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ラブライブ!サンシャイン!! 第5話感想

2019年05月12日 | ラブライブ!サンシャイン!!
 今話の名セリフ:「いいんだよ、堕天使で! 自分が好きなら、それでいいんだよ!」(高海千歌)

 「ラブライブ!サンシャイン!!」第5話「ヨハネ堕天」の感想です。


「感じます・・・。精霊結界の損壊により、魔力構造が変化していくのが・・・。」
   
「世界の趨勢が、天界議決により決していくのが・・・。」
    
「かの約束の地に降臨した、堕天使ヨハネの魔眼が、そのすべてを見通すのです!」
   
「すべてのリトルデーモンに授ける。堕天の力を!」
   
「やってしまったー!」
   
「何よ、堕天使って! ヨハネって何!」
    
「リトルデーモン? サタン? いる訳ないでしょ、そんなもん!」
   
「もう高校生でしょ、津島善子! いいかげん卒業するの!」
   
「この世界はもっとリアル! リアルこそが正義!」
   
「リア充に・・・、私はなる!」
   
 何だよ、その「海賊王に俺はなる!」みたいな言い回しは。それにしても、クールに堕天使キャラぶったと思えば、こんなの違うと叫んだりと、オープニング前から忙しい子だなあ。(笑)

「堕天使ヨハネと契約して、あなたも私のリトルデーモンに・・・、なってみない?」
   
「あー! 何であんな事言ったのよー! 学校行けないじゃない!」
    
 ああ、もう、ゴロゴロ悶えちゃって可愛いなあ。この子のリトルデーモンになりたい願望が膨れてきちゃって困ります。(笑)

 スクールアイドルランキングに登録した浦の星女学院スクールアイドル部ですが、順位は大して上がっていません。とはいえ、ライブの歌は評判が良く、花丸の人気がすごいそうです。
 そう言っていると・・・、
「こ・・・、これがパソコン!?」
「そこ!?」
   
「もしかして、これが、知識の海に繋がってるという、インターネット!?」
   
「そうね。知識の海かどうかはともかくとして・・・。」
「おおー!」
   
 花丸の家は古いお寺で、電化製品はほとんどないそうです。先日沼津に行った時も・・・、
「こ、この蛇口、回すとこないずら・・・。」
   
「おおー!」
   
「未来ずら! 未来ずらよ! ルビィちゃん!」
    
 いや、それ、そういう風に使うもんじゃねーから! そういえば、劇場版を見た時に、花丸が描かれた色紙を手に入れて、「映画って、未来ずらー!」ってあったなあ。「未来ずら」って、ここが初出か。なんか、ギャグワードのように思えてきました。(笑)

「触ってもいいですか?」
「もちろん!」
   
   
「ずら!」
   
「な、何を押したの、いきなり!?」
「え?」
   
「1個だけ、光るボタンがあるな、と思いまして・・・。」
   
「大丈夫!?」
「衣装のデータ、保存してたかな・・・。」
    
「マ・・・、マル・・・、何かいけない事しました・・・?」
「あはは・・・。大丈夫、大丈夫・・・。」
   
 長押しじゃなければ、スリープ状態になるだけで、データは保存されてるから大丈夫だよ、・・・たぶん。漫画やアニメでスイッチを入れたり切ったりする時、よく「ポチっとな」なんて使われてますが、今後は「ずらっとな」を使うとするか。(笑)

 その後、千歌達は屋上に来ていました。ランキングを上げるにはどうすればいいのか悩んでいます。
「毎年スクールアイドル増えてますから・・・。」
   
「しかも、こんな何も無い場所の地味! アンド地味! アンド地味! ・・・なスクールアイドルだし・・・。」
   
 いきなり桟橋で脱ぎ出したりしれっとスカートをめくったりする子達のどこが地味なんだろう、と思わなくもないです。(笑)

 人気を上げるには、目立つ事は大切です。梨子は、チーム名をもっと奇抜にすればいいんじゃないかと提案しました。
「奇抜って、スリーマーメイド? あ、ファイブだ!」
    
「ファイブマーメイド・・・。」
   
「私達は・・・、」
『ファイブマーメイドです!』
    
 うおっ、こう見ると、5人とも可愛過ぎるわ・・・。だが、パソコンを叩きまくってる花丸が笑いのツボにハマって困るぜ。(笑)

