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■ただ寝るだけはNG!ぐっすり睡眠が「脳のゴミを掃除する」納得の根拠
スマホ依存で、多くの人の脳が疲れている中、改めて睡眠の大切さが注目されています。どうすればたまった疲れや、老廃物(ゴミ)を取り除き、脳の健康を取り戻すことができるのでしょうか。日本認知症学会専門医・指導医 おくむらメモリークリニック理事長の、奥村歩氏の新著『スマホ脳・脳過労からあなたを救う 脳のゴミを洗い流す「熟睡習慣」』を一部抜粋・再構成し、お届けします。
■睡眠を妨害すると脳は疲労する
世の中のデジタル社会化が進んで、人々の生活スタイルも大きく変化してきました。この流れは今後もさらに加速していくことでしょう。
すでに今、老若男女を問わず、多くの人があたりまえのように、スマホを「生活に欠かせない日常のツール」として活用しています。各種手続きなどのオンライン化やネットショッピング、キャッシュレス決済など、日々の生活で多くの人がその利便性を実感しています。
しかし、そうしたデジタル社会は、便利になった一方で、これまでとは違う思わぬストレスを生み出し、私たちの脳をとても疲れさせているのです。
今の社会生活は、デジタル化、コミュニケーション不足、高齢化などの要素が重なり合っています。脳のメンテナンスを意識的にやらなければ健康を保てないほど、多くの人が脳過労の状態にあります。
では、どうしたら脳をメンテナンスすることができるのでしょうか。
脳過労状態にある脳の健康を取り戻すために注目されているのが「睡眠」。それも、ただ眠ればいいというのではなく、「ぐっすり眠る」熟睡習慣こそが大切です。
現代社会、脳や身体には何が起こっているのでしょう。
脳過労で睡眠の質が低下し、睡眠で脳をリフレッシュできないことで、睡眠不足に比例してさらに脳過労が進行します。脳過労と睡眠負債は表裏一体なのです。
そして、睡眠の質の低下は、継続的な睡眠不足となって日中のパフォーマンスを低下させ、積み重なった睡眠不足は睡眠負債となって心身の健康を脅かします。
また、高齢化社会と言われる中、コロナ禍などの影響もあって高齢者の生活スタイルが変化してきている点も侮れません。ほかにも、脳過労と睡眠負債のスパイラルで、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれる多様な身体の痛みや不調、不眠、うつなどの症状が起こります。
■眠りと心身の健康は関係がある?
ただ、これらの症状は、脳過労や睡眠負債が原因であると気づかないことも少なくないのです。そのため、根本的に改善されることなく、症状が長期化してしまいがちです。
以前から、「眠りが心身の健康と関係があるのでは?」と言われてきました。しかし、なかなかその関係をはっきり実証することは難しかったのです。
ところが最近は、「良い睡眠がとれれば、脳の健康が保たれる」ことについての、具体的な研究結果が多く見られるようになりました。ひと言で言えば、「良い睡眠は脳をメンテナンスする」。つまり、良い睡眠がとれていれば、脳過労は飛躍的に軽減できるということに注目が集まってきています。
普段、規則正しく7時間睡眠をとっている人が、ある夜に限り、何らかの理由で5時間睡眠になってしまったとします。2時間、睡眠が足りなくなってしまいました。ただこれは睡眠不足であって、睡眠負債ではありません。一晩だけの徹夜などもそうです。
しかし、こうした睡眠不足が何日も続き、数日から数週間、睡眠不足が慢性化するようになったとき、それは睡眠負債になります。
睡眠負債は脳過労同様に、もの忘れや心身の不調などを引き起こします。放置するといずれは認知症になるリスクを高めるので、早期の発見・対応が必要です。
「睡眠不足なんて一晩ぐっすり眠れば大丈夫!」
……そう思っている方もいらっしゃるでしょう。一晩ぐっすり寝て解消できるのであれば、睡眠負債の心配はいりません。
ただその一方で、
「ちゃんと眠ったのに、起きた後もぼんやりする」
「早くにベッドに入ったのにいつまでも寝つけない」
「ぐっすり眠れなくて、途中で何度も目が覚めてしまう」
などといったことが起こるようなら、それは疲れた脳が引き起こす睡眠障害で、それを改善する策が必要です。
睡眠負債になってしまうと、2、3日睡眠時間を増やしたところで睡眠不足の状態を解消することはできません。睡眠負債解消には、3~4週間程度、十分な睡眠時間をとる必要があるという実験報告もあります。
なお、「寝だめ」で睡眠負債を防ぐことはできません。睡眠を寝だめで貯金したつもりでも、それを睡眠不足の穴埋めとして後から引き出すことはできないのです。
■質の良い睡眠とは?
