
イスタンブールからパリ経由ロサンゼルスへ帰る途中、シャルル・ド・ゴール空港で(ワシントンDCから二時間遅れで飛んでくる)乗り換え機を待つ。我が人生最後の贅沢と思い定め、エア・フランスのラウンジでランチをしたためる。それでもまだまだ暇があるので、ニックはシャワーを浴びる。(ニックは昨日一人でトルコ風呂へ行き、屈強な黒人男性テクニシャンに徹底的に垢すりをされたらしい。) 私とベティ母さんは、寝椅子でだらだら。といってもコーヒー飲み過ぎで眠れないので、ベティはキンドルでミステリーを読み、私はユーチューブで中川家の漫才 (名作「パートから帰って来たおかん」) を見て腹筋で笑う。

ベティ母さんは91歳なので、もちろんビジネスクラスにて寛いで頂きたい。供のみどもらはエコノミーで十分でござる、と何度も何度も言ったのだが、行きはファーストクラス!! 帰りはビジネスクラス! を一緒に予約してくれた。これに味をしめて、「ベティ母さんと行く◯◯」という次なる旅を夢見てしまいそうだ。ああああ。楽しかったあ。

顔のように見えてくる案内マップ