とうとうやって来てしまった・・・。
福ちゃんのXデー。
避妊手術をして【おナベちゃん】になる、福ちゃん。
福ちゃんの長生きの為に決めた事だけど。そう、福ちゃんの為に決めた事だけど・・・。
やっぱり心配だなぁ・・・。
その心配の訳は・・・麻酔。
術前検査で【問題無し】とは出たものの、何が起こるかはわからない。
実際、３年前にももが天使になった時は手術中に旅立ってしまった。
まさかこんな悪夢が起こるはずが無い、と思っていた事が起こったから。
３年経った今は現実も受け入れ、色々考えて前向きに進んでいるつもりだけど
やっぱりその恐怖、不安を忘れている訳ではない。
心の奥にしまい込んでいるだけだから。
こういうキッカケがあれば、いつだって取り出せる場所にあったのだ。
でも。
将来、防げるはずの病気に福ちゃんが罹って苦しい思いをしたら
それこそももの時に苦しい程悔やんだ事を生かせてない事にみわんこ。自身は耐えられなくなるだろう。
そしてももにも悔しい思いをさせてしまうかもしれない。
福ちゃんの避妊手術を知った知り合いの数人から
『福ちゃんに時次君との子供を生ませないの？』と聞かれた。
確かにみわんこ。も愛しい福ちゃんや時次の血を分けたお子を見たいと思う。
抱きしめて一緒に生きていきたいとも思った。
でも、いつ生ませられるかも予定のたっていない状況で、手術をしないまま
【福ちゃんの体の中で病気の発症率がどんどん上がっていく事】は
【福ちゃんや時次の血を分けたお子が存在しない】
事より辛いから手術を決心した。
みわんこ。は愛しい愛しいももの血を分けた子供がどうしても欲しかった。
だから病気などの知識も余り持たないまま、ももの避妊手術をしませんでした。
結果、ももは時次の子供を妊娠途中で未熟な子宮の状態が急変し、悪化し、
手術途中で体力がもたずに天国へ行ってしまいました。
同じ過ちは犯したくない。
確かに愛しい子の血を分けたお子は愛しいだろう、可愛いだろう。
でも、血の繋がりとは関係無く様々なご縁で出逢ったもも、時次、そして福ちゃん。
３人とも愛しい宝ではないか。
かけがえの無い愛しいお子達ではないか。
本当に家族になる運命・絆は血だけではない事を
みわんこ。はもも、時次、福ちゃんと出逢って身をもって知ったのだ。
だからこれからの未来も、みわんこ。達と家族となり共に進んでいくお子が
色んなご縁で、そして繋がりで現れるかもしれない。
それは血で繋がっていてもいなくても充分愛せる存在だ。
それが本当の家族だ、と思った。
今日は朝からソワソワしているみわんこ。の気配が伝わったのか
福ちゃんも落ち着かない。
そしてもちろん、時次もソワソワ・・・。
お昼前に病院に行き、福ちゃんを預ける。
家で留守番をしているキュンコ犬の為に急いで帰る。
今朝は福ちゃんが絶食だったので時次にも食べさせていなくて
きっと腹ペコだと思ったが、余り食べなかった。
時次もちょっとばかしテンション下がって食欲も落ちてるのかなぁ？
その後は気を紛らわせるように昨日の掃除の続きをして
持ち帰っていた会社のタオルを洗って、コタツ布団の犬毛を取りまくって、
時次をこねくり回して、追いかけっこして、我が家のグリーン達に水をやりながら
『福ちゃんにパワー送ったってなぁ。』とお願いする。
グリーン達には毎日声を掛けているのだが、今日は更に念を押して頼んだ。
一通り用事を済ましてしまうと、もう、どうしようもない。
どうやって時間を潰そうか・・・。
急に携帯が鳴った・・・ダンナからだった。
『福ちゃん、どうなん？』やっぱり心配らしい。
まだ、夕方に電話して迎えに行く予定やで、と伝えて切る。
時計を見ると・・・４時。
先生からは『５時頃に一度お電話下さい。』と言われたから、まだあと１時間もある。
こんな時の１時間は長く感じる・・・寝ちゃうとあっという間なのに。
じゃあ寝るか・・・ってコロンと横になってみても、ムリ。
でも、何かあるのなら連絡があるはず。
この位の時間だともう手術は終わってるはずだし、大丈夫だろう。
【便りが無いのが良い便り】とは良く言ったもんだ。
