12月24日のマチネは「モーツワルトとサリエリ」という一幕のオペラとChopinianaのバレーでした。
モーツワルトとサリエリはプーシキンの原作にコルサコフが作曲した物でボリショイでは1901年の初演から今回の上演まで194回、1999年の演出版で32回と長い歴史のある作品です。舞台にはMozart役のMarat GaliakhmetovとSalieri役のVyachaslav Pochapsvのみで一部他の役者が一寸だけ出たりしますが殆ど二人だけ、舞台装置も小さなグランドピアノといす、机といった至って簡単なものです。
今回のオペラを見た後改めて映画のアマデウスを見ましたがSalieriがMozartの才能を憎むという基本は一緒です。映画では後半でMozartにSalieriが黒服で変装してレクイエムの作曲を頼みその督促に疲れたMozartが過労死するという場面がありますがこのオペラではMozartはやはり黒服の男にレクイエムの作曲を頼まれその督促で疲れるところまでは同じですがSalieriはワインに毒を盛ってMozartを毒殺しようとして思い止まったりします。写真左がSalieriで右がMozartです。
カーテンコールの動画 Mozart役のGaliakhmetovは最近何度もオペラの2枚目の役で見かける俳優です。
上記の投稿についてですが、当のバレリーナ本人に何かしら差し障りがあってもなにかと友人から指摘されてしまいました(かの地で日本語の投稿が読まれるとは思いませんが。また誹謗中傷には当たらないと思うのですが)。正月早々、お手数かけ恐縮ですが、念の為、削除していただけるでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
今後ともたまにのぞいてコメント宜しくお願いします。
ボリショイには興味がある(どちらかというとバレエよりオペラのほう)ので、楽しみに拝見させていただきます。
ボリショイ前のツリー、きれいですね。ロシアのクリスマスはやはり十二夜続くのでしょうか。Epiphany は、ないそうですが。
さて、ガリアクメトフさんと共演することが多い様子のオルファリオン、という室内楽団をご存知でしょうか。同名のグループはたくさんあり、肝心のロシアのは見つけられませんでした。活動等について、お教えいただければ幸いです。
尚別途ブログに修正のせる積りですが正確にはロシアではクリスマスツリーではなく新年を祝うツリーだそうです。