はじめに
私たちは人をやっている、人はどうゆうものか教わらない⁉ まずこれを考えてみる。 人は人が何者かわからないように させられているのではないのだろうか?
泌尿器―①腎臓のしくみ
腹腔 (ふくくう) の上方、後腹膜 (こうふくまく) の左右に1対あり、血液中の余分な成分や水分、老廃物を濾過して、尿を生成する
【位置】
いちばん下の肋骨付近の椎骨 ついこつ(背骨)の両側に左右1対ある。 右腎 (うじん) は、肝臓の下端にあるため、左腎 (さじん) より多少低い位置にある
【構造】
腎臓は、人の握り拳より少し大きい程度の暗赤色で、空豆のような形をしている
腎臓には、腎動脈(じんどうみゃく)から全身を巡る全血液の約5分の1
1日にのべ約1.5トンが流れ込んでいる
腎臓は、皮膜に覆われ、その内側に幅が1.5cmの皮質があり、血液を濾過する膨大な数の腎小体がある
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腎小体(じんしょうたい)は、
1)糸球体と呼ばれる毛細血管の束と、袋状になった毛細血管の集まりからなるポーマン嚢が1組になっている
2)非常に微細で、左右の腎臓にそれぞれ約100万個ずつある
3)皮膚でろ過された成分中から、体に必要な成分を再吸収するのが随質(ずいしつ) ➪
4)➪ 髄質でつくられた尿は腎杯(じんぱい)から腎盂(じんう)に集められて、尿管から膀胱(ぼうこう)へ送られる ➪
5)➪ ろ過された血液は、腎静脈(じんじょうみゃく)に送り出される
【血液中の余分な成分、老廃物を濾過する】
人間の体の体重 ➡ 60%は約60%は体液(血液、リンパ液などの水分)
◎ 体液に溶け込んでいるもの
栄養素――ブドウ糖、コレステロール、電解質など
老廃物――乳酸、尿酸など(エネルギー代謝や新陳代謝によってつくられる)
◎ 腎臓の役割
1)生命を維持するために水分と塩分の割合を一定に保たせる
2)老廃物を尿として体外に排出するために、腎動脈から送り込まれる血液を濾過している ➪
3)➪ 濾過された血液は、腎静脈から下大静脈(かだいじょうみゃく)を経て心臓へ血液を戻している
4)腎臓は、体液のpHを7.4前後の弱アルカリに維持するために、血液中の酸性物質やアルカリ性物質が増加しすぎたときには、濾過して体外に排泄する役割も果たしている
5)腎臓では、造血ホルモンを分泌し、赤血球をつくるように脊髄に働きかけている
6)腎動脈からの血液量が減少したときには、腎臓が血圧を上昇させる酵素を分泌することで、腎臓への血流の流入量を一定に保つようにしている
7)腸から吸収したビタミンEが体内で効率に作用するように、活性化する役割を果たしている
【健康な人の尿量と成分】
成人の場合、1日の尿量は約1.5リットルで、色は黄色ないし黄褐色をしている
① 成分の90~95%は水分
② 尿素(タンパク質が新陳代謝に使われたあとにできる)
③ 塩分
④ クレアチニン(筋肉を動かすエネルギー源からの老廃物)
⑤ 尿酸(プリン体が新陳代謝してできた老廃物)
なども含まれている
美しい人体図鑑
自分のからだを知り尽くす!/ 監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍を引用しています。
【看護師ぐらし】さん動画より
――腎臓が悪いサイン――
①貧血 ②高血圧 ③脚の浮腫み ④頻尿 ⑤皮膚の痒み
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