で、なんだかんだで５時頃に病院に電話をしたら
『福ちゃんはもう麻酔から覚めて起きてますよ。』との事。
あ～～～、よかった。
急いで迎えに行くと手術の疲労からか少しトロンとした（いつもか！？）
福ちゃんが尻尾を振ってくれた。
『福ちゃんは子宮と卵巣、全摘出しましたので、
この部分に関する病気はもう、心配ありませんよ。』
この言葉を聞いて、噛み締める。昨日までの心配が全て溶けていく。
あんなに色んな事を考えていたのが嘘みたいだ。
でも、本当に、ほっとした。
『福ちゃん、今日はお疲れさんね。一緒にお家帰ろうね。』
とまたまた急いで家路へ。
そしてやっぱり家では・・・キュンコ犬が約７時間振りに再会した
福ちゃんを見て喜びながらクルクル回ってキュンコキュンコ言っている。
喉が渇いているかも。。。とヤギミルクを作って時福に。
でも、福ちゃんはまだ少しテンションが低く、飲まなかった。
おナベになって初の写真を撮っている間に時次が福ちゃんのミルクを飲んじゃった。
福ちゃんは部屋中ウロウロして自分の落ち着ける所を探しているみたい。
自分のアジトや時次のアジト、ダンナの布団やみわんこ。の布団、座椅子・・・
ヘタにちょっかいを出さずに見守る事に。
ダンナの布団に落ち着いたと思ったら、急に動き出してチッコ＆ンコをなさったナベ福。
ずっとガマンしてたんやろね、頑張ったね。
今は何故か時次のアジトでネンコしている福ちゃん。
今日はそっとしておこう。
なんだかんだ色々考えた１週間でしたが
あっという間に手術当日になり、そして今ではもう完全なおナベだ。
ちょっと何かが変わったのかな？でも本当は何にも変わっちゃいない。
自信を持って言える事は、リニュゥアルされた福ちゃんは前よりも長生き率アップ！
という事だ。
絶対にそうだ。
これからもみわんこ。は時福と一緒に元気に面白おかしく（時にはまじめに）生きていきます。
なので皆様、これからも宜しくお願い致します。
いつものごとく長くダラダラした文ですが読んで下さってありがとうございました。
福ちゃんのXデー。
避妊手術をして【おナベちゃん】になる、福ちゃん。
福ちゃんの長生きの為に決めた事だけど。そう、福ちゃんの為に決めた事だけど・・・。
やっぱり心配だなぁ・・・。
その心配の訳は・・・麻酔。
術前検査で【問題無し】とは出たものの、何が起こるかはわからない。
実際、３年前にももが天使になった時は手術中に旅立ってしまった。
まさかこんな悪夢が起こるはずが無い、と思っていた事が起こったから。
３年経った今は現実も受け入れ、色々考えて前向きに進んでいるつもりだけど
やっぱりその恐怖、不安を忘れている訳ではない。
心の奥にしまい込んでいるだけだから。
こういうキッカケがあれば、いつだって取り出せる場所にあったのだ。
でも。
将来、防げるはずの病気に福ちゃんが罹って苦しい思いをしたら
それこそももの時に苦しい程悔やんだ事を生かせてない事にみわんこ。自身は耐えられなくなるだろう。
そしてももにも悔しい思いをさせてしまうかもしれない。
福ちゃんの避妊手術を知った知り合いの数人から
『福ちゃんに時次君との子供を生ませないの？』と聞かれた。
確かにみわんこ。も愛しい福ちゃんや時次の血を分けたお子を見たいと思う。
抱きしめて一緒に生きていきたいとも思った。
でも、いつ生ませられるかも予定のたっていない状況で、手術をしないまま
【福ちゃんの体の中で病気の発症率がどんどん上がっていく事】は
【福ちゃんや時次の血を分けたお子が存在しない】
事より辛いから手術を決心した。
みわんこ。は愛しい愛しいももの血を分けた子供がどうしても欲しかった。
だから病気などの知識も余り持たないまま、ももの避妊手術をしませんでした。
結果、ももは時次の子供を妊娠途中で未熟な子宮の状態が急変し、悪化し、
手術途中で体力がもたずに天国へ行ってしまいました。
同じ過ちは犯したくない。
確かに愛しい子の血を分けたお子は愛しいだろう、可愛いだろう。
でも、血の繋がりとは関係無く様々なご縁で出逢ったもも、時次、そして福ちゃん。
