無荒老から一言

経営コンサルタント経験者の評論

結果論ではあるが

2009-03-29 14:13:11 | Weblog
イチローとの真っ向勝負…無視かミスかは“林”の中(夕刊フジ) - goo ニュース

この議論は次の打者がWBCでの日本の首位打者中島であったことも含めてみるべきではないか。

中島が当たりに当たっていたこと、イチローがどちらかと言えば不振であったこと。投手の心理のどこかに中島との勝負を避けたいという気持ちがあればイチローと勝負するだろう。

アメリカはよほど懲りたと見える

2009-03-27 11:27:29 | Weblog
米、金融システム全体を監視へ 監督当局の新設を計画(朝日新聞) - goo ニュース

アメリカは伝統的に色々な規制に反対する国であったが、今度はさすがに懲りたようだ。

ヘッジファンドが行き過ぎたことをやらねばよいのだが。今回は金融商品のリスクの伝染というとんでもないことをしたのである。

ローリスクと思って投資したのがハイリスクに感染したのでは投資家はたまらないのである。

ヘッジファンドが無茶をしないように上手にやって欲しい。彼らはこのような規制をくぐる手を考えるのも得意なのだから。

「言い訳」は素直に取りましょう

2009-03-25 18:47:17 | Weblog
小沢氏第1秘書ら起訴 検察が異例の“解説” 「放置できぬ悪質性」(産経新聞) - goo ニュース

これは「言い訳」としか取れないが、今のところ素直に取りましょう。

この話の内容に矛盾するような行動を取ると大変な検察不信が国民の間に出てくることが予想されます。これは自民党にとって最悪の事態となりかねません。

大至急自民党議員ルートにも捜査の手を入れて欲しいものです。全てのこのような疑惑が解決されることが必要です。金額で線引きすることはおかしなことであることは「言い訳」の中にくみ取れるので、金額の多少に関わらず徹底的に捜査すべし。

自己資本規制を一時緩和すべし

2009-03-23 17:51:54 | Weblog
優良企業からも貸しはがし 資本が毀損した大手行の綱渡り(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

自己資本規制をこの金融危機の際年数を限って緩和すべきである。

G20あたりでやれる話ではないか。詰まらぬことで優良企業まで必要以上に苦しめてしまうのだ。

100年に1度の危機というなら100年に1度の奇策も必要なのだ。

勝ち得負け得という契約をした張本人が最大の責任者だ

2009-03-19 19:12:36 | Weblog
AIGボーナスはウォール街に屈辱を与えた――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

この種の契約は勝てばそれなりの報酬を受け、負ければ裸で追い出されるという厳しい勝負をすべきなのであるが、何と儲ければそれなりの報酬を受け、失敗しても報酬が保証されるという契約を結んでいたのだ。

そのうえに失敗した連中を有能な人材と言わせているのだから「盗人猛々しい」である。

日本ではこんなことは起こりにくいのだがアメリカ人の感覚では異常でなかったらしい。やっとこの期に及んでアメリカ議会が騒ぎ出したのだが。

資本主義は不滅である

2009-03-10 19:13:20 | Weblog
【特別対談】竹中平蔵vsビル・エモット(1)米国型資本主義の終焉を説く愚(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

米国型資本主義などせせこましいことを言ってはならない。

資本主義は流通経済が発生した太古より連綿として続いているのである。

次から次へと発生する経済自体に適応して発展しているものである。

今の「米国型資本主義」と称するものがあるのかどうかは不明だが、資本主義そのものは時代の変化に対応して変化して生き延びているのである。

いずれ新しいシステムが解説されて来るであろう。そこは時代の表層を述べたものに過ぎない。資本主義はしたたかに変化しつつ生き延びているのである。

荒療治の成功率は

2009-03-09 19:31:08 | Weblog
GMは破綻後に再建を=共和議員(時事通信) - goo ニュース

報道ではアメリカ共和党幹部は銀行も自動車業界も破産すべしという荒療治論を採っているようである。

荒療治という決定がなされると市場は大混乱し破滅的な水準となることが予想される。そこが最低水準で復帰の道筋を通ることは予想されるとはいえ、その壊滅的水準に市場が耐えられるかは疑問と言えよう。

アメリカを代表する企業群が壊滅したとき、焼け跡がすぐに芽を出すのか、そのまま不毛の地と化すのか、予測できないのである。

8%制約に手を付けるべし

2009-03-05 16:59:03 | Weblog
期末控え、各社が巨額の社債発行 銀行、貸し出し余力減(朝日新聞) - goo ニュース

銀行に貸し出し余力を付ける手っ取り早い手段は8%制限を変更することである。100年に1度という金融危機ならば、年数を区切ってこの制約を軽くしたらよい。

これは世界的な合意が必要ではあるが、G20あたりの議題に出来ないだろうか。

劇薬ではあるが、未曾有の危機だから一時的な逃げとして考慮すべきではないか。