面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

岸田文雄「節電すれば月数十円還元する」

2022-06-23 21:19:49 | 政治
これから参院選投開票日の7月10日までは参院選に関係する記事を書きたいがネタが続くかわからない。約束はできないが頑張りたい。投票率を少しでも上げたいし、岸田文雄を退陣に追い込むのは無理でも求心力を少しでも下げたいからだ。自分にできることはしたい。

また岸田文雄がふざけたことを始めるつもりのようだ。物価高対策には素直に消費税を廃止は無理でもせめて減税すれば良いのに買い控えや業者の手間を理由に頑としてしようとしない。消費税廃止ないし減税で買い控えは起こらないし、増税の際は業者の手間など一顧だにしなかったではないか。それでいて月数十円の還元で国民に節電に協力させようとしている。真面目な日本人は節電に協力するかもしれないが、岸田文雄は月数十円の還元でインセンティブが働くと思っているのだろうか?

~~引用ここから~~
節電ポイントで料金割引、政府支援 電力各社の制度拡大

節電ポイントで料金割引、政府支援 電力各社の制度拡大

政府は節電に協力した家庭にポイントを付与し、電気料金を実質的に下げる電力各社のサービスの利用を促す支援策を講じる。一部の電力会社が実施しているが、普及していない...

日本経済新聞

 


政府は節電に協力した家庭にポイントを付与し、電気料金を実質的に下げる電力各社のサービスの利用を促す支援策を講じる。一部の電力会社が実施しているが、普及していない。物価高による家計や企業の経済活動への影響を抑え、夏と冬の厳しい電力需給の改善にもつなげる。

21日に首相官邸で物価・賃金・生活総合対策本部の初会合を開き、本部長の岸田文雄首相は「効率化に応じて幅広く利用できるポイントの付与や、事業者の節電分を買い取る制度で実質的に電気代負担を軽減する」と述べた。

電力会社の要請に応じて電力消費を減らし、対価を受け取るサービスは「デマンドレスポンス(DR)」と呼ぶ。一部の電力小売りはすでに同サービスを導入しており、官民で連携して普及拡大をめざす。

東京電力ホールディングスと中部電力は7月に始める。電力不足が予想される場合に前もって協力を要請し、家庭の節電量に応じてポイントをつける。1キロワット時を節電した場合、東電は5円相当を、中部電は10円相当を付与する。

東電では「Tポイント」や「Pontaポイント」「nanacoポイント」などに交換でき、買い物で使えるようにする。目標は3%の節電で、月260キロワット時を使うモデル世帯に当てはめると、月数十円ほどの還元となる。

(略)
~~引用ここまで~~


岸田文雄は「失言」はしないタイプだ。人物的に小粒だが卒がない。参院選の選挙期間中に「失言」して自滅することはあるまい。しかし政策的には自滅する可能性はある。この月数十円の節電還元策がそれだ。岸田文雄は月数十円還元すれば国民は節電に協力すると考えているわけだ。

ふざけすぎだろう。ツイッターではすでに炎上していて木原官房副長官が火消しのコメントを出すほどだ。しかしツイッターは一部の国民に過ぎない。現実の国民は節電で月数十円還元に怒っているのかわからない。投票行動に影響はあるのかもわからない。

マスコミが岸田文雄に節電に月数十円還元について執拗に追及すれば岸田文雄は自民党は取り繕おうとすればするほどボロを出す。しかし追及するマスコミ記者がいないのだ。田原総一朗のようなジャーナリストが執拗に追及してくれれば良いのだが。

日本の物価高は食料品とエネルギーだ。どちらも生活には欠かせないから高いからと節約しづらい。食べなければ生きていけないし、猛暑に冷房を付けなければ熱中症で死にかねない。特に地方では自動車は必需品であるからガソリンの節約も難しい。しかし具体的な対策はないのだ。

食料品にだけでも軽減税率の拡充をしてはどうか。マスコミは財務省の犬に成り下がっているから消費税廃止ないし減税を主張しない。野党か国民自身が岸田文雄を自民党を追及するしかない。

またガソリン税のトリガー条項の凍結解除をすべきだし、月数十円の還元で節電を促すのではなく原発を再稼働して電力に余力を持たせるべきなのだ。マスコミと野党は脱原発だから原発を再稼働する政治判断をするよう追及するのは国民しかいない。しかし野党に票を入れても野党は脱原発派ばかりだから原発再稼働には繋がらないということは問題だ。維新には入れて欲しくないし、NHK党になるのか?

食料品とエネルギー価格の高騰になにもしない岸田文雄に政治は任せられない。野党に入れても消費税廃止どころか減税も実現しないが、自民党への圧力にはなる。緊縮財政では国民が支持しないということがはっきりする。自民党内の積極財政派の発言力、影響力が高まる。

岸田文雄は参院選では守りの姿勢を貫き言質を与えないようにしている。しかしそれでは参院選後に何をするか分からず白紙委任ではないか。岸田文雄は財務省寄りの財政再建派だから積極財政どころか緊縮財政をやりかねないのだ。今回の参院選で自民党に投票することは危険だ。

ネットでブログでこうして岸田文雄を批判して野党への投票を呼び掛けているわけだが、この記事を読んだ貴方もネットで再拡散して欲しい。そしてそれ以上に現実で家族友人知人に貴方のやり方で政治の話をして野党への投票を促して欲しいのだ。自民党を負けさせないと経済が良くならないからだ。

できれば岸田文雄を退陣に追い込みたいのだ。岸田文雄は勝敗ラインを自公で過半数としているから自公で56議席獲得するとクリアする。公明党は14議席取ると考えられているので自民党で42議席取れば良いわけだ。かなり楽な目標だ。自民党に逆風が吹いても参院選では45議席前後は取ってきた自民党だからだ。橋本龍太郎は44議席で「敗北」し退陣に追い込まれたからだ。

今回の節電で月数十円還元で失速させたい。

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