7月1日(金)
この日は区役所で参議院選挙の期日前投票。
検討するばかりで重要課題に何にも手を付けない岸田政権にお灸をすえたいのだが、受け皿になる野党がないのが悩ましいところ。投票の結果はどうなってるんだろうか?
7月1日(金)
この日は区役所で参議院選挙の期日前投票。
検討するばかりで重要課題に何にも手を付けない岸田政権にお灸をすえたいのだが、受け皿になる野党がないのが悩ましいところ。投票の結果はどうなってるんだろうか?
桜井美奈の『殺した夫が帰ってきました』を読んだ。衝撃的なタイトルから引き込まれてしまうミステリー。
|
DVに耐え切れず夫を崖から突き落として殺害した茉菜は、事件が発覚していないうちに仙台から東京へ引っ越して働いていたのだが、事件から5年ほどたったころに殺害したはずの夫和希が現れる。夫は事件以前の記憶をなくしているらしく、とりあえず一緒に暮らすのだが、仙台の警察から夫の白骨遺体が発見されたとの連絡がきて・・・。
最初からひっかかり(違和感)を感じつつ読んでいたのだが、読み進めるにつれて「?????」な展開。でもって明かされる驚きの真実にガツーンとやられた。そうかそういうことか。いやー、巧くだまされたような気分。なかなかに面白く読める作品で、読み応えあり。
以下ネタバレを含むので未読の方は読まないように。
この作品のキモは、茉菜(本当は愛)も和希(本当は佑馬)もそれぞれがなりすましなところで、この展開は、生前の本当の茉菜が愛に結婚相手の写真として佑馬の写真を見せていたことによって起こる。それで愛が佑馬を和希だと思い込んでしまうのだが・・・。自分の結婚相手だと言って別人の写真を見せるなんて普通に考えるとかなり無理があると思うのだが、そこがこの作品の重要なポイントだ。