無荒老から一言

経営コンサルタント経験者の評論

論文の価値の評価をすべし

2008-02-13 12:56:47 | Weblog
東大の論文の生産性は低い? 学問は「かかったコスト」で評価できるのか(ニュース畑) - goo ニュース

計算が1件当たりでは論文の評価が玉石混淆になってしまう。重みを付けて評価すべきである。

論文の評価の一つの手段は、その論文が如何に多く他の研究者によって引用されたかである。勿論特許も含まれる。価値のある論文ほど多くの研究者が引用す る。これが万能とはいえないが、少なくともある程度の評価となる。但し、結論が出るまでには少なくとも10年は掛かるであろう。また、引用件数の勘定は大 変な仕事ともいえるが。

このような方法で成果をウェイト付けて評価すべきである。件数が少ないというだけで批判するとすれば、一つの論文を小分けして発表するだけで件数は増やせるのである。

ウェイト付けが必要なのにそれをしないのは「統計で嘘をつく方法」の一つではないか。