睡眠負債になってしまう前に、疲れた脳をメンテナンスする質の良い睡眠をとるためには何が必要で、何に注意するといいかを説明します。
まず「時間」です。
当然、短かすぎる睡眠はNGです。睡眠には「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」という2種類のタイプの違った睡眠があり、これがセットになった「睡眠サイクル」が一晩のうちに4~6回繰り返されます。これらが適切に繰り返されるには、ある程度の「時間」が必要です。
もう1つ、時間といっても「何時間寝たか」だけでは、睡眠の質は測れません。人間の脳は、「暗くなったら寝て、朝日とともに起きる」という太陽の動きに合わせて眠り、目覚めることで活性化されます。これを「概日(がいじつ)リズム」と言いますが、このリズムにあった睡眠でないと、脳も身体もしっかりリセットしきれません。
次に「どういった環境で眠るか」も大事です。快眠の3条件は「暗さ」「静けさ」「快適な室温」と言われています。
「ベッドに入ってもなかなか眠れない」「寝たはずなのに眠りが浅い気がする」というなら、寝室の環境をチェックしてみてください。照明が明るすぎるのはいけませんが、真っ暗が良いか悪いかは賛否が分かれます。真っ暗が好みの方は、OKです。
しかし、暗すぎて不安を感じるタイプの方は、オレンジ色など暖色系でほのかな明かりを灯してください。また、寝室が暑すぎたり寒すぎたりするのも睡眠の質を下げてしまいます。
【快眠の3条件】
・暗さ、静けさ、快適な室温
【真っ暗で眠れない場合は?】
オレンジ色など暖色系でほのかな明かりを。
そして、一番大切なのは「ぐっすり寝」。
ぐっすり眠ることで、たまった疲れだけでなく、老廃物(ゴミ)を睡眠中に効率よく除去することができ、認知症を予防してくれます。
しかし、この「ぐっすり寝」を妨げてしまう大きな原因の一つが、スマホやパソコンの画面から放たれるブルーライトです。
通常、夜になると、体内時計の働きで、「メラトニン」と呼ばれるホルモンが増えて入眠へと誘います。メラトニンは松果体から分泌され、概日リズムの調節作用を持つホルモンです。しかし、眠る直前のスマホのブルーライトが眠りのリズムを狂わせてしまいます。さらにブルーライトの光はメラトニンの分泌を減らし、交感神経を刺激して脳を覚醒モードにしてしまいます。
■睡眠が脳や全身の病気にストップをかける
睡眠が注目されている理由は、脳過労や不眠、うつ、高血圧や糖尿病、ストレスなどといった生活習慣が原因の心身の不調や、脳卒中、MCIといった脳のトラブル、そしてそれらを放置すると認知症へと続いてしまう「ドミノ倒し現象」にブレーキをかけられる、とされているからです。特に、「中高年のうつ病は認知症のリスクを2.1倍も上げてしまう」と言われています。
今こそ睡眠の役割を見直しましょう。
「眠らないことは軽度の脳損傷。眠ることは脳の掃除」だと心得て、「熟睡で脳の機能をリセットし、最適化することで、心身の活力を取り戻す」ことから始めてください。生活習慣病予防や、認知症のリスクを減らす生活へとつながります。
まず、良い睡眠の基準となる睡眠時間は、前述したように、7時間とも8時間とも言われます。個人差はありますが、それより明らかに短いと、眠っている間の脳の状態の変化や眠りの仕組みから見ても、良い睡眠はとれていない、と考えていいでしょう。
もう一つ、良い睡眠の目安となるのは「熟睡=ぐっすり寝」ができているかどうか。熟睡できていれば、睡眠時間が少し短かったとしても脳過労は軽減できます。逆に、早くからベッドに入っていても、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害などの睡眠障害があると、睡眠負債となり脳過労は解消されません。
【元記事】
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●「平和のための1分間瞑想」
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●日本ラエリアン・ムーブメント
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●無限堂出版
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■マイナンバーカードを健康保険証として利用すると窓口負担が低くなるマイナカードのお得な使い方とは
すでに多くの方がマイナンバーカードを作成していることと思いますが、作成した方は、それを使いこなすことができているでしょうか。せっかく作ってもその後は使わずにそのまま、という方も少なくないはずです。そこで、マイナンバーカードのお得な使い方について確認していきます。
健康保険証として利用することで窓口での負担が軽くなる
