おじさんの隠れ家

昭和30年代前半の自己満足のブログです。

気が早いようだが【参議院選の論点早めに】

2007年04月30日 09時57分10秒 | 気になるニュース
経財諮問会議 消費税や地方税収格差 増税議論「先送り」 秋以降の突貫審議に(西日本新聞) - goo ニュース

政府の経済財政諮問会議は25日、税制改革について議論した。しかし消費税や地域間税収格差問題への深入りを避け、「キックオフ(論議のスタート)」(大田弘子経済財政担当相)にとどまった。抜本改革には国民の反発を招きかねない増税を検討せざるを得ず、7月の参院選を控え、本格論議を秋以降に先送りしているのが現状だ。

【もうだまされたくない国民】

 教育基本法改正や、憲法改正が前回の衆議院で論議の対象になったろうか。これほど大きな内容なのに、全く議論の対象にもならず、国民に選ばれた国会議員の相違として審議・採決が行われた。

 消費税をはじめて導入するかが論点だったとき、自民党が選挙で大敗して以来、重要な内容は、選挙の論争にならず抽象論だけが飛び交う。

 例えば、民主党の「格差是正」「生活維新」はいいが、どうやってがない。

 このまま、参議院選に突入し、「お願いします」の連呼で、議員が決まり、え「え!そんなの聞いてないよ」的な決定がまたなされる気がしてならない。

 増税、消費税引き上げしてもいい。しかし、どうしてそれが必要なのか、どれだけ必要なのか、選挙で訴える必要があるのでは。

【危険なにおいがする昭和の日】

2007年04月29日 10時13分41秒 | 気になるニュース
昭和の日 激動の時代に思いを寄せたい(読売新聞) - goo ニュース

 きょうは「昭和の日」。かつて、昭和の時代には、「天皇誕生日」だったことを、久々に思い起こす人も多いだろう。

 平成に入り、昨年まで4月29日は「みどりの日」だった。

 2年前に祝日法が改正され、「昭和の日」が制定された。カレンダーの作製に混乱が生じないよう、1年間の準備期間を置いて、今年施行された。「みどりの日」は、5月4日に移された。

 改正祝日法は、「昭和の日」を、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日と位置づけている。

【昭和生まれとして】

 危険なにおいとは、この日の位置づけである。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」

 教育基本法の改正でも感じたが、全体主義への回帰を伺わせる。

 最近、戦争映画が多いが、なぜ今戦争映画なのだ。昭和の復興期がもてはやされるが、なぜ今なのか。

 最近、テレビの影響かナショナリズム思想の若者が増えてきている。政治家もそうだ。政治家の不用意な発言も領収書問題も、渡部さん一家の拉致事件で吹き飛んだ気がする。つまり、内に向く批判の目を、外に向けたのだ。

 やがて、「昭和の日」が、国のために働く日(命を捧げる日)にならないよう願いたい。

【いよいよ郵政民営化か】誰が得をするのか

2007年04月28日 10時00分44秒 | 気になるニュース
24万人企業、10月誕生へ 郵政民営化の実施計画申請(共同通信) - goo ニュース

郵政民営化の準備企画会社である日本郵政の西川善文社長は、菅義偉総務相に「日本郵政公社の業務等の承継に関する実施計画」を27日、認可申請した。10月の民営化で誕生する日本郵政グループ5社が日本郵政公社から引き継ぐ社員は約24万1400人。NTTグループ(約19万9000人、昨年3月末)の社員数を上回り、188兆円の巨額預金残高を持つ銀行も含む巨大企業グループが誕生する。

【意見】

 小泉さんが、若いときから言い続けていた郵政民営化。刺客騒ぎまでして強引に通した民営化だが、一体誰が得をするのだろうか。

 当然、国民だろうなと思う。今年、年賀状を出しに行ったら、局員が郵便局の前で正月から立って、年賀状を受け取っていた。「お、かわったな」と思ったが、我が家に来る手紙類。やたらとメール便が増えた。

 どうやら、運送屋が儲かっているらしい。

 郵便貯金も、銀行と同じ民間になるのだから、リスクが伴う。郵便貯金は銀行に流れるのか。そういえば、セブンイレブンバンクなどもできてきた。電子マネーもあるぞ。

 どちらにしても、一般の国民には恩恵はない。はじめから大きな資産を用意できる企業が儲かるのだ。

 規制緩和と言葉はいいが、金のないやつにはできない相談だ。いい例が、灯油訪問販売だ。小さな資本力のない人が、灯油を売りに来る。しかし、高いのだ。大企業は、円高や原油高騰の影響は少ない。今年は、暖冬も手伝って、かなり赤字じゃないかと心配した。

 郵政民営化も、あと1年もすると、誰のための民営化か見えてくるだろう。
 

【日本を後にしたイラン人家族】冷たい国日本

2007年04月27日 09時09分30秒 | 気になるニュース
退去処分決まったイラン人一家、短大生の長女を残して帰国(読売新聞) - goo ニュース

長期にわたって不法残留し、最高裁で強制退去処分が確定した群馬県高崎市のイラン人アミネ・カリルさん(43)一家4人のうち3人が、26日午後、成田空港からイランに向けて帰国した。

