始めた所へ、その又次の新OSの"Win8"の発売日が迫って来ました。

私はどちらかと言えば保守的な方で、"新しい物好き"でもないので、2つのOSの価格を比較したところ、最新の"Win8"が"Win7"の半分以下の価格で入手出来るとわかりました。前評判では「タッチ操作」に適合するなど、操作面でかなり大幅な変更が加えられているようで、使いこなせるかどうか心配もありましたが、思い切ってこの最新のOSに切り替えることにしました。

パソコンの本体は3年前に新調するときに、"Win7"を想定した内容にしてありましたので、性能的には問題はありません。10月26日の発売日に合わせて"Win8-pro-64bit"のアップグレード版を発注しました。

翌27日に入荷し、早速アップグレードに着手したのですが、"Win8"のDVDを走らせると「使用中のXPは32bitなので、"Win8-64bit"にはアップ出来ません。"32bit版"を使用してください」と表示が出て前に進めません。"64bit版"にしてメモリーをたっぷり使おうと思って、メモリーを8ギガに積み増して置いたのに、"32bit版"では折角のメモリーが役に立ちません。とは言え、今更64bitのXPにしようと思えば、とんでもなく高くつきます。

そこで、何か良い方法はないものかとnet上で検索していたら、「"64bitのアップグレード版"を使用して「クリーンインストール」出来ました。」という記事が見つかりました。その手順を参考に「クリーンインストール」に着手しました。

アップグレード版なので「データを残す」かどうかを聞いて来ますが、「残さない」にして進めると「オプション」でフォーマット出来ます。元々1から設定をし直すつもりなので、フォーマットしました。その後プロダクトキーを打ち込みます。「アップグレード」なので、普通なら「前のバージョン」のディスクの挿入を求められますが、意外にそれも無く進行して、途中何回かの再起動をへてインストールは完了しました。

ライセンス認証のためにnet接続の再設定が必要になるかと思ったら、そのままで認証が完了しました。何か狐につままれたようで、その他の設定を確認しましたが、最低限度必要なシステムの設定は残されていました。「アップグレード版」なので、それらの設定はバックアップされているようです。ひと手間かける覚悟でいたので大いに助かりました。これなら、下手にアップグレードするより、このクリーンインストールの方が簡単かも知れません。

さて、新しい"Win8"の操作に取り掛かりましたが、使用中のモニターは「タッチパネル」ではないので、「マウス操作」です。起動直後の"タイル"によるスタートメニューでは、あまりにも不便なので、「デスクトップ画面」に従来のスタートメニューを表示できるフリーソフト(Classic Shell)を利用して、左の写真のようにしました。これで何とか使えるようになって来ました。使い勝手は従来と大幅に異なるので、戸惑うことは多いですが、今までのOSより「起動」と「終了」はずっと速くなったのが実感できます。

予定していたアプリソフトは実装を終わり、使えるようになりましたが、予想外だったことも幾つかあります。1つはプリンターで、"Win8"では認識されません。キャノンのサイトで調べると、この機種は対応予定では有りますが、新しいドライバーなどのソフトは11月中旬にならないと発表されません。それまでは「じっと我慢の子」です。もう1つは、ホームページの転送ソフトの設定の保存忘れで、全部消えてしまいましたので、1から設定のし直しで手間取りました。中には途中でパスワードを変更したものがあったりしました。これは、しっかりバックアップを取ることをおすすめします。