ミセスローゼンの上人坂日記

倒木の無言に倒れ行く秋ぞ


散歩の途中、木を倒している人々に遭遇。
コレは何デスカ?と聞けば、枯れた木を放置して置くと台風や降雪によって倒れる。倒れ所打ち所が悪ければ家が壊れ人が怪我する。それを未然に防ぐ為、ヤバそうな木を見つけては倒しておるのです、とのこと。
私は思わずあの曲を思い出した。知る人ぞ知る作曲家ビグラリアンがニックの為に書いた曲、「Of Fables, Foibles and Fancies for cello and narrator」。チェロとナレーターの為の寓話・困った性格・気まぐれな空想に基づく曲集」。
その中の最初の曲が、「The Tree」である。トンガ国のどこかの島で殺木事件が起きた。島民が木の周りを取り囲み24時間休まず交代で一月ほど、叫び声を木に聞かせ続けたら、そのあまりのうるささに木は死んで倒れた、恐るべし絶叫殺木!という新聞記事をナレーターが読み上げ、チェロがスリリングなメロディを奏でるのである。
日本国山梨県では木を倒すのに叫び声ではなく、普通に鉈と鋸とロープを使っていたようだ。
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