おじさんの隠れ家

昭和30年代前半の自己満足のブログです。

【人間をかえせ】の下書き発見に寄せて

2007年05月14日 08時57分46秒 | 気になるニュース
「にんげんをかえせ」下書き発見 峠三吉「原爆詩集」(朝日新聞) - goo ニュース

ちちをかえせ ははをかえせ.
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ

この、序章の詩は、脳裏に焼き付いて離れない。

短い言葉だが、戦争や核兵器の非常さがよく伝わる。

「裸足のゲン」というマンガを国連にという動きがあるようだが、私は、この峠三吉さんの詩を、いろんな言語で世界に発信することも大切な気がする。

 平和公園の「少女の塔」のモデル「貞子」は、アメリカ人やヨーロッパ人によって童話化され、多くの人に読まれているという。

 なぜ日本は、平和で世界貢献ができないのだろうか。

【参議院選挙はマニフェストを読み比べて】

2007年05月11日 08時59分19秒 | 気になるニュース
格差是正へ具体策 民主、参院選へ政権公約案(朝日新聞) - goo ニュース

民主党マニフェスト
自由民主党
社会民主党

 民主党以外は、ホームページだが、今は気軽にその政策をのぞき見ることができる時代です。

 今回、民主党がやっと具体策を出してきたが、福祉面などが弱い気がする。もっと穿ったとらえ方をすると、票にならない人たちに対する政策が無いような気がする。だから、最期で信用されないんでは無かろうか。

 選挙前に、もっと我々国民のレベルで意見交換や要求を突きつける国民の選挙戦が必要だと思う。

【安倍さんその気概で真実を糾弾して】

2007年05月10日 06時16分08秒 | 気になるニュース
「言論に対する弾圧は、許すわけにいかない」と安倍首相(朝日新聞) - goo ニュース

 安倍首相は9日、久間防衛相の事務所にカミソリの刃入りの封筒が届いた事件について、「政治活動を行っていると脅かしの手紙とか、カミソリを送ってくることもある。しかし、決して屈してはならない。言論に対する弾圧は、断固として許すわけにはいかないし、負けてはならない」と強く批判した。

 塩崎官房長官も9日の記者会見で「政治をつかさどっている政治家に対してそういうやり方で批判をすることはあってはならないことだ。民主主義体制に対する挑戦のような感じで、憤りすら強く感じる」と語った。

【意見】

言論に対する弾圧は、断固として許すわけにはいかないし、負けてはならない私も、安倍首相の考え方に賛成です。その件については大いに支持します。

 しかし、それって都合のいい言葉じゃないですか。

 靖国にいったかどうか、供物を送ったかどうかは言わない。とか松岡大臣の談合団体からの献金問題、全くおとなしいですね。

 不正に対しては、断固として許すわけにはいかないし、負けるわけにはいかないと言えば支持率あがりますよ。

 いや、民主党の小澤さん。あなたが言ったら参議院選挙勝てますよ。でも、小澤さんは、参議院選挙勝つ気が無いみたいですね。憲法を改正したい人ですから。

【加護ちゃんは喫煙で引退したのに】

2007年05月09日 11時45分16秒 | 気になるニュース
辻希美&杉浦太陽でき婚で10日会見(スポーツニッポン) - goo ニュース

 昔、禁煙パイポのCMで「私はこれで会社を辞めました」と言うのが流行語になったが、その通り、加護ちゃんは、たばこで芸能人をやめてしまった。

 辻ちゃんは、やはりおめでとうなのでしょうか。

 加護ちゃんの喫煙は、週刊誌が騒いだが結局、大人が面倒を見きれないでポイ捨てにした感じで、辻ちゃんは、新ユニットは活動できないしプロダクション的にも損害が大きいのだが、マスコミが「おめでとう」と騒いでいるから認めちゃったってかんじ。

 おじさんの娘が、もしそうなったら、プロダクションや相手の親に殴り込んでいますよ。だって、こちらの方が不道徳でしょうが。

 おじさん、考え、古ーいって言われそうですが。

【温家宝首相訪日と靖国供物問題】

2007年05月08日 09時06分06秒 | 気になるニュース
「肯定的日本論」が急増 温家宝首相訪日後の中国で(共同通信) - goo ニュース

 なんて日本は誠意のない国だろう。温家宝首相が来日前、中国政府は、日本批判をやめるように呼びかけたという。また、訪日後日本びいきの声も増えたと言うが、安倍晋三は、後ろ足で砂をかけるかのごとく、靖国神社に供物を奉納した。

 たとえ私費といえども、内閣総理大臣の名を使ったと言うことは、明らかな憲法違反だ。

 官邸の門に、門松が飾られていようとクリスマスツリーが飾られていようと批判するつもりはない。しかし、靖国神社をめぐっては、我々日本から見ても、国粋主義的思想と国家神道論が見え隠れするところに怖さがあるのだ。

 それは、即憲法改正にまで論議は進みかねない。
 遺族会自体も、かなり様変わりしているにもかかわらず、自民党だけが変わらないのはどうしてだろうか。

【エキスポランドの不誠実な対応】

2007年05月07日 08時53分24秒 | 気になるニュース
エキスポランド社など家宅捜索 コースター脱線事故(朝日新聞) - goo ニュース

 エキスポランドの社長の記者会見を見ていると、裁判を意識しての対応がめだつ。

 例えば「金属疲労にまでは思いもよらなかった。」「メーカーの責任だと思う」など出てくるのは責任逃れ。亡くなった方への弔問も来ていないと遺族は怒っていた。

 遊園地に金を出して遊びに行き、死んで帰宅した娘を目の前にして親御さんはさぞや無念だろう。

 何をおいても、まず亡くなった方への誠意ある対応じゃないですか。記者会見している暇などない。

 金を取って乗せている以上、何をおいても安全を最優先させるのが遊園地の義務。想いもしない事故が起ころうとすべて遊園地の責任なのだ。「100%私たちの責任ですと、なぜ遺族の前で誠意ある謝罪ができない。

