ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

バヤデルカ-1月19日-アラーシュ・シプリナ・ネポー

2007年01月24日 | Weblog
アラーシュがプリンシパルに昇格したことが発表された日のバヤデルカの内容をUPします。
 
配役
ニキヤ:アラーシュ
ガムゼッテイー:シプリナ
ソレル:ネポロジニー
ラジャ:アレクセイ・ロパレビッチ(アラーシュのご主人 写真 アラシュの後ろ)
大僧正: アンドレイ スィトニコフ
苦行僧: ヤン ゴドフスキー
ドラムの踊り: Irina Semirechenskaya, Pavel Dmitrichenko Denis Medvedev (写真左後方の3名)
黄金の像:イワン ワシリエフ
マヌ:アンナ レベトスカヤ
3幕の影の王国のバリエーション :第1バリエーション エカテリーナ・クリサノワ、第2バリエーション: ナターリア・オシポバ 第3バリエーション :アンナ・ニク-リナ
指揮: パベル クリニシェフ
その他 1幕で足首から伸びたリボンを掲げて踊る二人のジャンペの役の一人がジュ・ユン・ペという韓国人のバレリーナでした。昨年の日本公演でも同じ役で踊っていました。
舞台ですが第一幕の最初の方の兵隊が剣を持って踊りながら入ってくるところで兵隊の一人がすってんころりん。直ぐ何事もなかったように復帰していましたがスリップしたんでしょう。
てなことがあったのでこの前見た時のマヌの水壺が頭から離れなかったアクシデントを思い出して一寸ドキドキしましたが幸い2の舞は無し。
アラーシュは今日は自分の黒髪がこの役にぴったりで額に付けたインドの赤い飾りが輝いて雰囲気あり プリンシパルに昇格するのにふさわしい踊りを披露していました。
シプリナはその確かな技術と輝くばかりの美貌、若さをぶつけたジャンプや回転が光り拍手喝采を浴びていました。
1幕のニキヤとガムゼッティのソレルをめぐる女の争いの見せ場の踊りも二人の殺気が感じられる舞台でした。
又一幕の最後の幕が閉じられる瞬間にガムゼッテイーが舞台中央でニキヤゆるさじという演技があるのですがシプリナはここで握りこぶしを下に向かって押し付けるという演技で怒りを表現。
二幕の黄金の像 ワシリエフはジャンプも高く回転も速く 素晴らしい演技。
三幕の影の王国は何度見ても感動的場面ですがやはりこのボリショイのNew Stageの狭さの為スロープが若干短いのは残念。
ひいきのコバヒゼがグラン・パを踊っていましたが舞台中央でバランスで微動だにしないのは見事でした。
 
動画 1 :二幕後カテコ、太鼓の踊りまで
      ところでこの日上演時に下がるオケボックスとの境の壁が二幕上演後に通常の位置よりはるか上まで上がってしまったため一列目の席から舞台が見えにくくなりました。この為動画が途中で
ぶれたり見えにくくなったりしていますがご了承ください。最終幕ではこの故障は発生しませんでした。
         :マヌー、黄金の像、シプリナ、ネポ
          :アラシュ
         4 :3幕後 コル・ド コバヒゼのアップ、バリエーション1,2,3
          5  アラシュ、ネポ (この後 発表でした)
 
 


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