マイナンバーカードは、マイナポータルを通じて所定の手続きをすることで、健康保険証として利用することができます。マイナンバーカードを健康保険証として利用すると、窓口で負担する医療費が通常よりも安くなります。
具体的には、令和5年4月から12月までの間であれば、初診の場合、本来18円かかる診療報酬の加算の窓口負担額が6円にまで軽減されます。また、再診の場合は6円かかる診療報酬の加算額が0円となります。調剤の場合であれば、12円かかるところが3円になります。 -
※再診での算定は1月に1回、調剤での算定は6月に1回
出典:厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用について
劇的に医療費の負担が小さくなるというわけではありませんが、頻繁に医療機関を利用する方にとってはうれしいメリットです。令和6年1月以降も、軽減される金額の幅こそ減少しますが、初診や調剤においては引き続き窓口での負担を小さくすることができます。
また、マイナンバーカードは医療機関に設置されている機器で読み取るだけで、簡単に健康保険証として利用できます。特段難しい手続きもなく、医療費にかかる負担を小さくできるという点で、このように利用するとお得です。
ただし、マイナンバーカードを健康保険証として医療機関で利用するには、医療機関側にて専用の機器が設置してあることが条件になります。
受診する医療機関で利用することができるかどうかは、厚生労働省のホームページにある「健康保険証利用参加医療機関・薬局リスト」をご確認ください。なお、確認するタイミングなどによっては上記のリストに最新の内容が反映されていないこともあるためご注意ください。
健康保険証として利用することによるその他のメリットは?
マイナンバーカードを健康保険証として利用することには、金銭面以外にもメリットがあります。そのひとつが「特定検診の情報や、これまで処方された薬の情報を、マイナポータル上からいつでも確認できる」というものです。
それによって、自分がいつ、どこの病院にかかり、どんな薬を処方されたか、などのことが、簡単に確認できるようになります。また、薬に関する情報は電子版のおくすり手帳とも連携でき、おくすり手帳の利便性を向上させることもできます。
さらに、高額療養費制度を利用する場合には「窓口での支払いにおいて「限度額適用認定証」を提示しなくても、限度額を超える支払いが免除される」というメリットを享受することができます。
自身の健康状態の管理に関心が高い方や、高額療養費制度を利用する方は、マイナンバーカードを健康保険証として利用することで、より利便性を向上させることができます。
各種証明書をコンビニで、役所よりも安く取得できる
医療費の負担軽減と同等以上に見逃せないのが、住民票の写しや印鑑登録証明書、課税証明書など「各種証明書をコンビニのマルチコピー機で取得できるようになる」という点です。平日の昼間に時間を作って役所まで取りに行くことなく、基本的に6時30分から23時までの間、各種証明書が近所のコンビニで取得できるようになります。
それに加えて、手数料も役所の窓口で取得する場合よりも100円安くなります。例えば住民票を取得する際は、窓口では通常300円の手数料がかかりますが、コンビニではそれが200円になります。
マイナンバーカードは、使いこなせば便利でお得なカードになる
マイナンバーカードは、うまく使いこなすことで、窓口で負担する医療費を軽減させられ、各種証明書を手軽に、かつ100円安く取得できるようになります。それに加えて、特定検診や薬の処方に関する情報など健康に関する情報も自分で管理しやすくなる、などといった利便性を享受することができます。
マイナンバーカードには、これらのほかにも便利な機能が充実しています。これを機に、マイナンバーカードの有効利用について検討してみてもいいかもしれません。
出典
厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用について
厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ
執筆者:柘植輝
行政書士
【元記事】
https://news.y ahoo.co .jp/art icles/5 93fed10 c6ec784 1e4ee70 d41f044 4f18891 ccff?pa ge=1
●「平和のための1分間瞑想」
https://www.ra elianja pan.jp/ 1m4peac e
●日本ラエリアン・ムーブメント
https://www.uf olove.j p
●無限堂出版
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■健康な腸になるためのオススメの食品とは?
