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ミセスローゼンの道後日記

近況を語り尽くせぬ花水木


ニックがスカイプで、義母ベティや兄スティーブに母の葬儀の話をしている。私にもお悔みを言ってくれる。

  I’m sorry for your loss.
      I’m thinking of you.

直訳すると、「貴方の喪失をお気の毒に思います。貴方の事を思っています。」だけど、「御愁傷様。元気出して、一人じゃないよ。」的な、近しい人への一般的なお悔やみの挨拶。最も使われるのは、「心よりお悔やみ申し上げます。」だろう。

  My sincerest condolences.


グランマベティは明るくて綺麗で、まだまだ長生きをしてくれそう。5月1日に96歳になる。アメリカでは100歳の誕生日に大統領からバースデーカードが届く。いい大統領である事を望む。








「句集野路菊より」

小さくて愛らしき祖母桃の花  信野

背高く掘り深き祖父男雛   同


先日、父方の叔父の最近の写真を見たら祖父に瓜二つだった。この叔父は若い頃めちゃくちゃハンサムだった。すると祖父もハンサムだったのだな。私が名前を貰った祖母は、祖父の三番目の妻だった。幸福を掴むまで何度でも結婚せよ、が家訓か? もう一人の叔父とは、母の葬儀に三十年ぶりに会った。このハンサムではないがオモロい方の叔父の、お嫁さんになる、と子供の私は言ってたらしい。一緒に歌って、踊って、よく遊んで貰ったっけ。叔父とドライブ中、急ブレーキですっ飛んで、私が前歯を折った思い出も蘇った。あれは痛かった。叔父はさぞ焦っただろう。乳歯でよかった。あの頃はシートベルトなんてしなかったんだな。


私の好きな母とツーショット。










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