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■ゆで卵1個で「食欲ホルモン」は変えられる...「腸と脳を整える」食べ方とは?
<食べ過ぎをコントロールするために減量のエキスパートが毎朝していることについて>
ホルモンの働きが、行動、衝動、態度、気分、活力レベル、睡眠の質、食欲、体重の増減など、体のあらゆることをコントロールしている...。
イギリスで大ベストセラー『いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本』(CEメディアハウス)より「第2章 食欲はなぜ止まらない?」を一部編集・抜粋。
■食物依存から脱するには腸と脳に食べ物を与えよう
きちんとしたものを食べ、腸内に善玉菌を生息させ、加工食品をやめることで、わずか2週間程度で腸を健康な状態にすることができます。
数十億という腸内マイクロバイオータ(微生物叢)は、適切なときに適切なメッセージを脳に送り、健康的なホルモンの生成に極めて重要です。
また、手を伸ばす先にあるのが運動靴かポテトチップスかを決めるのは脳であるため、脳の健康を維持する必要もあります。結局すべては、脳腸軸に帰着するのです。そして大切なのは、ホルモンが確実にきちんと働くようにすることと健全な食欲を保つことです。
■食欲ホルモンをコントロールするために毎朝すること
私は生まれつき依存症体質なので、食欲を先回りしてコントロールしない限り、状況に流されてしまいます。たとえば、アルコール依存症から立ち直ったばかりの人が、パブに行くでしょうか?
もちろんそんなことはしません。ダイエット中の人が何も計画せずにキッチンに行ったら、ドカ食いをしてしまうでしょう。誰もが、自分をよくわかっています。何がきっかけになるか、自覚しているのです。そのため、私は常に先手を打ちたいと思っています。
多くのバイオハッカー(健康を最適な状態にするために常に新情報を得る実践者)は、朝のコーヒーを飲む前に1時間待つと言います。でも私には家から送り出さなければならない3人の子どもがおり、カフェインがすぐに必要です。
目覚めたらまず、すぐに水(きちんと準備できているときなら事前に冷蔵庫に冷やしておきますが、たいていはただの水道水)に、レモンを少し絞り、塩ひとつまみか、きちんとしたミネラルのサプリメントを入れ、それを飲みます。
ミネラルは、脳がきちんと働くために必要なマグネシウム、カリウム、ナトリウムといった電解質を脳に与えてくれます。つまり、電気が流れやすくなるのです。
子どもたちの朝食をつくっている間にL-テアニンを飲み、持ち歩くためのコーヒーを用意します。コーヒーには、MCT(中鎖脂肪酸/Medium Chain Triglyceride)ケトパウダーとグラスフェッド・バターを入れますが、こうすると朝のお腹の張りをかなり防げます。
私は甘党なので、コーヒーにはさらにステビアを入れます。ステビアは、砂糖のようにインスリンを急激に上げることはありません。
近年発表された複数の研究は、ステビアには抗炎症作用があるとしています。同時に、ステビアが腸内マイクロバイオームに悪影響か否かという議論もあり、その点についてはまだ決着がついていません。ただ私個人的には、白砂糖に手を出さないためならプラスマイナスでプラスなので、使い続けています。
コーヒーにMCTオイルを入れると、かなり食欲を抑えられ、睡眠中に入った脂肪燃焼モードを維持してくれます。これがなかったら、子どもたちのベーコンをつまみ食いしていたに違いありません。
それから、「そもそも、きちんとした食べ物を料理する時間がない」と言う人がいますが、ありますよ。
私は毎朝、卵を4個ゆでますが、子どもたちのシリアルとトーストを用意する間にできます。息子のエイサとジュードの分はカップに入れて出します。ラックスは卵を食べずにベーコンだけ。残りは私があとで食べる分です。
私はこのあと、コルチゾール、アドレナリン、ドーパミンを高めるアクティビティを、朝と昼すぎに行います。お腹が空いたら、朝ゆでておいた卵に塩を振って、卵だけ単体で食べるか、そのあとに何か食べます。
先にゆで卵を食べておくことで、夕方4時にガソリンスタンドに寄ったときに、ポテトチップスに手を出さないでいられます。
こうすることで、血糖値のバランスを保てるし、食欲ホルモンをコントロールできるため、食べる時間枠を後ろ倒しにして、あとできちんとした食事を楽しむことができるのです。
ダヴィニア・テイラー(サプリメント会社ウィルパウダーズ創設者・減量エキスパート)
【元記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/da397bf371869dbcf89ce454786c7819fab3e12a
最後までお読みいただきありがとうございました。
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