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ミセスローゼンの道後日記

ラザニアになりてトマトの誇らしく


水やりのお駄賃に社員寮のトマトとバジルを貰う。無性に食べたくなって作ったラザニアに入れた。トマトに生まれてラザニアになったら本望だらうと思って。

我が家はラザニアの好みが違う。私はNYの主婦がよく使う茹でないタイプのパスタで、全体的に皮はパリパリしたのが好き。ミートソースはトマトから手作り、ホワイトソースは缶で済ます。ソースを交互に乾麺に挟んでオーブンで焼くだけだから、簡単感がすごい。麺を茹でないから、ぐにゃぐにゃ部分がない。トマトのジュースを乾麺が吸って中はもっちり。外はパリパリ。

ニックの好きな茹でるパスタは茹でる工程がひたすら面倒くさい。ひっつくし、水っぽくなるし。ニックは中がぐにゃぐにゃ、端っこが焦げてパリパリが好きなのだ。今回は茹でる麺で作ったが、やっぱり茹でない麺が簡単でおいしいと思う。ラザニアはご馳走感が凄いよね。





お勝手の門がキイキイ言っているのを見かねて、ミスターグリーンハウスが油をさして下すった。これでしばらくは大人しくなるという。Amazonで同じ物を注文する。頼りになる隣人ってありがたいですね。
山中湖では何もかも私がやっていた。いざとなったら(富士山が噴火したら)ニックとチェロとかぼちゃんを連れて逃げる算段を考えて、眠れん夜もあったよ。























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