今回は「腸内細菌×食事」についてです!
健康な腸の条件は腸内細菌のバリエーションが多いことです!
腸内細菌のバリエーションが多いと腸の粘膜の防疫力が高まり外からのウイルスに対しての免疫力がアップします!
特に腸内環境に大きな影響を与えているのが食事!!
健康な腸を目指すには一日に取る食品の数を増やすことがとても大切です!
そこで腸の強い味方となる食品を紹介します。
◯発酵食品
発酵食品は善玉菌を刺激して腸の蠕動運動を活性化させてます。
また腸内を弱酸性にして悪玉菌が増えるのを防ぐ効果もあります。
→ヨーグルト
ビフィズス菌などの乳製品が含まれる。
製品ごとに菌の種類が異なるため、腸に合うものを選ぶことが大切。
→味噌
麹菌、酵母菌、乳酸菌の3つの善玉菌を一度に摂取することができる。
→納豆
熱や胃酸にも強い納豆菌は腸まで生きて届くため、腸の善玉菌を増やす。
◯EPA・DHA
EPAやDHAは体内で産生できないため食事で補う必要があります。
腸の中の炎症を鎮め、善玉菌が増えやすい腸内環境に整えます。
また潤滑油てして便の通りも良くする効果も期待できます。
→青魚
EPA・DHAが多く含まれてる。
→鮭
抗酸化作用に腸内の炎症を抑える働きがある。
◯水溶性食物繊維
食物繊維は加齢とともに乱れがちな腸内環境のバランスを整えてくれます。
→海藻
海藻のぬめり成文に食物繊維が多く含まれています。
カリウム、カルシウムもたくさん含まれて栄養素も抜群!
→ごぼう
食物繊維が豊富なだけではなく、善玉菌のエサにかるオリゴ糖も含まれてるので快便に効果が期待できる。
これらの食材を、取り入れ腸内細菌を高め免疫アップしていきましょう!
