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航 海 日 誌 ~Log Book~

仕事や旅行で訪れた国や街の思い出、日々の小さなできごとをつづります。

アセトアルデヒドの早期退職

2007年02月06日 | A day in my life
私はお酒が弱い。昔から1杯飲んだだけで、恥ずかしいくらい真っ赤になるタイプだ。ほんのりピンク色になるくらいなら女の子らしくてかわいいけれど、真っ赤になってしまうのだからどうしようもない。こういうの、「金時(坂田の金時・ようするに金太郎さん)の火事見舞い」と言うらしい。

若い頃は赤くなりながらも飲めるほうで、バーのママに「あなた、強いわね。今度飲み比べしましょ!」とまで言われたけれど、それも今は昔。

昔からハードリカー(ウイスキー、ブランデー、焼酎)は体質に合わないらしく、無理に飲むとおなかがPになってしまうため、必然的に飲むのはビール、ワイン、日本酒などになってしまう。でも醸造酒は翌日に残るでしょ?

出産後、夜の外出が減ったためお酒に弱くなったのだということは言うまでもない。でも最近ではビールと白、赤ワインを1杯ずつ飲むと頭痛に襲われ、帰りの地下鉄の駅で視野が真っ暗になるという恐ろしい事態に見舞われてしまう。

シャンペンも大好きだったけれど、これは悪酔いする。聞いたところによると、シャンペンの炭酸ガスは冷やした状態で3気圧、アルコール分がお腹ではなく腸で吸収されるためにひどく酔ってしまうそうだ。

そんな人はマドラーで軽くかき混ぜて、ガスを少し飛ばすとよいらしい。でも高級なバーやレストランでするとヒンシュクを買うのでご注意。

日本人の4割はALDH2(アセトアルデヒド脱水素酵素2型)が欠けていたり、うまく働かないという体質らしく、私もその4割に入るみたい。

それにしても35歳で酵素が退職してしまうとは、ちと早すぎやしませんか?40歳近くなってようやく大人の遊びができるようになったというのに、お酒が飲めないのでは楽しみも半減のような気がする。

今は毎晩家で晩酌をして(つまんなそ~!)、ALDH2が再就職してくれるよう働きかけてみようかと真剣に考えている・・・。



愛しのタートルネックセーター

2007年01月30日 | こよなく愛する・・・
タートルネックセーターを愛している。これがないと生きて行けないほど・・・。

昔はくすぐったがりで、首に何かが当たるなんてありえなかった私がタートルネックセーターにこれほど執着を覚えるようになったのは、4年ほど前からだ。

35歳を境に体のあちこちが変調をきたした。軽いものから重症のものまで、更年期障害かと思って病院に検査に行ったらお医者様に爆笑された。「まだ早いですよ。」ほっ・・・。

その後2年間(だったっけ?)天中殺に突入。後に知ったのだが、最近少しかじっている風水では、気の影響は胸元から受けやすいそうだ。悪い気を遮断するためのタートルネック?なんとなく納得。この頃から好んでタートルネックを着るようになったのだから。

冬にタートルネックを着る人は多いはず。 私もハイゲージのカシミアからローゲージのウールまで、冬でも一番のお気に入りのノースリーブ、その他半袖、長袖、更に色もベーシックから流行色まで幅広くそろえている。おそらく冬物だけでも20枚は下らない。その中から色や型の組み合わせを楽しんでいる。中には丸首のセーターの首をほどいて、タートルの部分だけ自分で編みたしてしまったものまであるほど。



首の部分を編み足してタートルネックにしたセーター


そしてもちろん夏も。 夏の素材はコットンとシルク、ノースリーブがお気に入り。汗かきの私でもベトベトしないで快適に過ごせる。洗濯の回数も多いので、お気に入りが見つかると、色違いや同じものをまとめて購入してしまうこともしばしば。

そもそもの出会いは中学生の頃。美人の従姉が真夏に、濃紺でノースリーブのタートルをかっこよく着こなしていたのを見て以来、密かに憧れてきた。ノースリーブのセクシーさと、濃紺の潔さ。心の底では未だに憧れの従姉に近づきたいという意識が働いているに違いない。

昨年の夏、いつもノースリーブのタートルネックセーターを着ている私に向かってある友人が言った、「麦茶ってエロいよね」。常々、色気は自分に最も欠けているものと思っていたため、かなりびっくり 彼女曰く、ノースリーブのタートルネックセーターを着ると、胸そして露出された二の腕(の細さ)が強調されるためらしい。

だったら驚く必要はないかも。だって二の腕はしっかり重力の法則に従っているし、胸だって強調するほどあるわけではない。無意識にうちに”こうありたい!”と願う洋服を着て、周囲に見苦しい姿をさらしているだけのようだ。何事も目立ちたくない私はそう解釈することにした。これでまた安心して身に付けられる。

こよなく愛するタートルネックセーター、冬も、夏も・・・。




航海日誌 1月の思い出 ・ ギリシャ編

2007年01月17日 | 航海日誌・海外編
小さな花が集まったミモザ



1月に雨が降るといつも思い出す風景がある。灰色の空と、対照的にそこだけ光が差し込んでいるような明るいミモザの花。

大昔、まだ小学生だった頃、父の転勤でギリシャのアテネに住んだ。当時ギリシャは日本人にお馴染みの国ではなく、もちろんオリーブオイルやハーブも「なにそれ?」という時代だった。他に知っていることといえばエーゲ海、青い海に白い家、ジュディ・オングの♪魅せられて・・♪が流行る少し前だったのでそれも子供の私にとっては写真の中のイメージでしかなかった。

