今年の筍の初物は、道後の山の掘り立てや! 筍は茹でるのがめんどいのですが、道後の老舗酒屋のお母さんやおばさんや若妻が茹でたのを分けて下すった。ああ嬉し。家には酒も味醂も何も無かったので、はは、砂糖と醤油と白ワインで炊いてみた。蒟蒻から出汁が出た。一緒に貰った木の芽を叩いて乗せたら立派なもんだよ。

二日目は天麩羅。ああ夏の味。野菜のてんぷらは、塩をまぶして、粉をつけて揚げるだけ。アスパラは晩春の季語。筍は初夏の季語。ニックのハマっている紫アスパラと筍と、季語を物々交換した。こんなんが楽しいね。ごちそうさま!