【はじめに結論在りし有識者会議】集団的自衛権

2007年05月06日 09時58分13秒 | 気になるニュース
13人中12人過去に見直し論 集団的自衛権に関する有識者会議(共同通信) - goo ニュース

 集団的自衛権行使に関する憲法解釈見直しを検討する政府の有識者会議の13人のうち12人が、参考人として呼ばれた国会での発言や論文などで政府の違憲解釈を批判したり、解釈変更を求めていたことが共同通信の調べで5日、分かった。安倍首相は4月25日、人選に関し「高い見識を持った有識者に各界からお集まりいただいた」と強調したが、初めから“結論ありき”との見方が一層強まった。

【危ない世論操作】

 教育再生会議もそうだが、有識者の選定は何を基準としているのだろうか。政府が開く有識者会議の意見は、はじめから結論が出ているものが多い。

 例えば、道路公団の解体。解体派の急先鋒であるイノセ氏が入ったことにより、解体は加速化された。談合も徹底的にたたかれた。しかし、地方に産業がなくなった。

 今回も、はじめに憲法改正のシナリオがあり、憲法9条がターゲットとなっている。しかし、どの時代も戦争は守ることが前提で行われていることを忘れないでほしい。

 現に、自衛隊は守ると称して、世界有数の軍事力を持っているではないか。

 これからも、政府は世論調査を仕掛けてくるだろう。世論調査は、訪ね方でいくらでも結論を操作できることを忘れてはいけない。

 有識者会議が、どういう人を集めたかと同じである。

【26年連続子どもの数減少】

2007年05月05日 08時19分04秒 | 気になるニュース
少子化、地方で進む 子どもの数、26年連続減少(朝日新聞) - goo ニュース

「こどもの日」にちなんで総務省がまとめた統計によると、4月1日現在の15歳未満の子どもの数は1738万人(男子891万人、女子847万人)で、前年より14万人減り、26年連続の減少となった。総人口に占める割合も13.6%(前年比0.1ポイント減)と33年連続で低下。人口、割合とも戦後最低を更新した。3大都市周辺では子どもの割合は減っておらず、少子化が地方で進んでいる傾向が出ている。

【意見】

 今、地方の子ども文化が絶えかかっている。原因は、子どもがいないのだ。子どもは、どの時代でも、どの地方でも宝だった。だから、子どもを祭りに参加させたり、子どもが担う祭りもあった。

 しかし、伝承しようにも子どもがいないのである。

 最近、郷里の母に電話をしても「○○の年寄りが死んだ」という話ばかりだ。子どもの頃、ソフトを教えてくれたおじさんも、祭りの楽車を一緒に引っ張っていろいろ教えてくれたおじさんも、悪いことをしたら怒ってくれたおばさんもみんな死んでいく。

 母の言葉から、近所の子どもの話は出てこない。いないのだ。

 母校が消え、子育ての環境が悪くなると、都市部へ出てしまう。過疎の悪循環だ。もう、取り返しのできないところまで、地方は来ているのかもしれない。

【武器3原則見直し発言】平和国家を捨てるのか

2007年05月04日 09時52分10秒 | 気になるニュース
武器三原則 防衛相「緩和検討の時」(産経新聞) - goo ニュース

 久間防衛大臣の発言は、見逃しそうだが意味の重い発言だ。他の政治家が言った発言ではない。防衛大臣が言った発言だ。

 外国に武器の技術や製品の輸出を許すと言うことは、我々国民が、殺人の引き金を引くと言うことだ。

 それだけでなく、今、戦闘機やミサイルの新しい配備が、周辺諸国に危機感を持たせている。明らかに、正当防衛だったら、戦争をしていいという発想だ。

 昨日は、憲法記念日だったが、9条は明らかにタカ派の政治家にねらわれている。

【高校野球問題話がすりかわっているぞ】

2007年05月03日 09時42分45秒 | 気になるニュース
7500人が出場禁止の異常事態に(スポーツニッポン) - goo ニュース

日本高校野球連盟(高野連)は2日、日本学生野球憲章に違反するスポーツ奨学、特待制度の全国調査を締め切った。違反校は今センバツV校の常葉学園菊川(静岡)や駒大苫小牧(北海道)、横浜(神奈川)など甲子園優勝経験校を含む計334校に上った。3日の最終報告で学校数はさらに増えることは確実で、7500人を超える球児が今月末まで対外試合出場を禁止処分を受けるという前代未聞の事態となった。

【意見】

 元々、プロ野球から高校や指導者、選手に多額のお金が流れていることが問題になったのではないか。西武も、指導者にお金が流れていることを認めているのに、高野連はそれを調査もしないで、特待制度を問題にしてきた。

 確かに、健全なスポーツにお金が絡むことはよくないが、特待制度は高野連が何年も見逃してきた既成の事実ではないか。

 甲子園に出場し活躍する選手の多くは、その都道府県の出身者出ない場合が多いではないか。特殊な競技で、他県に行かないとできないと言うわけではない野球でそれが行われていると言うことは、高校側からの積極的なアプローチがあったと見るべきだろう。

 今、プロで活躍する選手の多くはそれで育った選手でしょ。

 ブローカーがいて多額のお金が動いているのだったら、ブローカーを取り締まるべきだし、高野連の責任は追及されないのか。

 特待生の中には、罪悪感から学校をやめるとまで言っている生徒もいるという。そこまで背負わせて粛正することだろうか。それよりもしなくてはならないことがあるのでは。