開港したての成田空港から南回りの旅で24時間!疲労困憊でアテネにたどり着いた私が見た景色は雨上がりの灰色の空。「写真とぜんぜんちがうじゃない!青い空はどこ?」それもそのはず、地中海性気候のギリシャは冬場が雨季だ。でも子供はそんなこと、知らない。だまされたってかんじだった。

アテネ市街を通り抜け、父が先に赴任して決めていた郊外の新居へ向かう間中ずっと失望しどおし、早くも日本に帰りたくなっていた。そして家に着いた私を迎えてくれたのは庭に咲いた満開のミモザの木だった。

ミモザという木をその時初めて見た。小さな小さなまるい黄色い花が集まって大きな房を作っている、そしてその房がいくつも集まって1本の木になっている。なんてきれいなんだろう・・・、思わずため息をつくような第一印象だった。すべてが灰色に見えた私の目に映る、明るい陽の光のような花。身の回りの環境が変わることを好まない猫タイプの私はその花に救われたような気がした。「ここでがんばれるかも・・・」

以来毎年ミモザが咲くのを楽しみにするようになった。ギリシャでは1月に満開になる花も日本では2月が旬。私にとってミモザは変化を告げる花だ。アテネではベランダから花を楽しめたけれど今はちがう。だからお花屋さんでミモザを見かけると大きな枝を買ってきて部屋に飾る。今年も楽しい変化が訪れますように、と。


三種の神器 ・ 冬の通勤編

2006年12月21日 | A day in my life
自宅からお店まで、雨の日以外は自転車通勤している。 Door to door で20分くらい、ちょうどよい運動になる。とはいえ、港区の自宅、麻布十番界隈は坂の多い街、私の愛車は電動アシスト自転車だ。

この自転車は2台目。初めて購入したのは7年前、まだ息子が幼稚園に通っていたころなので初代はかなり長く活躍してくれた。その間バッテリーを2回、タイヤも前後を新しいものに取り替えた。初代はほぼ毎日利用したためかなり消耗しており、新車購入を機会に近所の買い物用に引退した。

電動自転車購入までは車派だった私だが、車は駐車場を探すのも大変だし繁華街は料金も高いため、あっという間に自転車派になってしまった。一時はママチャリで銀座や代官山にまで出現していたので、友人には「どうにかなんないの?かごのビニールひも!」などとも言われてた。

冬の通勤の三種の神器、マストアイテムはこちら。カシミア混帽子、カシミアマフラー、そして自転車用手袋。帽子とマフラーは寒さと気分によって色や大きさが変わる。手袋は写真では見づらいのですが、自転車専用の手袋で手のひら側にシリコンでつぶつぶがついているのでハンドルを握ってもすべらないのが優秀また裏地もついているので保温力もバツグンだ。今まで手袋はデザイン重視か、実用性重視か難しいところだったが今年これに出会ったおかげで悩みは解消された。末端冷え性の私としてはこの3点のおかげで冬でも快適に通勤ができるというものだ♪



今年の1文字 ~麦茶の場合

-0001年11月30日 | 心からのありがとう





雲のすき間からきれいなクロス



気が付けば、テレビではもう「ゆく年、くる年」を放送している。


そう、今日は大晦日。

あと15分足らずで、1年が終わる。



大変な1年だったなぁと、振り返る。

いろいろな意味で、変化の年だったと思う。


世の中は不景気、息子の成績も低空飛行。
実家の両親の体調も思わしくなく、それが多方面に影響を与えた。


そんな中、振り返ってみると、今年は本当に友達に助けられた1年だったと思う。



だから、私の今年の漢字はこれ。



「支」



友達の支えや、励ましがなかったら乗り越えられなかっただろう。


6月にお店で天井から水漏れがあったとき、生保にお勤めのココさんは専門でもないにかかわらず、いろいろアドバイスをしてくれたり、憂さ晴らしに飲みにつきあってくれた。

ご自分の予定の合間をぬって、スタンドでのビールにつきあってくれた。


また建築士のアツシさんは、私では気付かないような構造的に問題が起きそうなことを指摘して、大家さんや保険会社とのやりとりに関するアドバイスをくれた。

今ではもっと個人的な悩みも聞いてくださる、大切なお友達だ。


占い師のヒロヨちゃん。
いつ会っても明るい表情で、前向きに生きる気持ちを思い出させてくれる。


CA時代同期のジュンコちゃん、ミカちゃん、マルちゃん。
お互い結婚したり、引越ししたりしてなかなかあえなくても、会えばあっという間に20代の親しさに戻っておしゃべりしてくれる。








また私のPCで不正アクセスがあったと思しき時に、速攻でアドバイスをくれた同級生のタケオくん、ありがとう。
大学で情報科学を専門にしている准教授がみてくれれば、鬼に金棒


そしてそのお友達のJohnny先生。
一度しかお目にかかったことがないのに、大阪から学会で東京にいらした時、学会の合間を縫ってわざわざお店にPCをチェックしにきてくださいました。
心から感謝しています。


happy-san。
今年は年末のオーラソーマ・セッションがなくて淋しかったです。
また時間があれば、開催してくださいね。


みんな、みんな、ありがとう。

新しい年が、みなさんにとってよりよき年となりますように。




このブログ、来年からお引越しします。

に書いたように、私のPCの不正アクセス疑惑があったため、IDやパスワード、メルアドなど、すべて変えてお引越しすることにしました。

新しいURLはまた後日お知らせします。



来年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして、このブログも、よろしくお願いします。