無荒老から一言

経営コンサルタント経験者の評論

初期消火失敗のツケ

2008-10-31 15:39:35 | Weblog
米、0.5%利下げ 「ゼロ金利時代」の足音(産経新聞) - goo ニュース

サブプライムローン問題が話題になってから2年くらいになる。

ブッシュ政権は問題が重大化するまで何もしなかったのである。

ここに来て世界は大きなツケを払うことになる。

ただアメリカが注意すべきことは、景気回復の過程で蚊帳の外に置かれないように努力することだ。

新興国などで内需が先に回復し、世界経済が上昇することがないように頑張る必要があるのである。

アメリカ抜きの回復がある可能性がないとは言い切れないのだ。

10年ほど前の話では

2008-10-30 16:15:06 | Weblog
今の生活続ければ人類破綻!? WWF「2030年には地球2つ必要」(産経新聞) - goo ニュース

NHKの特集番組であったと思うが、10年ほど前にはアメリカ人並みに全人類が生活すれば地球は3個要るとなっていた。ところが今回のレポートではそれが4.5個になっている。

つまり資源の消費量が加速していると言うことだ。

人類の考え方に革命が起こる必要がある。資源の浪費と欲望の満足感が切り離されねばならぬ。より少ない資源で欲望を満足できる方法を創出することが必要である。

回復するのは年単位ではないか

2008-10-21 18:05:32 | Weblog
焦点:金融危機に改善の兆し、一部に最悪期は脱したとの見方(トムソンロイター) - goo ニュース

今の時点では、混乱の中での下げすぎ位は戻るだろうが、根本的な改善にはほど遠いと思う。日本では失われた10年であった。現在の米国の対応では景気が急上昇できるとは思えない。

欧州の主要国と日本は、対応が早いと言える。今回の危機の回復は国ごとの差が出ると思う。今対応している国(日本・欧州)が早い、次は比較的軽傷の新興工業国、三番目が米国、その次は対米依存の高い工業国(韓国など)、最後になるのば途上国であろう。

米国の対応次第では回復には可成りの年月が掛かると思う。

アメリカの真意は

2008-10-12 19:18:05 | Weblog
G7資本注入合意 資産査定方法などはあいまい(朝日新聞) - goo ニュース

人に干渉するくせに自分にいろいろ言われるのを嫌うのがアメリカの伝統である。

今回の「合意」についてアメリカがどう動くのかは見てみないといけない。

他国の忠告をは聞かないという悪い癖がある国である。有効な対策が取れるかどうかも疑問が残る。

EU、日本、新興諸国がアメリカ抜きでもやれると言うことを示すまでアメリカは目が覚めないかも知れないと言うことを前提に行動すべきではないか。

リバウンド

2008-10-11 17:37:17 | Weblog
NY原油、1年ぶり80ドル切る(読売新聞) - goo ニュース

下がりだしたら早い!しかも大きい!

どこかでファンドが大損していないかな。そして金融危機に拍車をかけていないかな。

円高もあって今度はガソリンが値下がりするだろう。しかし、下がったからと言ってむやみやたらに使わないこと。省エネの経験は永続させるべきである。