あと1歩前に

あれよあれよというまに50代も通り越し60代に仲間入り。心地よく毎日を送りたい。穏やかな日々が一番です。

いつも不思議に感じること

2018-04-19 22:02:20 | 社会
 常々感じることなのですが、外に出かけると高確率で自分がとても貧しいような気がします。

ちょっと歩けば、どこもかしこも新しい新築の家が立ち並び「私は一生自分で家を建てることはできないだろうな」と再認識します。

さらにどう見てもお金持ちであろうという個性的な豪邸や昔ながらの大きなお屋敷など、まぁホントに沢山見掛けます。むしろそちらの方が大多数にすら感じます。

なにか普通のように海外に旅行に行き、こ綺麗な洋服をまとい、おしゃれな靴を履き、安物ではないバッグを持って噂の新しいレストランへ食事に行く。私は着物を趣味にしていますが、着物仲間はみんな高額な着物を誂えていてリサイクル専門の私とはちょっと違います。

子どもには十分な教育費をかけて習い事をさせたり仕送りをしたりしているように感じます。ピアノ習うのも結構お金かかるんですよ。

私の子どもの同級生はみんな都心に一人暮らし。すごいなぁ、みんないくらぐらい仕送りしてもらっているんだろう、、、と。
私なりには一生懸命やってきたつもりですが、世間的には全然追いついていけない。

人と比べる必要はないんですが、なんだかどうにも違和感があるのです。
私はどこかで取り残されていたのだろうか、、。

そこそこの給料はもらっていて、車もあって、そこそこの生活はできて、子どもも大学院まで行かせているので貧しいというのは適切ではないような気もしますが、持ち家はないし、老後の蓄えもないし、海外旅行に行くような余裕もありません。

どうして世の中の人々はこんなに立派な生活をしているのだろうと本当に不思議になります。

立派な家に住んでいる人と、綺麗な服装をしている人と、海外旅行に行く人と、子どもに十分な教育費をかける人というのはそれぞれ別分野の人たちなのかもしれません。

自分は何を得たいのか、そのために失うものは何なのか、私は何を得て、何を手放したのか、、、

私は自由を選んだから、一般的な幸せからは遠ざかったということなのかな。
コメント
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