仏教、般若心経が説くこの世の幻

仏教の般若心経(はんにゃしんきょう)でも、この世界は、《無であり空》であると説いています。

すべては無、何も無い、空っぽ、その空っぽの中にすべてが有るように見えている。
これこそが無限となる。

色即是空（形あるものは実体なきものである)

諸法空想（この世の中のあらゆる存在や現象には、実体がない）

不生不滅（もともと、生じたということもなく、滅したということもない）

不垢不浄（よごれたものでもなく、浄らかなものでもなく、）

不増不減（増えることもなく、減ることもないのである。）


是故空中無色 （したがって、実体がないということの中には、形あるものはなく）

無受想行識 （感覚も念想も意志も知識もないし）

無限耳鼻舌身意 （眼・耳・鼻・舌・身体・心といった感覚器官もないし）

無色声香味触法 （形・音・香・味・触覚・心の対象、といったそれぞれの器官に対する対象もないのである)

宇宙のすべては幻想、幻影、バーチャルリアリティである。

あなたは、この世の幻を知りて、自由自在に楽しめ！

よい気分で過ごすこと。喜びの中で生きることが最高の生き方なのだから・・・。