無荒老から一言

経営コンサルタント経験者の評論

KKD=勘と経験と度胸

2008-03-09 19:53:41 | Weblog
「経験と勘」を科学的に分析、サービス業の質向上目指す(読売新聞) - goo ニュース

無荒老が現役サラリーマン時代、KKD=勘と経験と度胸が非科学的な代表格であった。ところが現実にはKKDの上手な人間でないと科学的な手法をうまく活用することは出来なかったのである。

此処では勘と経験を取り上げているが、これでは不十分な結果しか得られないであろう。これに加えて度胸を分析できなければ通り一遍の結論しか出ないと思っている。

経験はどちらかと言えば「保守的」なめんがあることは否めない。勘はその時の状況判断を見るものである。これに対して度胸はリスクを冒す度合いを示すものである。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」度胸の分析無くしてはよい結論は得られないであろう。しかし、科学的な考察をすることも欠かせないのである。科学的な考察なしでの行動は「猪武者」に他ならない。

科学的な考察をしかもKKDを生かすことが出来る人間がよい結果を得た事例を無荒老は数多く見聞している。







投機資本は自転車操業

2008-03-09 18:21:25 | Weblog
【コラム】 株式市場はイマイチなのに、「世界的カネ余り現象」のナゾ(R25) - goo ニュース

金融資本は金を使わねばならないのである。何かに投資して利益を出さないといけない自転車操業という宿命を持っているのである。

ところが現在投資する対象を探すのに苦労しているのである。

つまり使いたい金はあるが使う対象が不足しているのである。つまり使いたい金があまっているのである。

そのために苦労して何か良い金儲けの口はないかを探しているのである。

この為に急激な投機が始まっている。大口の金儲けが見つかるまではこの状態が続くのか、またはある程度の低いもうけで妥協するか、ちょっと見当が付かない。

最近の金融商品は複雑に絡み合っている。仮に投機資本が破綻した場合、その影響が一般市民にも及ぶ可能性もあり得るのである。