「何で蒸し返すの!」
「って、その足じゃ、踊れない!」
「じゃあ、みんなの応援があれば、足になっちゃうとか!」
「おお! なんかいい! その設定!」
    
「でも、代わりに、声がなくなるという・・・。」
   
「だめじゃん!」
「だから、その名前は忘れてって言ってるでしょ!」
「悲しい話だよねー、人魚姫。」
    
 キミ達、長々と梨子をいじり過ぎや。それにしても、ファイブマーメイドか・・・。私的には、「プリキュア5」に倣って、「マーメイドファイブ」の方が良いかな、と思ってます。(笑)

 そんな中、花丸は、善子の姿を目にしました。それに気付いた善子は、見つかったらマズいと場を離れます。
「うう・・・。いきなり屋上から堕天してしまった・・・。」
   
「学校来たずらか。」
「き・・・、来たっていうか・・・、たまたま近くを通りかかったから、寄ってみたっていうか・・・。」
    
「たまたま?」
「どうでもいいでしょ、そんな事! それより、クラスのみんな、何て言ってる?」
    
「え?」
「私の事よ! 『変な子だねー』とか『ヨハネって何?』とか『リトルデーモンだって、プフ』とか!」
   
「はあ・・・。」
「そのリアクション、やっぱりウワサになってるのね・・・。そうよね、あんな変な事言ったんだもん・・・。終わった、ラグナロクよ・・・。」
   
「まさに、デッドオアアライブ・・・。」
   
 ちったあ落ち着けや。無駄にカタカナ使いやがって。堕天使キャラ卒業する気ねーだろ。(笑)

「それ、生きるか死ぬかって意味だと思うずら。というか、誰も気にしてないよ。」
    
「それより、みんな、どうして来ないんだろうとか、悪い事しちゃったのかなって心配してて・・・。」
「本当?」
「うん。」
    
「本当ね・・・? 天界堕天条例に誓ってウソじゃないわよね・・・?」
「ずら。」
    
「よし! まだいける! まだやり直せる! 今から普通の生徒でいければ!」
    
 ものすごっく、フラグにしか思えないっす。普通でいたいなら、「天界堕天条例」ってやめれ。っていうか、何でローアングルにした。(笑)

「ずら丸!」
「な、なんずら・・・?」
「ヨハネたってのお願いがあるの。」
   

 その翌日・・・、
   
「ふふ・・・。見てる見てる。花丸の言った通り、みんな前の事は覚えてないようね。」
   
「よーし・・・。おはよう。」

『お、おはよう・・・。』
    
 久しぶりに登校した善子は、雰囲気が変わっており、クラスメイトから好印象。ちなみに、善子が花丸にお願いした事は、堕天使キャラが出そうになったら、止めてほしいというものでした。
 善子は、趣味の話を振られると、占いをちょっとと答えます。クラスメイトから占ってほしいと言われると・・・、
    
『え・・・。』
   
「これでよし!」
   
「はい。火をつけてくれる?」
    
「天界と魔界にはびこる、あまねく精霊、煉獄に堕ちたる眷属達に告げます。」
   
「ルシファー、アスモデウスの洗礼者、堕天使ヨハネと共に、堕天の時が来たのです!」
   
「やってしまった・・・。」
    
   

 それから少しして・・・、
「何で止めてくれなかったのよー! せっかく上手くいってたのにー!」
「まさかあんな物持ってきてるとは思わなかったずら・・・。」
    
 いや、だとしても、ロウソク出した時点で止めれたんじゃね? まあ、ギャグ好きな私からすれは、止めない方が正解ですけどね。(笑)

 善子は、中学生の頃から自分は堕天使だと思い込んでいました。
「天界より舞い降りしフォーリンエンジェル・堕天使ヨハネ。みんな一緒に堕天しましょ。」
    
 まだその頃のクセが抜け切ってないようです。
 善子は、自分は堕天使なんかじゃないとは思っているものの、ロウソクとかを持ってきたのは、ヨハネのアイデンティティ。あれがなかったら、自分は自分でいられず、結局、堕天使だと思い込んじゃうようです。
 その後、千歌達は、善子がネットでヨハネとして振る舞っている動画を発見。それを見た千歌は、善子にスクールアイドルになってほしいとお願いします。

 それからしばらくして・・・、
「こ・・・、これで歌うの? この前より短い・・・。これでダンスしたら、さすがに見えるわ・・・。」
   
「大丈夫!」
「そういう事しないの!」
    
 千歌の調べでは、堕天使アイドルはいないそうで、結構インパクトあると考えていました。
「確かに、昨日までこうだったのが・・・、こう変わる。」
「なんか恥ずかしい・・・。」
「落ち着かないずら・・・。」
   
