無荒老から一言

経営コンサルタント経験者の評論

やはり

2008-03-17 19:45:17 | Weblog
バイオ燃料製造の副産物による環境汚染:報道が相次ぐ(WIRED VISION) - goo ニュース

バイオ燃料はよい面ばかりを宣伝してきたが、マイナス面もあるのは当然だ。これは故意に隠したのであろう。やはり顕れたのか。

地球環境に優しい燃料を作る以上、地球環境に優しくない副産物を作るわけには行かないと言うことを認識してもらいたい。

このような廃棄物処理のコストを上乗せした場合、採算が取れるのかな。今のようにトウモロコシを高く買うことは出来ないのではないか。

これで穀物を車に食べさせられることがないようになることを希望する。食べ物の恨みは怖いのだ。穀物を車から人間のものにしてくれ。





ドル離れは徐々にかつ巧妙に

2008-03-16 19:16:10 | Weblog
【コラム】 なぜアメリカ経済は世界の主役であり続けたの?(R25) - goo ニュース

現在の状況は既にドルだけに頼るのは危険という水準である。

勿論ドルを完全に無視して良いのではない。

しかしドル以外の通貨を外貨として所有し、その比率を徐々に上げていくことは日本にとってリスクヘッジの意味が大きい。

日本政府や日銀も外貨のドルの比率を徐々に下げておく必要があるだろう。アメリカ政府が「強いドル」を何時までも維持できるか現状では心細い。しかし、「強いドル」を再び現実のものにする潜在力はまだ持っていると見なされる。

ただ、「強いドル」が回復できない状態となる前に討つべき手を打っておくことは、喩えドルが再び強くなってしまっても損はないことであろう。

アメリカだけに都合の良い提案だ

2008-03-16 16:17:35 | Weblog
ドル下落ペースダウンのために介入を――フィナンシャル・タイムズ社説(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

今回のドル危機で同じような提案がもう数回繰り返されている。現在程度のアメリカ政府の行動で日本が為替介入するとしたら「お人好し」の一語に尽きる。なぜなら単なる「尻ぬぐい」だからだ。

アメリカ政府やFRBが死にものぐるいの努力をしていることを内外に明らかにし、このような危機が発生した経過とその原因を調査して公開し、いかにして今後この種のドル危機が発生しないようにするかを明らかにしなければならない。

その内容を見てから日本が為替介入すべきかどうかを判断すればよい。いい加減なレポートならば介入など問題外である。

100円は通過点かも

2008-03-13 14:04:17 | Weblog
東京円、1ドル100円10銭台 12年4カ月ぶり高値(朝日新聞) - goo ニュース

この相場は少しドル安が行き過ぎるまで止まらない。100円は通過点だろう。一旦底を打てば、その後は幾分戻るだろう。

主要輸出企業はもう90円でも生き残れる対策に着手しているだろう。-無荒老の現役時代は、早めに対策を考えていたものだ。-

現在の問題は円-人民元相場の行方である。人民元がドルにつられて下落すると日本景気には良くない方向となる。

内需が伸びることで日本の景気はドル安の影響が少なくなる。内需振興の為に政府の努力が望まれる。今のところ内需の足を引っ張りかねない施策が散見されるのは気になるところである。

上司の方が頭を切り換える必要がある

2008-03-12 21:24:02 | Weblog
【前川タカオ 上司より先に帰ったらダメですか?】Q3:残業をしても誰も申告しません。理不尽です(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

無荒老の経験から言う。

部下にサービス残業をさせないように心がけるのだ。

不思議と残業なしでも仕事が完了するようになる。

人間そんなに長時間集中できないのだ。

サービス残業が常態化すると人間だらけてくるのだ。

サービス残業などしている人間の評価が高いのは長い目で見ると良くないのだ。手早く仕事を済ます人間が高い評価を受けるようにすれば会社の能率は上がるのだ。

騙されたと思って上司たるもの1年くらい実行してみろ!