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【元記事】
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■肝臓に悪い食べ物ランキング、3位「揚げ物」、2位「菓子パン」を超える意外な食べ物とは
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、多少ダメージを受けていても自覚症状が出ません。
したがって自覚症状が表れる頃には、病気が進行していることが多いです。
「自分はお酒を飲まないから肝臓は問題ない」と思っている方も多いでしょう。
しかし肝臓に負担をかけるのは、アルコールだけではありません。
近年、食べ過ぎや運動不足などが原因で肝臓に脂肪がたまる「脂肪肝」の方が増えています。
そこで今回は肝臓に悪い食べ物をご紹介しますので、ご自身の食べる頻度を確認したり食事を見直すきっかけにしてくださいね。
肝臓に悪い食べ物をご紹介
お酒をよく飲む方や健康診断で肝機能の数値が高めだった方は、定期的に検査をするとともに食生活を改善しましょう。
さっそく肝臓に悪い食べ物をランキング形式でご紹介しますので、ご自身の食事を振り返りつつご覧ください。
●3位:揚げ物
ご存知の通り、揚げ物は脂質が多く食べ過ぎは肥満の原因になりますが、実は肝機能にも影響を及ぼします。
肝臓は脂質を貯蔵してエネルギーとして利用したり、体に必要な物質に作り変えますが、余分な脂質は体内に蓄積され、肝機能を低下させます。
そのため揚げ物は週に1~2回など、目安を決めて楽しむと良いでしょう。
●2位:菓子パン
菓子パンは手軽に食べられるので、食事の代わりに食べる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、菓子パンをおにぎりのように主食として食べてしまうとカロリーや糖質、脂質が過剰となります。
そして、過剰となったエネルギーは肝臓内に脂質として蓄積されるので、肝臓に負担をかけることになります。
ですから菓子パンはたまにの間食として楽しみ、菓子パンを食べた日は揚げ物を食べないようにしたり、運動すると良いでしょう。
●1位:果物
食事に気を付けていても、果物を摂り過ぎた場合には脂肪肝を招く恐れがあります。
なぜなら果物は果糖(果物に多く含まれる糖類の一種のこと)が多く含まれているからです。
果糖は摂り過ぎると肝臓で中性脂肪に変わるので、果物の食べる量には注意が必要です。
なお、果物はビタミン、ミネラル、食物繊維を補うのに適していますが、糖質が多いので野菜・食事の代わりにはなりません。
ちなみに国が示す果物の摂取量の目安は1日200gで、これはみかん2個程度に相当します。
果物は適量を食べ、肝臓に負担をかけないようにしましょう。
肝臓に負担をかける食べ物の特長
肝臓に負担をかけるのは特定の食べ物ではなく、特定の食べ物を食べ過ぎるなど偏った食事になることです。
つまり肝臓に負担がかかるからという理由で、食べてはいけないものはありませんが、糖質、脂質、アルコールの摂取量が過剰にならないよう注意が必要です。
先ほどお伝えした果物、菓子パン、揚げ物など糖質や脂質が多く含まれているような食べ物には気を付けましょう。
●バナナやカレーが肝臓に悪いって本当?
バナナは果物ですので、先ほどお伝えしたように食べ過ぎは良くありません。
果物の中でもカロリーや糖質が高めなバナナは1日1本までにして、ビタミンやミネラルは野菜で補うことをオススメします。
一方、バナナには脂質の代謝を促すビタミンB6が含まれますので、適量を食べる分には肝臓に悪いとは言えないでしょう。
●カレーはどうか
次にカレーについて解説します。
カレーはカロリーや糖質、脂質が多くなりがちなので注意が必要です。
注意すべきポイント3つを順に解説していきます。
①肉の種類:ばら肉など脂の多い部位を使用するとカロリーや脂質が高くなるので、赤身の肉を使用しましょう。
②ルーの量:カレーのルーは脂質が多く高カロリーなものが多いので、かけ過ぎないようにしましょう。
③ご飯の量:カレーはご飯がすすむ味だからと言って食べ過ぎると、カロリーや糖質が多くなります。ご飯の量を減らしてカリフラワーライスなどを活用するのも1つの方法です。なおカレーに使われるスパイスには、ターメリックなど肝機能を活性化させる働きを持つものも含まれますので、上記の点に気を付けながら適度にお楽しみください。
