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2019年10月のバックナンバー
冬の蜂俳聖殿の主として
小春日や二階の窓に川の音
暖房を入れて心を温めて
引越の荷を濡らしたる時雨かな
富士の初雪立山の雄山にも
石だゝみ楓の影のもつれあふ
後悔を吹き飛ばしたる野分かな
そう言へば似てると言はれ秋の暮
断食の夫婦寡黙に爽やかに
断食の月太りゆくそゞろ寒
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