朝青龍存在価値あり

2008-03-11 20:52:13 | Weblog
朝青龍、悪役登りつめた…人気の象徴“のぼり”なく(夕刊フジ) - goo ニュース

世の中「悪役」が強くなければ話は面白くないのが鉄則だ。

ウルトラマンにしても、水戸黄門にしても悪役は強いのだ。

「よい子」だけの世界は退屈なものだ。

朝青龍が頑張るのが相撲界の為になると思えばよい。

もっとも「悪役」は最後には負ける宿命にあるのだが。

農水省の発想は貧弱

2008-03-11 19:26:54 | Weblog
農家が大反発、「米の過剰作付けは資源のムダづかい」ポスターの背景にあるものとは(ニュース畑) - goo ニュース

視界が狭いことこの上なし!

米の作付けに干渉しないのがよいのだ。自然に売れる規模に落ち着くのだ。

競争に負けそうな産地には、米に代わる作物を導入することを考えればよいのだ。競争に弱い産地は、官民一体となって転換する作物を探すのが上策である。米作と代わらない収入が得られる作物が見つかれば、米にこだわる農家は少ないと思う。

この期に及んでも食糧自給率向上について何も考えていないような行動を取る役人がいる。要は目の前のことしか見ていないのだ。

要するに日本全体を見る能力のない官僚がやる小手先の仕事なのだ。



帰宅する行動の厳しさを示して質問したのか

2008-03-11 17:56:26 | Weblog
首都大地震、7割が「困難でも帰宅」…内閣府は混乱警戒(読売新聞) - goo ニュース

災害の場合の帰宅行動がどれだけ厳しいかを示して質問すると結論は変わるのではないか。

大震災の場合、移動は徒歩のみと考える必要がある。また、時速3キロならば上出来で、2キロと見るほうが安全である。平常時は男性大人の時速は4キロ、しかも手ぶらの場合であるがその計算は通用しないだろう。途中で飲料や食料は得られないと思って行動しなければならない。災害時であるから最短距離を取れる保証はない。また、荷物は殆ど捨てていかねば身動きが取れないであろう。怪我をした場合の治療は自分でやる応急処置以上には出来ないであろう。普段歩きなれていない人は、10キロも災害地を歩けばへばってしまうと考えたらよい。

このようなことを明示した後にもう一度質問したらどうか。

KKD=勘と経験と度胸

2008-03-09 19:53:41 | Weblog
「経験と勘」を科学的に分析、サービス業の質向上目指す(読売新聞) - goo ニュース

無荒老が現役サラリーマン時代、KKD=勘と経験と度胸が非科学的な代表格であった。ところが現実にはKKDの上手な人間でないと科学的な手法をうまく活用することは出来なかったのである。

此処では勘と経験を取り上げているが、これでは不十分な結果しか得られないであろう。これに加えて度胸を分析できなければ通り一遍の結論しか出ないと思っている。

経験はどちらかと言えば「保守的」なめんがあることは否めない。勘はその時の状況判断を見るものである。これに対して度胸はリスクを冒す度合いを示すものである。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」度胸の分析無くしてはよい結論は得られないであろう。しかし、科学的な考察をすることも欠かせないのである。科学的な考察なしでの行動は「猪武者」に他ならない。

科学的な考察をしかもKKDを生かすことが出来る人間がよい結果を得た事例を無荒老は数多く見聞している。







投機資本は自転車操業

2008-03-09 18:21:25 | Weblog
【コラム】 株式市場はイマイチなのに、「世界的カネ余り現象」のナゾ(R25) - goo ニュース

金融資本は金を使わねばならないのである。何かに投資して利益を出さないといけない自転車操業という宿命を持っているのである。

ところが現在投資する対象を探すのに苦労しているのである。

つまり使いたい金はあるが使う対象が不足しているのである。つまり使いたい金があまっているのである。

そのために苦労して何か良い金儲けの口はないかを探しているのである。

この為に急激な投機が始まっている。大口の金儲けが見つかるまではこの状態が続くのか、またはある程度の低いもうけで妥協するか、ちょっと見当が付かない。

最近の金融商品は複雑に絡み合っている。仮に投機資本が破綻した場合、その影響が一般市民にも及ぶ可能性もあり得るのである。