肝臓に悪い飲み物
肝臓に悪い飲み物の代表格であるアルコール。
肝臓はアルコールを分解・解毒する臓器ですので、過度の飲酒は肝臓に負担をかけ、肝臓病のリスクが高まります。
ちなみに厚生労働省が示す指標では、適度な飲酒は「1日平均純アルコール20g程度」とされています。
純アルコール20gに相当するのは、ビール中ビン1本、日本酒1合、チューハイ(7%)350ml缶1本などです。
また、アルコールの他にも清涼飲料水などの加糖飲料も肝臓に負担を与えますが、これは糖分が関係しています。
糖分の多い清涼飲料水や加糖コーヒーなどは、口当たりが良いのでつい飲み過ぎてしまいがちですので注意が必要です。
なぜなら肝臓は栄養素を貯蔵する働きがありますが、糖質の貯蔵量には限界があるため過剰な糖質は脂質となって体内に蓄積され、脂肪肝の原因となるからです。
アルコールも加糖飲料も飲む場合は、嗜好飲料として適量を楽しみましょう。
【番外編】肝臓に良い食べ物をご紹介
ここまで肝臓に悪い食べ物について解説してきましたが、最後に肝臓に良い食べ物についてご紹介します。
肝臓が元気でいるためには良質なたんぱく質とビタミン、ミネラルが欠かせません。
良質なたんぱく質とは肉、魚、卵、大豆製品などに含まれるたんぱく質のことで、ビタミンやミネラルは野菜、きのこ、海藻などに多く含まれます。
しかしこれらに偏った食事では、栄養バランスが悪く体調を崩す恐れがあります。
ですから、1回の食事でご飯、汁物、主菜1品、副菜2品のように、一汁三菜を意識しましょう。
一汁三菜にすることで自然と栄養バランスが整い、良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルを補給でき、肝臓に優しい食事となります。
まとめ
以上、「偏った食事が肝臓に悪い食事であること」をお伝えしました。
とくに果糖をはじめとする糖質や脂質の過剰摂取は肝臓に負担がかかり、脂肪肝の原因にもなります。
アルコールや加糖飲料の飲み過ぎにも注意しつつ、一汁三菜を意識した食事を心掛けましょう。
それでは、当記事が皆様の食生活を見直すきっかけとなれば嬉しいです。
<参考文献>
厚生労働省e-ヘルスネット 飲酒のガイドライン
国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 栄養に関する基礎知識
厚生労働省e-ヘルスネット 果物
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報 ビタミンB6解説
日本安全食料料理協会 スパイスの効能と効果
■教えてくれたのは…
シンクヘルスブログ編集部
糖尿病に強みを持つ健康管理アプリを展開するシンクヘルス社のオウンドメディア。ダイエット、糖尿病の食事、マインドフルネスなど幅広い健康情報について、管理栄養士や臨床心理士、運動指導士などの専門家陣が確かな根拠をもとに執筆している。
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■「楽器の演奏」が、英語と理数系科目の成績を上げる:研究結果
楽器の演奏をたしなむ高校生は、音楽をやらない学生と比べて数学・科学・英語の成績が有意に高い──。そんな研究結果が、カナダの研究チームが実施した大規模調査から明らかになった。これは音楽が発達中の脳に与えるよい影響をうかがわせると同時に、学校教育の一環として音楽を取り入れる重要性を再認識させるものだ。
子どものころから楽器を演奏してきた人たちなら、もしかすると数学や英文法のパターンを見出すのが得意だと気づいたことがあるかもしれない。また、外国語の発音やリズムを真似るのが上手な人たちも多いことだろう。音楽はそれ自体、われわれの生活を豊かにしてくれるものだが、子どものころから長いあいだ音楽を演奏してきた人の脳は、学習面においても思いのほか旋律の恩恵にあずかっている可能性がある。
このほどカナダのブリティッシュコロンビア大学が実施した大規模調査で、楽器の演奏をたしなむ高校生は、音楽をやらない学生と比べて数学・科学・英語の成績が有意に高いという結果が出た。これは音楽が発達中の脳に与えるよい影響をうかがわせると同時に、学校教育の一環として音楽を取り入れる重要性を再認識させるものだ。
音楽は“いらない教科”なのか?