   
 とはいえ、善子は、きっとドン引かれると反対。
「大丈夫だよ、きっと!」
   
   
「天界からのドロップアウト。堕天使ヨハネ、堕天降臨!」
    
「大人気・・・。」

「協力・・・、してくれるみたいです。」
「しょうがないわね・・・。」
   
 ドン引かれると言っておきながら、なんだかんだで乗り気。チョロい堕天使だなあ。(笑)

 その後・・・、
   
   
「梨子ちゃん!?」
   
   
「とおりゃあー!」
    
『おー、跳んだ・・・。』
   
「おかえり・・・。」
「ただいま・・・。」
   
 すげー・・・。ネタクイーンの本気きたよ・・・。善子にネタクイーンの座は渡さん、という意地を見た気がするよ。(これ、そういうのじゃないから(笑))

 しばらくして、辺りは夕方になり、皆、帰宅しました。
「みんな色々個性があるんだなって。」
   
「え?」
「ほら。私達始めたは良いけど、やっぱり地味で普通なんだなって思ってた。」
「そんな事思ってたの?」
   
「そりゃ思うよ。一応言い出しっぺだから責任あるし。」
   
「かと言って、今の私にみんなを引っ張っていく力はないし・・・。」

「千歌ちゃん・・・。」
    
「でも、みんなと話して、少しずつみんなの事を知って、全然地味じゃないって思ったの! それぞれ特徴があって、魅力的で・・・。だから、大丈夫じゃないかなって!」
    
「やっぱり変な人ね。」
「えー!」
「初めて会った時から思ってたけど。」
    
「何!? 褒めてるの? けなしてるの?」
「どっちも。」
「何!? 分かんないよ!」
   
「とにかく頑張っていこうって事。地味で普通のみんなが集まって、何ができるか、ね?」
   
「よく分からないけど・・・、ま、いっか。」
   

 そして、後日・・・、
「ハァイ。伊豆のビーチから登場した待望のニューカマー、ヨハネよ!」
    
「みんなで一緒に、堕天しない?」

『しない?』
   
「やってしまった・・・。」
   
 ですが、順位は・・・、
   
 なんと、1,000位内に。しかも、コメントも沢山ありました。その多くは、ルビィを賞賛するものです。
 実際・・・、
「ヨハネ様のリトルデーモン4号、く、黒澤ルビィです・・・。」
    
「一番小さい悪魔・・・。可愛がってね!」
    
 リトルデーモンとは何なのか。これ、リトルデーモンじゃなくて、リトルエンジェルの間違いだろ。しかも、「堕天」ではなく「昇天」が正しい気がする。(笑)
 あー、誰か、打出の小槌持ってないかな。この可愛過ぎるルビィを手の平サイズにして、仕事中でも愛でたいんですが。(笑)

 しかし、ダイヤは、こういうのはハレンチだと苦言を呈します。
「キャラが立ってないとか、個性がないと人気が出ないとか、そういう狙いでこんな事するのはいただけませんわ。」
    
 1,000位内に入っていたスクールアイドルランキングも、1,500位以下に下がっていました。人気は一過性でした。
「本気で目指すならどうすればいいか、もう一度考える事ですね。」
    

 それからしばらくして・・・、
「失敗したな・・・。確かにダイヤさんの言う通りだね・・・。こんな事でμ'sになりたいなんて失礼だよね・・・。」
「千歌さんが悪い訳じゃないです・・・。」
   
