はじめに
胆嚢はどこにあって、胆道はどんな働きをするのか まず知らない。 医学を学ぶ方々の中でしか教えてもらえない みんな人をやってるのに これが教育に入っていない なぜか?
消化器―⑩胆嚢・胆道のしくみ
肝臓でつくられた胆汁を貯蔵・濃縮する。必要に応じて総胆管をとおして十二指腸に胆汁を送り出す
【位置】
肝臓の下にある
【構造】
胆嚢(たんのう)は、長さが約7~10cm、幅が2.5~3.5cm、容積が約40~70㎖のナスの形をした袋状の臓器である
胆嚢の内部は、しわが寄ったような粘膜で覆われている
【胆道は肝管、総肝管、胆嚢管、総胆管からなる】
◆ 肝小葉(⇐肝臓のしくみ参照)でつくられた胆汁は、小葉間胆管に送り出される
1)小葉間胆管が集まり肝管(かんかん)となり、
2)左右の肝管が合流して総肝管(そうかんかん)となり肝臓から出ていく
↰総胆管
3)総肝管と胆嚢は胆嚢管(たんのうかん)によってつながれている
4)総肝管(そうかんかん)と胆嚢管(たんのうかん)が合流し「総胆管」(そうたんかん)となる
5)「総胆管」は膵臓の中を貫き、膵臓から出た主膵管と合流し
6)十二指腸の内壁にある大十二指腸乳頭に開口している
これら胆汁を運ぶ管を総称して『胆道』という
【肝臓でつくられた胆汁を十二指腸に放出する】
胆嚢は、肝臓から送られてきた胆汁を一時的に貯蔵する臓器である。 貯蔵している間に、胆汁に含まれる水分、塩分を吸収して濃縮する。
◎ 胆汁の色は、
肝臓でつくられた段階の胆汁は、90%以上が水分で黄色だが、胆嚢で5~10倍に濃縮されることにより暗褐色になる
◎ 食物中の脂肪は、
膵臓から分泌される膵液に含まれる
消化酵素 ⇒ 膵リパーゼ によって、➡ モリグリセリド、脂肪酸に消化される
◎ 胆汁の役割は、
◆ 膵リパーゼの働きを活性化する役割を担う。 脂肪酸は水に溶けないために そのままでは吸収できないが、胆汁が水に溶けやすい形にして 吸収を促進する
◆ 胃から十二指腸に脂肪分の多い内容物が送り出されてくると、それが刺激となり空腸からパンクレオザイミン(コレシストキニン)というホルモンが分泌される。
1)このホルモンが胆嚢の筋肉を収縮させて、胆汁が総胆管に送り出される。
2)それと同時に、膵臓から膵液が分泌される
3)そのタイミングで総胆管と主膵管が合流した 管の開口部である 大十二指腸乳頭にある オッデイの括約筋が開き、胆汁と膵液が十二指腸に送り出される
※ 胆汁の分泌は、食後1時間くらいしてから増え始め、2時間後くらいにピークに達し、その後は徐々に減少していく
【便や尿の色が変化でわかること】
胆汁には、古くなって肝臓で壊された赤血球の色素であるビリルビンが含まれている。
通常、
胆汁として十二指腸に入ったビリルビンは、便になって排出される。便の茶色い色はビリルビンの色である
ところが、
肝機能が低下していたり、胆石などがあると、
ビリルビンは胆汁ではなく血液中に送り出されることがある。そのため、便にビリルビンが混じらず ➡ 白っぽい便になる
その代り、血液に混じったビリルビンは腎臓でろ過されて尿として排出されるので ➡ 尿の色が濃くなる
このように、便の色から、肝臓の状態を知ることができる
美しい人体図鑑
自分のからだを知り尽くす!/ 監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍を引用しています。
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