カナダや米国では、高等教育課程における音楽は真っ先に予算の削減を強いられる科目だという。「きちんと訓練を受けた音楽専門の教育者の採用や、バンドやオーケストラの楽器の予算など、音楽教育のための資金が削減されたり、小中学校では音楽教育そのものが存在しないこともあります」と、今回の研究を主導したブリティッシュコロンビア大学カリキュラム・教育学科のピーター・ゴズアシス博士は語る。
理由のひとつとして、学生たちが音楽に夢中になると、英語・数学・科学の成績が落ちるという一般的な“俗説”がある。そこでこれらの科目に力を入れるには、そちらのほうにより多くの資金が必要だ、という考えがあるらしい。しかし、この俗説は本当に正しいのだろうか?
そこで研究チームは、ブリティッシュコロンビアにある公立高校の生徒たち約11万3,000人を対象に、音楽教育がほかの教科(数学、科学、英語)に及ぼす影響を調査した。前提として、高校の3年間のうちに数学・科学・英語の標準テストを少なくとも1つ受けており、さらにブリティッシュコロンビアにおける教育的および社会経済的データの詳細がそろっている学生に限定された。
比較対象となったのは、高校最後の3年間のうちに一度でも音楽のコースを終了した学生13.7パーセントと、音楽を選択しなかった学生86.3パーセントの、数学・科学・英語の成績だ。対象となった音楽コースは、コンサートバンド、コンサヴァトリー・ピアノ(検定試験有りのレッスン)、オーケストラ、ジャズバンド、コーラス、ヴォーカルなどで、これらは単位をとるために数年の経験と一定条件以上のスキルを要求されるものだ。
ブリティッシュコロンビアの公立高校で音楽のコースを選択するには、多くの場合は中学生かそれ以前から特定の楽器の練習を始めている必要があるという。音楽コースの対象となった生徒たちは、高校だけではなく過去数年間に、学校内外で楽器の練習や発表会、コンクールなどで熱心に音楽に関与してきた学生だ。このため、初心者でも取得できる一般音楽コースやギターコースは今回の統計には含まれていない。
学業成績と楽器の演奏には強い関連性がある
「音楽コースを専攻した学生のうち、音楽で高成績を収めたか音楽を長くやっていた学生は、すべての科目で試験のスコアが高くなりました。そしてこれらの関連性は、声楽よりも楽器のほうが顕著でした」と、ゴズアシス博士は指摘する。「長いあいだ楽器の演奏を習い、高校のバンドやオーケストラで演奏していた子どもたちは、試験の成績だけで判断すると平均的に英語・数学・科学のスキルは同級生たちよりも約1学年進んでいました」
つまり音楽のなかでも、ヴォーカルより楽器の演奏のほうが、数学・科学・英語の成績が高かったということだ。しかもこの関連性は3つの科目で一貫しており、性別、言語、社会経済的背景および7年生のときに実施された同様の試験の結果を踏まえても、顕著に現れたという。これらを考慮した理由は、ほかの要因が音楽的または学業的成績を決める決定的な因子ではないことを示し、“見かけの相関”を排除するためのものだ。
楽器の演奏には多方面のスキルを高める側面がある
これまで音楽が脳にもたらす影響を調べた多くの研究では、長年の音楽への関与──特に楽器の演奏が、認知力や脳の実行機能(Executive functions)を向上させることが明らかになっている。ゴズアシスは、ほかの国の社会や文化においても同じことが言えるかどうかはわからないとしながらも、この結果について次のような見解を述べている。
「楽器の弾き方の習得や合奏には多くを要求されます。楽譜の読み方を覚えたり、目や手と脳の協調性、また鋭いリスニング力も必要です。合奏のためのチームスキルや、練習習慣も身に付けなくてはならないでしょう。こうした学習経験はすべて、子どもの認知力と自己効力感を高める役割を果たしているといえます」
楽器の演奏は、多方面の能力に働きかけ、音楽以外でも発揮できる多くのスキルを培うのだろう。それは学業成績という側面においても、目に見えるような違いを生み出すことが明らかになったのだ。
研究チームはこの知見を踏まえ、学校教育における音楽教育の重要性を呼びかけている。この興味深い調査結果は、「Journal of Educational Psychology」で発表されている。
【元記事】
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