「そうよ。いけなかったのは、堕天使・・・。」
   
「え?」
「やっぱり、高校生にもなって通じないよ・・・。」
   
「それは・・・。」
「なんか、すっきりした。明日から、今度こそ普通の高校生になれそう。」
    
「じゃあ、スクールアイドルは?」
「うーん・・・。やめとく。迷惑かけそうだし。じゃあ。」
   
「少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれてありがとね。楽しかったよ。」
   
「どうして堕天使だったんだろう?」
「マル、分かる気がします・・・。ずっと普通だったんだと思うんです・・・。私達と同じで、あまり目立たなくて・・・。」
    
   
「そういう時、思いませんか? これが本当の自分なのかなって・・・。元々は天使みたいにキラキラしてて、何かのはずみでこうなっちゃってるんじゃないかって・・・。」
   
「そっか・・・。」
「確かにそういう気持ち、あった気がする・・・。」
   
「幼稚園の頃の善子ちゃん、いつも言ってたんです。」
   
「わたし、ほんとうはてんしなの! いつかはねがはえて、てんにかえるんだ!」
   
    
「・・・って。」
   

 その翌日・・・、
   
「これでよし・・・。」
   
    
「堕天使ヨハネちゃん!」
『スクールアイドルに入りませんか?』
   
   
「はあ?」
「ううん。入って下さい! Aqoursに! 堕天使ヨハネとして!」
   
「何言ってるの? 昨日話したでしょ! もう・・・。」
「いいんだよ、堕天使で! 自分が好きなら、それでいいんだよ!」
    
   
「ダメよ・・・。」
    
「待って!」
「生徒会長にも怒られたでしょ!」
「うん、それは私達が悪かったんだよ! 善子ちゃんはいいんだよ、そのまんまで!」
   
   
「私ね、μ'sがどうして伝説を作れたのか、どうしてスクールアイドルがそこまで繋がってきたのか、考えてみて分かったんだ!」
   
「もう、いいかげんにして!」
    
「ステージの上で、自分の好きを迷わずに見せる事なんだよ!」
   
「お客さんにどう思われるかとか、人気がどうとかじゃない・・・。自分が一番好きな姿を、輝いてる姿を見せる事なんだよ!」
   
   
「だから、善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ! 自分が堕天使を好きな限り!」
    
「いいの? 変な事言うわよ?」
「いいよ。」
    
「時々、儀式とかするかもよ?」
「そのくらい我慢するわ。」
    
「リトルデーモンになれって言うかも・・・。」
「それは・・・、でも、やだったらやだって言う!」
   
「だから!」
   


 以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」第5話でした。
 電化製品に疎い花丸、ファイブマーメイド、自分の家のベランダまで跳んだ梨子、リトルエンジェルなルビィなど、ネタに富んでいた中、「ありのまま」の大切さを説いていた良回だったと思います。

 この回は、しきりに「地味」というワードが出てきていましたが、周りと比べると自分は目立った特徴はなく大した事ないと思う時はあるでしょう。
 だけど、誰にだって、好きなものとか趣味とかはあります。つまり、他人にはない「個性」がある訳で、「個性」があるのであれば、地味とは言えないと思いますね。

 とはいえ、その「個性」が奇抜ゆえに周りから変な目で見られる事もあるでしょう。善子は幼い頃から自分が堕天使だと思い込んでいて、時折、そうアピールしていますが、周りにはほとんど受けていません。
 天使とか悪魔とかいったものは、実在しているのかどうか分からないもの。なのに、自分は天使とか悪魔とかだと思い込むのは、頭がおかしいんじゃないかと感じ、ドン引きされるのも仕方のない事なんじゃないかと思います。

 善子も、そういう場面を何度も直面しては、こんなの違うと思ってたりしています。
 それでも、やめられないのは、「好き」だからなのでしょう。幼い頃に堕天使を好きになったのは、絵本とかテレビを見た影響でしょうか。それに、天使や悪魔に関する本やホームページも結構読んでいるようにも思いますね。そうじゃなきゃ「眷属」「ルシファー」「アスモデウス」なんて言葉が即興で出てくるとは思えないですし。
 そんな感じで、幼い頃に感じた「好き」をさらに膨らましていったのでしょう。もはや、堕天使は、善子の個性の一部。だから、堕天使を切ろうにも切れないんじゃないかと思いますね。

 自分の「好き」が周りから変な目で見られる事もありますが、大事なのは、気持ちなのでしょう。
 変な目で見られて萎縮してしまっては、せっかくの個性も大したものにはならなくなってしまいます。そうならないためにも、自信を持って、「好き」な事を「好き」と言う事が大切なんでしょうね。
 そうする事で、周りの評価も変わっていき、変だと思っていたのが、すごいと変わるように思いますね。

 さて、今回で、Aqoursに1年生が全員加わり、残るは3年生3人となりましたが、ここまで見た感じでは、何か暗い過去がありそうで、加入は一筋縄ではいかないかも。
 その分、壮大なドラマが用意されてそうで、期待したいですけどね。今いる6人が今後どう頑張っていくのか、そして、未加入の3人は、6人の頑張りを見て、どう変わっていくのか、しっかり見ていきたいと思います。



 今回の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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