movieloverの辛口日記2!

50代のおっさんの日記です。書きたいこと書いてます。

『明るい夜に出かけて』(佐藤多佳子)

2022年12月04日 00時06分04秒 | 読書

佐藤多佳子の『明るい夜に出かけて』を読んだ。山本周五郎賞受賞作。


 

主人公の大学生の富山は心を病んで大学を休学、接触恐怖症を抱え他人と触れ合えないなかで、一人暮らしを始めてコンビニで働いている。そんな状況ながら、コンビニのバイトの先輩で歌い手の鹿沢、高校の同級生でラジオのリスナー仲間の永川、コンビニの客でラジオのリスナー仲間の女子高生の佐古田たちと交流をあたためていく。

お話のメインに実在のラジオ番組があるっていうのが異色。登場人物はほぼ上記の4人で、ラジオの話と4人の交流を描く青春小説。絶賛するほどではないものの、温かい気持ちになれる、楽しく読める作品だ。


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