昨今の不透明で閉塞感漂う嫌な雰囲気の日本で、34歳以下の若年層の方の比較的安全な転職先として、以前からバス会社をお勧めしていたと思います。
もちろん、これに納得していただき就業していただくのであれば、公務員並みに安定した待遇で、無難に過ごすことは出来ると思います。
しかし、若者の中には、大手とか中小に限らず、日本の就業環境自体に疲れたと云う人もいます。
こんな人に、バス会社の就職を提案しても、響かないのは自明のことと思います。
確かに日本は、平均年齢が50歳をです。この平均年齢からくる、強烈な同調圧力は、若者の本来持つ良いところまで潰してしまうかもしれません。
この様に、自分の年齢より20歳以上高い平均年齢の国の場合、若いうちは海外に出稼ぎに行くのが自然の流れです。
しかし、日本には海外への出稼ぎの文化がなく、お金のある裕福な一部の人の特権のように今も思われています。
そのため、なす術なく国内で燻り続ける若者が量産されます。
我々アラフィフ、アラフォー世代の頃も、問題視されていた課題ですが、海外への出稼ぎ環境の整備を、政府が積極的に行わない以上、今後も今と環境は変わらないでしょう。
そんな中で、我々世代と違い、今の若い人に朗報とも云える環境の違いがあります。
それは、移民受け入れ政策に基づき、外国人のコミュニティが形成されつつあることです。
そして、それに伴う移民の企業家の増加です。
この環境下ならば、日本に居ながら海外出稼ぎ感覚を楽しむことが出来ると思います。
日本で悪事をはたらく外国人の方は論外ですが、日本で真面目にビジネスを考えている移民の方のところでは、働いてみるのもありかと思います。
その方がむしろ、日本企業では得られない貴重な体験を前向きに積めるのでは?と、私は夢想します。
企業家の移民の方には、是非とも日本の若年層の雇用について、積極的に考えてもらいたいものです。
移民の方から観ると、今の日本の若者は意気地が無い様に見えると思います。
但し、平均年齢50歳の同調圧力の中で生活すれば、意気地なんか安易に見せたら、集団リンチされ、最後は強引に踏み絵を踏まされます。
そんな悩める若者達の、日本独特の同調圧力への防波堤に、移民のコミュニティは成って頂けると有り難いです。
若いうちは、アグレッシブに生きるべきです!攻撃腺の勢いで!
受け身で女性にしてもらうことを待つのは、中高年から考えても遅くないです。