３人とも愛しい宝ではないか。
かけがえの無い愛しいお子達ではないか。
本当に家族になる運命・絆は血だけではない事を
みわんこ。はもも、時次、福ちゃんと出逢って身をもって知ったのだ。
だからこれからの未来も、みわんこ。達と家族となり共に進んでいくお子が
色んなご縁で、そして繋がりで現れるかもしれない。
それは血で繋がっていてもいなくても充分愛せる存在だ。
それが本当の家族だ、と思った。
今日は朝からソワソワしているみわんこ。の気配が伝わったのか
福ちゃんも落ち着かない。
そしてもちろん、時次もソワソワ・・・。
お昼前に病院に行き、福ちゃんを預ける。
家で留守番をしているキュンコ犬の為に急いで帰る。
今朝は福ちゃんが絶食だったので時次にも食べさせていなくて
きっと腹ペコだと思ったが、余り食べなかった。
時次もちょっとばかしテンション下がって食欲も落ちてるのかなぁ？
その後は気を紛らわせるように昨日の掃除の続きをして
持ち帰っていた会社のタオルを洗って、コタツ布団の犬毛を取りまくって、
時次をこねくり回して、追いかけっこして、我が家のグリーン達に水をやりながら
『福ちゃんにパワー送ったってなぁ。』とお願いする。
グリーン達には毎日声を掛けているのだが、今日は更に念を押して頼んだ。
一通り用事を済ましてしまうと、もう、どうしようもない。
どうやって時間を潰そうか・・・。
急に携帯が鳴った・・・ダンナからだった。
『福ちゃん、どうなん？』やっぱり心配らしい。
まだ、夕方に電話して迎えに行く予定やで、と伝えて切る。
時計を見ると・・・４時。
先生からは『５時頃に一度お電話下さい。』と言われたから、まだあと１時間もある。
こんな時の１時間は長く感じる・・・寝ちゃうとあっという間なのに。
じゃあ寝るか・・・ってコロンと横になってみても、ムリ。
でも、何かあるのなら連絡があるはず。
この位の時間だともう手術は終わってるはずだし、大丈夫だろう。
【便りが無いのが良い便り】とは良く言ったもんだ。
で、なんだかんだで５時頃に病院に電話をしたら
『福ちゃんはもう麻酔から覚めて起きてますよ。』との事。
あ～～～、よかった。
急いで迎えに行くと手術の疲労からか少しトロンとした（いつもか！？）
福ちゃんが尻尾を振ってくれた。
『福ちゃんは子宮と卵巣、全摘出しましたので、
この部分に関する病気はもう、心配ありませんよ。』
この言葉を聞いて、噛み締める。昨日までの心配が全て溶けていく。
あんなに色んな事を考えていたのが嘘みたいだ。
でも、本当に、ほっとした。
『福ちゃん、今日はお疲れさんね。一緒にお家帰ろうね。』
とまたまた急いで家路へ。
そしてやっぱり家では・・・キュンコ犬が約７時間振りに再会した
福ちゃんを見て喜びながらクルクル回ってキュンコキュンコ言っている。
喉が渇いているかも。。。とヤギミルクを作って時福に。
でも、福ちゃんはまだ少しテンションが低く、飲まなかった。
おナベになって初の写真を撮っている間に時次が福ちゃんのミルクを飲んじゃった。
福ちゃんは部屋中ウロウロして自分の落ち着ける所を探しているみたい。
自分のアジトや時次のアジト、ダンナの布団やみわんこ。の布団、座椅子・・・
ヘタにちょっかいを出さずに見守る事に。
ダンナの布団に落ち着いたと思ったら、急に動き出してチッコ＆ンコをなさったナベ福。
ずっとガマンしてたんやろね、頑張ったね。
今は何故か時次のアジトでネンコしている福ちゃん。
今日はそっとしておこう。
なんだかんだ色々考えた１週間でしたが
あっという間に手術当日になり、そして今ではもう完全なおナベだ。
ちょっと何かが変わったのかな？でも本当は何にも変わっちゃいない。
自信を持って言える事は、リニュゥアルされた福ちゃんは前よりも長生き率アップ！
という事だ。
絶対にそうだ。
これからもみわんこ。は時福と一緒に元気に面白おかしく（時にはまじめに）生きていきます。
なので皆様、これからも宜しくお願い致します。
いつものごとく長くダラダラした文ですが読んで下さってありがとうございました。