無荒老から一言

経営コンサルタント経験者の評論

ビスタは発売されたけれど

2007-01-31 18:10:25 | Weblog
ビスタ登場 マイクロソフトにとって一時代の区切り―フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

ビスタの宣伝を見ていると、マイクロソフト社はこの製品をプロダクトアウト(メーカーの一方的な思いこみ)で作っているような気がする。マーケットの要望をどの程度調査したのかも疑問である。

1.現在、ハードがどのような製品が提供されているかを無視したと言える。1Gのメモリが必要であるとすれば、その後のソフトウェアの対応を考えると快適に動かすのには4Gのメモリが適当ではないか。そのようなハードは市場に存在しない。

2.現在XPの機能のうちどれくらいをユーザーは使っているのだろうか。小生も一部しか使っていない。ビスタを導入しても使用する機能はXPどころか98クラスの領域であろう。不要の機能を満載しても宝の持ち腐れになる。

3.現在XPを使用しているが、不便で困ることや機能を改善して欲しい物はあまりない。特に今度ビスタで能力アップしたと言われるものは使う予定などない。

なお、ウイルス対策は強化されたと言っているが、ビスタを攻撃するウイルスがいつ頃出てくるか見物である。

対策は簡単である

2007-01-29 17:29:42 | Weblog
老後に夫と同居→妻の死亡確率2倍(朝日新聞) - goo ニュース

この内容であれば対策は簡単である。1.サラリーマンであれば5年以上単身赴任をして身の回りはできるようにする。2.お互いに異なる趣味を持ち、できるだけ別の日に出かけてその日は残った方が家事をする。
(同じ趣味を持つと同じ行動を取るのでかえってよくないのではないか)3.適当に喧嘩をする。
まあこんなところで効果があるのではないか。

生きがいは押しつけるものでなく醸し出すもの

2007-01-27 12:57:29 | Weblog
宮田秀明の「経営の設計学」 生きがい論は若者に通用するか 「理系離れ」の背景にあるもの [3/3](日経ビジネスオンライン) - goo ニュース

小生は工学部卒で製造業のOBである。戦後の若者は製造業に従事することに生きがいと誇りを持っていた。これは何も押しつけられてそうなったものではな い。戦後の物のない時期、外国製品が国産品よりも優れていた時代、その中で若者はそのような姿勢を取っていたのである。しかも国の将来に対して何らかの危 機感を持っていたのである。それは又、日本人が飢えに直面すると言うことでもあった。

現在は物があふれ、国産品は世界一との評価を得ている。この中で若者に対して日本の進路に理系離れでは希望が持てないという意識を持たせることが大事だと思う。このような危機意識を持つようになれば、理系理系を選択することに情熱と生きがいを持つようになるのではないか。

物作りが楽しいという話ではなく、物作りを頑張らなければ日本の将来はないという意識を若者が持つことが大事と思う。


マイクロソフトはハード条件を無視している。

2007-01-25 13:17:07 | Weblog
XPのサポート期限延長 MS、日本顧客の要望反映(共同通信) - goo ニュース

Vistaの推奨メモリは1Gとのことであるが、その場合、ソフトの重さを感じさせないだけのメモリ容量は4G以上になるのではないだろうか。小生の場 合、XPを1Gのメモリで快適に動かしている。これと同じような快適さはやはり4Gメモリではなかろうか。残念なことに市販のパソコンにメモリが4G迄拡 大できるものはない。小生はハードがここまで改良されるまではVistaを導入する気は全くない。マイクロソフトはハード条件を無視して開発したようだ。 XPのサポート延長は当然のことである。



公取委は視点を変えてみたら

2007-01-24 14:20:01 | Weblog
公取委、地下鉄談合でゼネコン名古屋支店など捜索(朝日新聞) - goo ニュース
談合は「解っちゃいるけど止められない」ではないか。談合する側の見地で何故談合するのかや、談合して受注を降りる場合のメリットなどに注目してみたらど うか。談合してもメリットが無くなれば談合はなくなる。談合してもバレねばよいと思う状態では談合は無くならないのではないか。談合そのもののメリットは どうすれば無くなるのかを考慮することも必要ではないか。