ボリショイ劇場 & シドニ-オペラハウス観劇記

元モスクワ、現在シドニ-赴任の元商社マンによるボリショイ劇場やシドニ-オペラハウスなどのバレエ、オペラ観劇記です

ボリショイバレエ パリ公演 ザハロワ、マトビエンコ 影の王国

2008年01月20日 | Weblog

続いてフランス特派員Fさんよりのカテコ写真とレポートです。

 

ボリショイは11,12,13日と「カルタ遊び」「バヤデルカ影の王国」「スペードの女王」の3作品による「バレエ小品集」を上演しました。

 

昨年末にモーリス・ベジャールが亡くなってより、現在最長老となった巨匠振付家ローラン・プティも自作「スペードの女王」のカーテン.コールの登場し、パリの観客を大いに喜ばせました。

 

バヤデルカ「影の王国」はセカンド.キャストのグラチョーワ、ウヴァーロフのほうが素晴らしかったのですが、フランスのバレエ関係者は11日の初日にご招待されていましたから、ザハロワ、マトビエンコを大いに評価する舞台評が出回っています。

 

フランス人女性の目には『スペードの女王」のツィスカリーゼは非常に魅力的に映るらしく終演後に「なんてハンサムなの」と口々に語るパリ.ジェンヌの姿がおおく見うけられました。

 

週末にボリショイの代表作が複数見られることから、パリのみならず、近隣のヨーロッパ各地や、連休にあたった日本からも観に訪れたファンが多かったようで、パリ.オペラ座は大いに盛り上がりを見せました。

 

 



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4 コメント

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ハンサム (ひめ)
2008-01-21 23:40:44
ハンサム、とは思いますが、
なんてハンサムなの!!とまでは・・・
すみません、個人的意見です。
でも踊りは本当に見せてくれますよね、ツィス氏。
いつもいつも感動させられます。
「バヤデルカ」は私的にはザハロワ・マトヴィより
グラチョーワ・ウヴァのほうが好きです。
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ハイ (管理人)
2008-01-22 02:55:55
モスクワ特派員ひめさん
お帰りなさいませ。
日本のお休みは如何でしたか?
当方同感です。フランス特派員さんもグラチョーワ・ウヴァがお好きなんですが写真が上手く撮れなかったとのことでした。
年末のくるみの寄稿お待ちしております。
今月31日の当方誕生日の「白鳥」はザハロワ、ウヴァーロフ、ツィスカリーゼの豪華キャスト、名教師ファジェーチェフ先生75歳を祝う特別公演、2月2日の『白鳥」はやはり名教師ニコノフ先生70歳を祝う特別公演で、弟子のネポロジニーらが出るらしいとの情報聞いております。もしこれらの公演もご覧になれば是非観劇記宜しくお願いします。
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Unknown (Nana)
2008-01-26 14:38:07
フランス特派員Fさま、
観劇記、有難うございます!

プラチナ・チケットでの貴重な観劇記、写真、多くの方がご覧になり、楽しまれたことと思います。Fさまも、また他の方も、今後も余力ありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。

管理人様、
また新しい方からの寄稿とは、バンコク転勤後も、ブログを続けられた甲斐がありましたね!

>バヤデルカ「影の王国はセカンド・キャストのほうが素晴らしかったのですが・・・

笑いました。色々とよくご承知の方のようで。
批評には批評の役割もあるので、キャスト選びでは私たち消費者の側が、別の判断材料を持たないといけないと思っていますが、海外事情は、時折現地で見た知り合いの話が入ってくるだけで、公演評は私も結構読んじゃってます。真に受けている時もあるかも。

グラチョーワは産休後、古典では「素晴らしい」とのコメントはじめて見た気がします。ウヴァーロフは、例えばグラチョーワを抱き上げて、降ろす時ゆーっくりゆったり行い、その間、グラチョーワがゆっくり腕を動かして、見ていてうっとりする世界を作り上げますね。

写真で見ると、ザハロワ、マトヴィエンコもヴィジュアル的に綺麗で見栄えがしますね。
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ども (管理人)
2008-01-26 16:18:58
NANAさん
コメントどうもありがとうございます。
特派員Fさんも可也のバレエ通ですね。
グラチョーワもごらんになったようですが残念ながら良い写真が撮れなかったとかでカテコ写真は無しなのは残念ですが。今年の来日メンバーに今の所名前が無いのはまことに残念ですが。
と言ってもバンコク駐在のままだと一寸この時期日本まで来て見るのは厳しいですが。
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