 帰国したのは、アミネさんと妻ファロキ・アクラムさん(40)、二女シャザデさん(10)。法務省の在留特別許可(在特)を得て、今春から保育士を目指して高崎市内の短大に通っている長女マリヤムさん(18)は日本に残る。

 出国にあたり、アミネさんは「裁判の結果には全然納得していないし、家族がバラバラになるのは残念」と語り、見送りに来たマリヤムさんは「日本に残れたからには、皆の気持ちに応えられるように頑張りたい。また、(家族と)一緒に暮らしたい」と話した。

【同じ日本人として】

 アミネさん一家は、今後5年間は日本に立ち入る事を禁じられ、強制送還させられた。
 確かに、特例を認めればきりがなくなる。後から後から同じような人が現れるかもしれない。

 しかし・・・。

 何となく、むなしさというか、日本に対して「また失望した」という思いが残る。

 阪神の赤星選手の善意の車いすが、ネットオークションにかけられた。当然、こんなバカは非難されて当然だ。

 しかし、何となくイラン人家族をバラバラにした日本と、この馬鹿な輩が同じにおいがするのはなぜだろうか。

温かい国日本を取り戻そう

【94歳の資産食い物に】日本もここまで落ちたか

2007年04月26日 09時14分48秒 | 気になるニュース
成年後見を悪用?94歳女性から2000万詐取、2人逮捕(読売新聞) - goo ニュース

一人暮らしの資産家女性(94)から出資金名目で2000万円をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は25日、元暴力団組員で、東京都荒川区のリフォーム会社「青嵐環境開発」の実質的経営者、神林正一(46)(荒川区西日暮里)、同社社長の元行政書士、山本成男(46)(茨城県古河市上辺見)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

 山本容疑者は行政書士の立場を悪用し、財産管理を含む成年後見契約を女性と結んでいた。この前後に女性の資産6500万円以上の行方が分からなくなっており、同課では2人が受け取っていたとみて追及する。

【意見】

 私の郷里は、バス停から降りて家に着くまでに、出会う人が次々と話しかけ、いちいち答えるのが面倒なくらいだ。家でくつろぎはじめると、裏口から、家でとれた野菜を土産に、近所の方が挨拶に来られる。日本人って、お節介だけど温かいなと思っていたが。

 最近、リフォームとか介護と称して老人がねらわれることが多い。オレオレ詐欺も、親の気持ちを踏みにじる卑劣な詐欺だ。

 もっと、日本人は他人と関わりを積極的に持たなくてはいけないのかもしれない。

 10年近く前、台湾に旅行に行ったとき、駅で若い女性に突然怒られた。どうやら、たばこを吸っていたのがよくなかったらしい。すぐ消し、ていねいに謝ったらにこりとして立ち去った。すごく自然なのだ。

 94歳のおばあちゃんも、周りの人が積極的にかかわっていれば違ったかもしれない。知識も教養もなくっても、大きなお世話を平然とやれる日本であってほしい。


【織原城二被告はルーシーさんを殺していない?】

2007年04月25日 09時09分32秒 | 気になるニュース
織原被告 ルーシーさん事件無罪 「法の正義の名の下に娘は奪われた」(産経新聞) - goo ニュース

 10人中9名まで、織原被告が撮っていたビデオから有罪となって無期懲役になったが、ルーシーさんの事件だけは無罪になった。

 最期に一緒にいた事実。遺体が別荘近くで発見されたこと。セメントなどを事件後購入したこと。逮捕後、遺族に「お悔やみ金」と称して1億円払ったことなどを考えれば、素人でも犯人は織原被告しか考えられない。でも、具体的な証拠がないと無罪になった。

 100歩譲っても、無期懲役は軽すぎる。日本の無期懲役は、無期ではないからだ。織原被告もそれを承知で裁判に臨んでいる。「お悔やみ金」などがそれだ。

 無期懲役は、早ければ15年くらいで出られる。終身刑ではないのだ。懲役20年の方が重いくらいだ。同じ無期懲役でも懲役30年とか終身刑などを考えるべきだ。

 

【長崎市長選挙】あれで成立していいの

2007年04月24日 09時59分16秒 | 気になるニュース
長崎市長選で大量無効票、官房長官が公選法見直す考え(読売新聞) - goo ニュース

 長崎市長選は、市の課長が、伊藤前市長の娘婿に約900票の差を付け当選した。二人とも、伊藤前市長が死亡して立候補した人物だ。

 私は、「政治家の世襲制度はおかしい」が持論だが、今回の選挙は筋が通らない。

 まず第1に、無効票が1万5000票近くあったと言うことだ。扱いによっては、選挙結果が変わっていた。伊藤前市長が死亡する前の期日前投票が無効になったのだ。じゃあ、その人達は1ど投票した後、候補者が変わったからと言って投票できたか。900票の差だから、結果は変わったかもしれない。

 第2に、競り合った二人は、政策を掲げたのか。たった3日間の選挙戦。課長側は「世襲制の反対」を前面に出し、娘婿は「亡き義父の弔い」を口にしただけの話ではないだろうか。

 これで、正当に市長が選ばれたと言っていいものだろうか。

 私は、無効ではないかと思うのですが。

【参議院補選投票率】フランスは80%を越えているのに

2007年04月23日 09時58分31秒 | 気になるニュース
参院補選 与野党1勝1敗 福島・増子氏 沖縄・島尻氏(産経新聞) - goo ニュース

今夏の参院選の前哨戦とされる参院福島、沖縄両選挙区の補欠選挙は22日に投開票された。福島は民主公認で元衆院議員の増子輝彦氏(59)=国民新推薦=が大差で、沖縄では諸派で前那覇市議の島尻安伊子氏(42)=自民、公明推薦=が、それぞれ初当選した。

 両選挙区とも野党系議員の知事選出馬に伴う補選。与党が1議席を奪取したことで、今夏の参院選では、与党が参院での過半数維持に必要な議席数は64、野党が過半数奪取に必要な議席数は59になった。

【先行きが心配です】

 参議院の補欠選挙。投票率が40%台と50%台。補欠選挙としては異例の高投票率だったとマスコミは言うが、有権者の半分がそっぽを向いた状態で政治家が選ばれている。

 一方、フランスの大統領選挙は80%以上だそうな。この差は何だろうか。

 国民投票案が可決されるが、下手をすると国民の半分が意思表示をしないで決まりかねない。

 政治家も上手い。「地方格差の是正」なんて演説で連呼しているが、どうやったら是正できるのか相変わらず具体的なことは言わない。言えないのだ。だから、この前の衆議院選挙のように、マスコミがあおらなければ投票所にも行かない。

 かといって、マスコミは、刺客・刺客と連呼し、政策の比較などはあまり持ち出さない。

 都知事選だってそうだ。10人以上が立候補しているのに、テレビ討論に呼ばれるのは4人だけ。テレビがすでに4人に絞っている。おかしいぞ。


【生活保護申請を弁護士手伝う】それだけ認可が厳しい

2007年04月22日 08時31分12秒 | 気になるニュース
生活保護申請お手伝い 弁護士、司法書士のグループ発足(朝日新聞) - goo ニュース

 生活保護の申請など、暮らしに困った人が相談できる弁護士や司法書士のグループ「首都圏生活保護支援法律家ネットワーク」(釜井英法、猪股正両弁護士が共同代表)が21日発足し、東京都内で創立集会を開いた。

 首都圏中心だが、北海道から九州まで110人が参加する。相談は専用電話(048・866・5040、平日午前10時~午後5時)で受け付け、メンバーの法律家を無料で紹介する。その後の相談援助も、日本司法支援センター(法テラス)などを通じ、なるべく負担が少ないようにするという。

【意見】

 生活保護の申請に、弁護士や司法書士が手伝ってくれるという。背景には、伊東市の「ネコを飼うなら生活保護を打ち切る」などの、行政の出し渋りや、理不尽な扱いがあることと、専門家が就いてくれると、認可してもらいやすいと言うことだ。

 でも、おかしくないか。弁護士が手助けすると認可され、個人で行くと認可されない。役所は、生活状況を見て認可してるのでなく、人を見て認可してるのか。

 もしそうなら、これは問題だ。


【川崎通り魔事件】犯人へのインタビュー「またか」

2007年04月21日 11時34分17秒 | 気になるニュース
通り魔事件、悲鳴から発見まで8秒…主婦は容疑者目撃せず(読売新聞) - goo ニュース

川崎市宮前区で帰宅途中の女性会社員(40)が刺されて重傷を負った通り魔事件で、宮前署特捜本部は、女性の悲鳴で住民が駆けつけるまでの時間を8秒間と断定していたことが20日、わかった。

 殺人未遂容疑で逮捕された同市高津区久末、会社員鈴木洋一(ひろかず)容疑者(26)は「犯人を制止した」と話しており、この供述通りだと、住民が鈴木容疑者の姿を目撃しているはずだが、実際には見ておらず、特捜本部は矛盾点を追及している。

【報道は何をしても許されるの】

 川崎通り魔事件で、犯人と思われる鈴木容疑者へのインタビュー、聞くに堪えられない内容だ。

 テレビ局の人間は、親切そうに鈴木容疑者に聞くのだが、実際放送では「逮捕前緊急インタビュー」と称して、その証言の矛盾点を説明していく。

 はじめから、犯人と決めつけてインタビューをしてるではないか。

 確かにスクープかもしれないが、そういう抜け駆け的でしかも犯人をだましているのが見え見えの取材は不愉快きわまりない。

 サリン事件で、犯人として報道された第一通報者の河野?さんの教訓を忘れたのか。

 逮捕されなければ流さないと言う問題ではない。懲りないテレビ朝日だ。